奥出雲町オロチの深山きこりプロジェクトは、間伐推進と地域振興を目的に間伐材を出荷すると町商工会商品券が交付される仕組みで、平成24年4月にスタートし今年で3年目を迎えます。
同プロジェクトでは、「安全作業が第一」と考え、出荷登録者等を対象としたチェーンソーの安全な伐木造材作業や集材作業などの研修に力を入れています。
平成26年6月28日、奥出雲町オロチの深山きこりプロジェクトの今年度第１回目となるチェーンソーの安全作業研修会を開催しました。当日は町内から11名が参加しました。今回は研修受講者の技術に合わせて２コースに分かれて実施しました。
Aコース（チェーンソーの目立て、チェーンソーワーク）
研修に初めて参加する方などを対象に、GIT-島根の遠藤氏、内ヶ島氏を講師に懇切丁寧に指導していただきました。
【写真： 目立てのポイント（刃の目立て角度等）、チェーンソーの基本姿勢などを初心者へもわかりやすく説明】
Bコース（チェーンソーでの伐木造材）
昨年度までにAコースを修了した方を対象に、仁多郡林業研究グループのメンバーが現地での伐採方法の指導をしました。
【写真：伐倒前の安全確認、受口づくり、追いづる切り、伐根の確認】
次回は８月９日（土）開催予定で、PCウィンチによる集材作業の研修も行います。
