
ジェットエイジ、初期のフリート。1960年代のアメリカン航空。
先ずはボーイング707.707には実に多くモデルが存在し、全てを理解するのはとても困難です。アメリカン航空の707はモデルの中でも他と少し違い、胴体の長さが一番短いのが特徴です。ボーイングは顧客の(エアライン)の要望に出来るだけ答えようと、いちいち長さを変えたりして、プラモでそれをたどって再現しようとするともう訳が分からなくなり、あきらめたほうが簡単だと思います。
この頃の操縦席は今と違って、4人が乗務していたと思います。キャプテン、コ・パイロット、FE(フライトエンジニア)、それに航法士、あと、通信士?5人?ともかく賑やだったでしょうかね。
その後、今度はコンベアー990が導入されることに。
見た目707と大して変わらないように見えますが、胴体の太さに違いが。707が6列に対して、990は5列になっています。
この990の一番の特徴は主翼の後ろについているコーンみたいなやつ。ショック・コーンとかいうやつで音速に近いスピードで飛ぶときにこれがあると空気抵抗が減るらしいです。なかは燃料タンクにしてあるようです。でもわざわざこんな大掛かりなことまでしなくても707などは充分に速かったと思います。
そして60年代後半になると727が登場してきます。こうなるとCV-990の存在価値が殆どなくなります。やはり早々に990はリタイアしていきました。
これのおかげで行き場所がなくなったCV-990
残念でした。でも模型としてはとても面白い存在だと思います。
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