[写真は2枚]
7月4日の誕生花には、
バラ、バラ(黄)、ハマナス、モクレン、ストケシア、フロックス、カノコユリ、クジャクサボテン、グロリオサ、ジニア、シモツケ、ストケシア、ネジバナ、ノカンゾウ、モクレン、モクレン(紫)がある。
今回はその中でバラについて学んでみる。
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[序章]
バラ(薔薇)と言えば「花の女王」
そんなバラを嫌いと言う人は稀有だろう。
また、花の書籍でバラを取り上げないものはないといっても過言ではない。
私が持つ海外出版の書籍(和訳版)の一つに「花の神話伝説辞典」がある。
この本では178種類の植物が紹介されている。
花の解説に使われているのは254頁。
そのうち21頁がバラだけのために使われているほど。
他にも、
ひと花にさくページが一頁もない書籍でもバラだけは二頁以上がざらにある。
それほどバラは人を魅了してやまないといえる。
花言葉でもバラは突出している。
通常の花言葉や花色ごとはもちろんのこと。
蕾・棘や一重咲き・八重咲き、果ては本数ごとの花言葉さえ存在する。
さらには萎れた花にまで花言葉が存在する。
伝説や逸話についてもその数は群を抜いている。
ギリシャ神話で調べがついただけでも4つ、実際にはもっと存在するだろう。
文化・文明・宗教的な印象や象徴性も強い。
バラの花はその存在一つをとっても人々の心を魅了し多くの逸話がある。
誕生花一つをとっても他の花を圧倒するほどの情報量。
そのためバラについては数回にわたって紹介しようと思う。
大項目としては、
[第一章]花言葉・誕生花
[第二章]シンボル・裏シンボルと民間伝承
[第三章]神話・伝説
[第四章]文化・文明・宗教的な印象・象徴性
[第五章]民間療法としての薬効
[第六章]誕生花としてのバラ
これらを日を改めながら(場合によっては飛び飛びに)投稿する。
[第一章 ](一部を先行紹介)
< 誕生花 >
誕生花としてバラはノイバラ・ミニバラなどを含め年間で86回登場する。
ただの「バラ」で数えても年間の7%超えで26回も取り上げられている。
月ごとの花としても5月6月11月の3回、赤いバラは12月にも名前がのぼる。
この登場数は鼻の中で断トツ。
まさに「花の女王」たる所以。
以下に花色やバラの仲間が誕生花として取り上げられている日付を紹介。
((4月))
4/15 バラ(桃)、4/21 バラ:ムスクローズ 、4/25 モッコウバラ、
4/30 モッコウバラ
((5月))
5/04 バラ:原種、5/07 バラ(白)・バラ(黄)、5/09 バラ(赤)、5/21 バラ(赤)、
5/23 バラ:ソニア 、5/25 ノイバラ、5/27 ツルバラ、5/30 ノイバラ(白)、
5/31 バラ(赤)
((6月))
6/05 バラ:ランカスター、6/07 バラ(黄)・バラ:アルスメールゴールド、
6/09 バラ(赤)・ノバラ、6/12 バラ(赤)、6/15 ノバラ
((7月))
7/03 バラ(桃)、7/08 バラ(白)、7/17 バラ(白)・バラ(桃)、
7/18 コケバラ・バラ:モスローズ 、7/19 バラ(白)、7/20 コケバラ、
7/21 バラ(黄)、7/22 バラ:ブラックティー、7/29 バラ(黄)、
7/30 ツルバラ、7/31 ツルバラ
((8月))
8/01 バラ:バーガンディー、8/12 バラ:ダマスク
((9月))
09/23 イバラ・バラ(黄)
((10月))
10/07 ミニバラ、10/11 ツルバラ、10/13 バラ(赤)、10/14 バラ:ダマスク、
10/16 コケバラ・サルトリイバラ・ノバラ:実・バラ:モスローズ、10/20 ノイバラ、
10/22 ミニバラ、10/25 サルトリイバラ、10/27 ノバラ バラ/スイートブライヤー、
10/31 バラ(白)
((11月))
11/08 ノイバラ・ノイバラ:実、11/09 ツルバラ、11/13 サルトリイバラ、
11/16 クッカバラ、11/22 バラ(白)、11/29 ノバラ:実・ノバラ
((12月))
12/03 バラ(ベージュ)、12/11 バラ(白)、12/20 バラ:マダムヴィオレ
((1月))
1/12 バラ(黄)、1/15 バラの棘、1/22 ミニバラ、1/28 バラ(黄)、1/31 バラ(白)
((2月))
2/02 バラ(黄)、2/28 バラ フリージア
((3月))
3/20 ミニバラ、3/26 バラ(桃)、3/29 モッコウバラ
以上60回(日)
< 花言葉 >
次回花言葉の説明を割愛するためにいくつか代表的な花言葉を紹介。
バラの花全体の花言葉は「愛」と「美」その他に、
葉は「あきらめないで」
蕾は「可愛らしい愛」「秘密を守って」
棘は「不幸中の幸い」
一重咲きは「静かな愛」
八重咲は「プライド」
蕾の「秘密を守って」は愛と性の神エロスにちなむ。
母親アフロディーテの不倫を内緒にしてほしいと頼むときにバラを贈ったことが由来。
贈った相手は沈黙の神ハルポクラテス。
次回はバラのみの誕生花の日付、花色や本数の違いでの花言葉などを紹介。
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