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キョウチクトウ、8月3日の誕生花について学ぶ

2021-08-03 | 探求:誕生花・花言葉

[写真は3枚]

 

8月3日の誕生花には、

キョウチクトウ、ギンセンカ、サントリナ、ニチニチソウ、バラ、バラ(朱)、

カンナ、キンセンカ、コレオプシス、ジャコウアオイ、ジャコウバラ、スカビオサ、

センブリ、 ヒナゲシ、ブッドレア、ポピー、マツバボタン、 マリーゴールド、

マロウがある。

 

今回はその中でキョウチクトウについて学んでみる。

 

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キョウチクトウ、美しさと強健さを兼ね備えた復興のシンボルは8月9日の誕生花

 

 

キョウチクトウの学名は、Nerium oleander

Neriumはギリシャ語で「湿気がある」という意味。

oleanderはシャクナゲやゲッケイジュを意味する。

英名は「オレアンダー」・「ローズローレル」

 

原産は、地中海沿岸・インド・中近東でキョウチクトウ科の植物。

樹高は高いもので5mほどまで伸びる常緑低木。

 

開花時期は、6月から9月。

花の色は白、赤、桃色。

花持ちは、4から5日。

 

 

<花言葉>

「危険な愛」「危険」「危険な心」

「注意」「油断大敵」「警戒」「用心」

「美と善良」

「たくましい精神」

 

<シンボル>

「永遠の命」

「美しさ」

「邪気払い」

 

<裏シンボル>

「危険」

「弔い」

「葬送」

 

考察

 

<花言葉とシンボル>

「美と善良」「美しさ」 

夏の暑い盛りに白・桃色・赤色の花を咲かせる。

目や心に安らぎを与えてくれる花であることが由来。

 

「たくましい精神」「永遠の命」

「永遠の命」は常緑植物全般に共通するシンボル。

常緑であることで生命力を感じさせることが由来。

<シンボル>

「邪気払い」

中国では邪気を払う樹木とされた。

 

<花言葉と裏シンボル>

「危険な愛」「危険」「危険な心」

「注意」「油断大敵」「警戒」「用心」

有毒で用心が必要な植物であることが由来。

<裏シンボル>

「弔い」「葬送」

西洋では葬送に飾る花。

インドでは火葬場に送る死者の顔をこの花で覆った。

 

キョウチクトウは「聖書のバラ」とも呼ばれる。

これはパレスチナ地域の川沿いに咲くバラに似た花であることが由来。

聖書に登場するバラの多くはキョウチクトウを指していると考えられる。

 

インドではアーユルヴェーダ(生命科学)の植物。

毒を持つ植物だが利尿・強心作用を持つとされ使う量によっては薬草となる。

 

まとめ

 

キョウチクトウはギリシャ・ローマ神話には登場しない。

ただ中近東・地中海も原産地なので古くから親しまれてきたと考えられる。

 

誕生花として名前がのぼる日付は、

5/3、6/3、8/3、8/9、8/12、8/14、8/20の7回。

開花時期や花の最盛期から8月ごろが誕生花の日付としてふさわしいと考える。

 

 

誕生花について

 

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

 

花言葉について

 

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

 

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

 

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【本日 誕生日の方々へ おめでとうございます】

【また最後まで御覧頂きありがとうございます】

 

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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