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7月28日の誕生花、カラーについて学ぶ

2021-07-28 | 探求:誕生花・花言葉

[写真は2枚]

 

7月28日の誕生花には、

カラー・ビスカリア・ナデシコ・ナデシコ:八重咲き・ムシトリナデシコ・

グロリオーサ・オオボウシバナ・オシロイバナ・ガーベラ(橙)・コマチソウ・

サラサドウダン・サンスベリア・シレネ・ダリア・ツユクサ・ディプラデニア・

ディプラデニア:サマードレス・ビスカリア・フロックス・マルバシモツケがある。

 

今回はその中でカラーについて学んでみる。

 

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カラー、縦巻きのアフリカのユリを彷彿とさせる花は7月28日の誕生花

 

 

カラーの学名は「Zantedeschia aethiopica」

Zantedeschiaはイタリアの植物学者の名前ザンテデスキが由来。

aethiopicaは「アフリカの」を意味する。

英名はカラーリリー

その他別名には「ナイルの百合(リリー・オブ・ナイル)」がある。

原産国は南アフリカでサトイモ科の植物。

 

カラーには畑地性と湿地性がある。

その湿地性をオランダカイウと呼び原種は白花らしい。

畑地性は湿気を嫌い、湿地性は乾燥を嫌う。

そのため花の管理では特に水やりを注意しなければならない。

ちなみに畑地性の白花品種には白星海芋(しろぼしかいう)

桃色花の品種に桃色海芋がある。

畑地性は花のカラーバリエーションが豊富で葉っぱにも斑入り品種がある。

畑地性にはハイブリッドカラーと呼ばれる品種がある

 

 

開花時期は5月から7月。

花持ちは1週間程度。

 

カラーの花言葉は、

「素敵な美しさ」「華麗なる美」

「夢のような恋」

「凛とした美しさ」

「熱血」「熱意」

「愛情」

花色ごとには、

白花は「乙女のしとやかさ」「清浄」

黄色花は「壮大な美」「素晴らしい美」

桃色花は「情熱」

紫色花は「夢見る美しさ」

 

シンボルは、

「純粋」

「優雅」

「幸福な結婚」

 

裏シンボルはない。

 

考察

 

カラーの誕生はギリシャ神話に登場する。

結婚と母性を司る神ヘラの乳から生まれたとされる。

このことから誕生花としては古株と言えるのではないだろうか。

 

誕生花としてカラーが登場する日付は、

5/5(黄色)、5/14、5/22、5/23、5/31、6/1、6/19(桃色のみ)、6/27、

7/5、7/26、7/28(黄・桃色)、10/22(色花)、10/28(紫色のみ)、

10/31(桃色)、11/2、11/21(紫)、11/26、12/5、12/15、2/9、の20回。

※:( )表示の日付でも表記色だけでなくほとんどが白花も誕生花となっている。

 

シンボルについて、

「純粋」

白い花全般に共通するシンボル。

他にも「清楚」や「しとやか」のシンボルが共通に存在する。

 

「優雅」

エレガントな花姿が由来。

 

「幸福な結婚」

白い花は無垢の象徴で貞節も示す。

結婚式で花嫁が持つ花にふさわしいとされたのが由来。

 

まとめ

 

カラーは南アフリカ原産だが「リリー・オブ・ナイル」の別名がある。

地中海に面したエジプトでも人気があったことをうかがわせる。

また考察で紹介した通りギリシャ神話にも登場する。

そのことから古来から地中海沿岸でも親しまれた花だと考えられる。

誕生花として花の最盛期以外にも登場するのは現在は周年手に入れられるためだろう。

または原産国の南アフリカの気候で最盛期を迎える日も入っているのかもしれない。

 

そしてプラスイメージの花言葉やシンボルしか存在しない珍しい花の一つ。

いずれにせよ誕生花として取り上げるのにふさわしい花。

 

誕生花の候補は日本の誕生花として紹介するなら5月から7月の間がふさわしいと考える。

 

誕生花について

 

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

 

花言葉について

 

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

 

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

 

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【本日 誕生日の方々へ おめでとうございます】

【また最後まで御覧頂きありがとうございます】

 

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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