近年、イノシシによる被害は農作物に止まらず、畦畔や土手・法面の掘り起こしや水路崩しにまで及ぶこともあります。
このため、中山間地域総合整備事業などの「農業農村整備事業」として鳥獣害防止施設の設置が進められています。
防護柵等の設置に際しては、イノシシの習性を踏まえた整備が効果的なことから、昨年度に引き続き、県庁農村整備課から依頼を受け、農業土木専門技術研修会において当事務所の鳥獣専門指導員が「イノシシの生態と対策のポイント」について説明しました。
今年度の研修会は12月20日(木)、松江市の島根県土地改良会館で行われ、農業土木関係者など50名の参加がありました。