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アサガオ、8月9日の誕生花について学ぶ

2021-08-09 | 探求:誕生花・花言葉

[写真は4枚と動画が1本]

 

8月9日の誕生花には、

アサガオ、ブーゲンビリア、シスタス、カカリア、チョウセンアサガオ、

アルストロメリア、アルストロメリア(赤)、エゾギク、キョウチクトウ、

ストレプトカーパス、タバコ、デルフィニウム、ニコチアナ、

パンパスグラスがある。

 

今回はその中からアサガオについて学ぶ。

 

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アサガオの学名は、Ipomoea nil

Ipomoeaは「芋虫に似た」を意味する。

ツルが伸びる様子を芋虫に例えたのが由来。

nilは「藍」を意味する。

ヒルガオ科の植物で非耐寒性ツル性一年草。

別名は牽牛花(けんぎゅうか)

種は牽牛子(けんごし)と呼ばれる(※1)

英名はモーニンググローリィ

原産は熱帯アジア・ヒマラヤ・熱帯アメリカ

開花時期は5月から9月で最盛期は7月から8月

花の色は白、桃色、赤、赤紫、紫、青、青紫

花持ちは1日

 

※1:シンボルの「財産」に関連する呼び名の誕生伝説がある

 

 

<花言葉>

「気取り」「てらい」

「はかない恋」

「平静」

「愛情」「愛情の絆」

「結びつき」「偉大なる友情」「固い絆」「固い約束」

 

<シンボル>

「縁結び」

「朝の美人」

「勢力」

「財産」

「一瞬の美」

「命の再生」

 

<裏シンボル>

「消滅した希望」

 

 

考察

<シンボル>

「縁結び」

別のものに巻き付いて伸びる様子が由来。

ツル性植物全般のシンボル。

「朝の美人」

朝に咲くことが由来。

「勢力」

それほど世話をしなくてもぐんぐん育つこと。

「財産」

昔、農民の間でアサガオの種は薬と考えられていた。

貧しい農村に来た医者が朝顔の種を用いて治療すると報酬は牛。

牛は当時貴重な財産だったことが由来。

医者は牛を牽いて帰ったという。

この伝説から朝顔の種を「牽牛子」と呼ぶようになった。

「一瞬の美」

千利休の庭にたくさん咲いたアサガオが巷の噂になった。

それを聞きつけた豊臣秀吉が千利休の庭を訪れた。

するとアサガオは一輪もなく刈り取られていた。

秀吉が茶室に入るとアサガオが一輪だけ生けてあった。

「命の再生」

8月6日原爆投下から2ヶ月後に爆心地から70mのところで咲いていた(※2)

 

※2:再生のシンボルとなっている植物は他にもカンナ・キョウチクトウなどがある。

いずれも復興のシンボルとなっている。

 

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カンナ(赤)、命の再生を象徴する花は8月16日の誕生花

 

<裏シンボル>

「消滅した希望」

一日花で開花している時間が短い儚さが由来。

 

まとめ

アサガオはギリシャ・ローマ神話に登場しない誕生花としては新参者。

ただ、日本を代表する花の一つである事は間違いない。

気になる点はツル性植物のため花束にするのは難しい

それでもフラワーアレンジメントの対象として広く利用されている。

またアサガオは古くから品種改良がしやすい対象として楽しまれてきた。

(すごい花姿のものはもはやアサガオとは思えないほど)

花言葉やシンボルにもプラスイメージのものが比較的多く誕生花に取り入れたい花。

誕生花として名前が連なる日付は、

4/11(白)、4/14、6/25、7/6、7/24、7/27、7/31、8/1、8/4、

8/6、8/9の1回。

最盛期が7月から8月であることを考えると早めの7月頃が適当と考える。

 

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九州大学 アサガオの園芸史

 

誕生花について

 

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

 

花言葉について

 

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

 

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

 

 

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アサガオ 清々しい美しさ [相模原公園 2021年7月]

(手ブレをDaVinci Resolve Ver.17で補正)

 

【本日 誕生日の方々へ おめでとうございます】

【また最後まで御覧頂きありがとうございます】

 

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



2 コメント

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Unknown (romeo135bb)
2021-08-09 10:21:52
おはようございます。
青色が好きの私には、どれもうれしい朝顔のお写真です。
青に白い斑入りは涼し気で綺麗ですね。
Unknown (excely=AIグッチー)
2021-08-09 12:38:26
romeo135bbさんへ
いつもコメントを頂きありがとうございます。
私も青色系のアサガオが好きです。
涼しげでいいですよね。

ちなみに今日は同居の母親の指示で急遽台所周りの模様替えです。
暑くなる前にやろうと5月に提案し、そのときは却下されたのに・・・。
まだ日が昇る前から叩き起こされて・・・
目を盗んでブログを投稿するやいなや再び呼ばれて・・・
台風の影響で爆風吹く中さらに汗だくで進行中です。
とんだお家時間です。

すいません。
最後は愚痴になってしまいましたm(_ _)m

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