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愛・地球博最終日を翌日に控えた昨日、「市民の叡智~市民プロジェクト185日の軌跡から~」と題して、「地球の愛し方」をテーマにプロジェクトを行ってきた市民のメッセージを映像とトークで綴り、184日間を振り返るイベントを行った。「万博は時代のエンジンを見せるショールームである」という、市民参加プロデューサーの小川氏のコメントからスタート。185日という期間の中で、参加市民として活動した皆さんが、この「愛・地球博市民プロジェクト」というイベントを通じて伝えたかった事、感じた事を、総勢70名近くのプロジェクトがリレースピーチを行なった。「私の人生で最大、最高のイベントだった。今後も地球環境にいいことをやっていきます」「万博に参加して、大きな自信とパワーになった。そして、多くの人はいつも平和を願っていることがわかって本当に嬉しい」と万博に関われた喜びを話す市民が多く、また「1年前、自分が万博に関わるとは思っていなかった。でも僕は今ここにいます。1年後、5年後、10年後のことを考えていきたい」「万博は明日終わります。9月26日から何をするかを考えましょう」と、今回の参加を「スタート」と捉える声も多かった。プロジェクトの懐かしい映像やスピーチを聞くうちに涙ぐむ参加者もおり、感動的なステージとなった。リレースピーチの間には市民パビリオンのテーマソングを歌う白井貴子さんや、対話劇場で数多くのライブやワークショップを行ってきたタムタムヤポネシア他、多数のゲストがライブを開催。劇場内は来場者・スタッフ共に大いに盛り上がった。
「時代を動かす市民の力」を糧に走り続けてきた市民パビリオン&海上広場は、本日グランドフィナーレを迎える。 |