みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

舌の変位

2012-09-21 | 独語症 , 舌

Mさんは、舌に小さな腫瘍ができて、

10月には腫瘍を切除する手術を行う予定になっていました。

 

しかし、Mさんの舌には、別種の変位があることから、

話を進めていくと、、、Mさんの娘さんの口から

Mさんには、軽い独語症があることが知らされました。

はじめて、自分が独語症を発症していることを知ったMさん、

~~どんなにびっくりしたことでしょう。

・・・自分という人間に、不安感を抱いたことと思います。

 

Miz はその日(8月1日)は、Mさんに対しては、

舌の変位を修整する手技を中心に行いました。

目的は、10月に予定されている腫瘍の切除手術に備えて、

その前に舌の変位を正し、舌の状態を整えようという意図があります。

そしてもう一つの思い、それは、

舌の変位を改善することで、独語症に少しでも貢献できるかも、という期待・・。

 

舌の変位は、歯並び(歯ぐき)の変形の影響を受けています。そして、

歯並びの変形は、下顎、顎関節、咬筋、頚椎、などの影響を受けています。

それらを総合的に修整する必要があります。

 

Mさんの下歯ぐきから、舌の裏側を探っていくと、

Mさんの舌は、左に回旋している(ひねり)状態であることが分りました。

・・そのため、舌の表側と裏側にズレが生じている感じ・・。

・・~~これには、ちょっとオドロキ。

このような舌の変位を、一気に修整することは出来ませんが・・・、

 

しかし、

Mさんはその後、2週間に一度のペースで来室し、

一昨日(9/21)、Mさんから、

「病院の先生が「腫瘍が小さくなっていますね」って言ってくれました」

という報告を受けました。

・・Miz は、これは舌の変位修整の成果だと勝手に評価していますが、


「まあ、よかったわねえ」ということで、

以前の舌の状況と、今の状況を比較するための写真をパチリ。

8/1整体後 9/21


確かに、舌の色艶が良くなっているような・・。

 

ところで、気になる独語症についてですが・・、

Mさんの娘さんにお聞きすると、

「独語症が全く出ない日が続くかと思うと、急に出たりして・・、

う~ん、、、総合的にみて、

2~3割は減っているように感じますが、まだ、なんとも、・・・」

という答えでした。娘さんによれば、

「手指のチック症状が出る日は、独語症が多い」

「不安に思う問題があると、独語症が出やすい}

という指摘も更にあって・・・、

 

独語症は、舌だけの問題ではないということを思い知らされました。

しかし、独語症が、脳の問題であると同時に、舌(ことばの発声)に関わる問題(ルート)を含んでいるというMiz の感想は、まだ、捨てがたく思っています。

 


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