2018年の9月13日にも誕生花として紹介したカンナ。
カンナの名前については前回にも紹介したが古代ケルト語の「杖」を意味する「cana」やギリシャ語で「葦(あし)」を意味する「kanna」が語源。
カンナの茎の形が杖や葦に似ていることが由来しているようだ。
別名はハナカンナ・ダンドク(壇特)。
原産は中南米(熱帯アメリカ)。
カンナは1492年のコロンブス新大陸発見の後、タバコ・ヒマワリ・マリーゴールドとともにまっさきにヨーロッパにもたらされた植物の一つ。
日本へは江戸時代に初期に原種の一つであるカンナ インディカ種が渡来した。
現在の日本で見られるカンナは交配種で原種と区別するためハナカンナと呼ばれる。
開花時期は、6月から11月で最盛期は7月から10月。
花の色は赤・桃色・橙色・黄色・白。
花の大きさは7cmから12cm
草丈は50cmから150cm
花持ちは4日から7日程度。
茎は切ると粘液が出るので自分で切り花を仕立てるときは注意が必要。
花言葉は9月13日に紹介した「妄想」「疑い」「情熱」「永続」「堅実な生き方」「二人の若い愛人の様に快活な事」の他に、
「永遠」
「尊敬」
「堅実な未来」
「快活」
「上機嫌」
追伸
2019年の8月9日にこの日の誕生花であるキョウチクトウを紹介した。
この時に広島原爆投下の後にいち早く咲いたのがキョウチクトウと記した。
だが今回、調べたところ原爆投下の一か月後に咲いたカンナの花の写真が残っていて以前は広島市市民の花とされていたことを知った。
関連記事:「被爆カンナの花と基町小学校」
「平和育むカンナの花 被爆地から全国へ、鮮やかに揺れる」 [朝日新聞DIGITAL]
この出来事からカンナの花は「命の再生」のシンボルとなった。
それが何故キョウチクトウに変わっていったのか興味がわくところだ。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに8月16日の他の誕生花にはペチュニア・タマリンド・カライトソウ・マツヨイグサ・オミナエシ・アジアンタム・カノコソウ・カライトソウ・サギソウ・ジャーマンダー・タイム・ダチュラ・トリトマ・ブーゲンビリア・ユウガオ・レッドジンジャー・ローズゼラニウムがある。
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