[写真は2枚]
アイビーゼラニウムの別名はツタバゼラニウム・ツタバテンジクアオイ。
アイビーが蔦葉の意味でゼラニウムの別名が天竺葵なのでその組み合わせが別名になっている。
アイビーゼラニウムの特徴は花びらが5枚でうち上側の2枚が大きめ。
下側の3枚は小さめなことが特徴。
アイビーゼラニウムは地植えの他にハンギングバスケットなどでも楽しめる。
夏と秋に花を咲かせるが秋に開花させるには夏本番を前に切り戻すとよい。
なお、ゼラニウム全般は香油・香水などに利用できる。
そのため古くから香料を取るための植物として重宝されている。
ちなみにゼラニウムはイスラム教と深いつながりがある。
天が預言者マホメットをたたえるために創造した花とされる。
神からの無償の愛の象徴として花言葉の「愛情」が生まれたとの説がある(※1)
逸話としては、
マホメットが自分の上着を洗った後、水辺に生えるアオイ科の木にかけて乾かしていた。
はたしてそれはあっという間に乾きアオイ科の木はいつの間にか香りのよい花を咲かせた。
それがゼラニウムだった。
※1:花言葉「愛情」にはバラに似た甘い香りを放つため優しい気持ちになることも由来の一つとなっている。
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