Mさんは、舌に小さな腫瘍ができて、
10月には腫瘍を切除する手術を行う予定になっていました。
しかし、Mさんの舌には、別種の変位があることから、
話を進めていくと、、、Mさんの娘さんの口から
Mさんには、軽い独語症があることが知らされました。
はじめて、自分が独語症を発症していることを知ったMさん、
~~どんなにびっくりしたことでしょう。
・・・自分という人間に、不安感を抱いたことと思います。
Miz はその日(8月1日)は、Mさんに対しては、
舌の変位を修整する手技を中心に行いました。
目的は、10月に予定されている腫瘍の切除手術に備えて、
その前に舌の変位を正し、舌の状態を整えようという意図があります。
そしてもう一つの思い、それは、
舌の変位を改善することで、独語症に少しでも貢献できるかも、という期待・・。
舌の変位は、歯並び(歯ぐき)の変形の影響を受けています。そして、
歯並びの変形は、下顎、顎関節、咬筋、頚椎、などの影響を受けています。
それらを総合的に修整する必要があります。
Mさんの下歯ぐきから、舌の裏側を探っていくと、
Mさんの舌は、左に回旋している(ひねり)状態であることが分りました。
・・そのため、舌の表側と裏側にズレが生じている感じ・・。
・・~~これには、ちょっとオドロキ。
このような舌の変位を、一気に修整することは出来ませんが・・・、
しかし、
Mさんはその後、2週間に一度のペースで来室し、
一昨日(9/21)、Mさんから、
「病院の先生が「腫瘍が小さくなっていますね」って言ってくれました」
という報告を受けました。
・・Miz は、これは舌の変位修整の成果だと勝手に評価していますが、
「まあ、よかったわねえ」ということで、
以前の舌の状況と、今の状況を比較するための写真をパチリ。
8/1整体後
9/21
確かに、舌の色艶が良くなっているような・・。
ところで、気になる独語症についてですが・・、
Mさんの娘さんにお聞きすると、
「独語症が全く出ない日が続くかと思うと、急に出たりして・・、
う~ん、、、総合的にみて、
2~3割は減っているように感じますが、まだ、なんとも、・・・」
という答えでした。娘さんによれば、
「手指のチック症状が出る日は、独語症が多い」
「不安に思う問題があると、独語症が出やすい}
という指摘も更にあって・・・、
独語症は、舌だけの問題ではないということを思い知らされました。
しかし、独語症が、脳の問題であると同時に、舌(ことばの発声)に関わる問題(ルート)を含んでいるというMiz の感想は、まだ、捨てがたく思っています。
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