三浦市の市民センターで行われた『小網代の森保全の取り組みについての説明会』へ参加しました。
小網代の森の土地の買い上げが終了し、国から首都圏近郊緑地保全区域の指定を受け、
その後の保全についての説明会が開かれました。
なんというか・・・平日の中途半端な時間に開かれて、内容も曖昧なものでした。
貴重な自然、かけがえのない自然、だから保全する、と何度お話になっていたでしょう。
小網代の森の湿地は、人の手が入らなくなり枯れ始めているそうです。
そのすぐ隣の北川湿地は、40年人の手を入れなくても素晴らしい湿地を保っていたのに、
今、まさに残土処分場として埋められつつあります。
急いで埋める必要性もないまま、昭和45年に交わされた約束のために。
小網代の森は守ったから『自然保護』の役割は十分果たしたと、
県や市の職員、小網代の森を保全する方から出る言葉は「保全と開発のバランス」です。
「バランス」とはとても都合のよい言葉だな、と思います。
どこを中心にしたバランスなのでしょう?
自然環境のバランスは、とうに崩れきっていると思うのですが。
首都圏近郊緑地保全区域の指定を受けて国から入るお金は51億円。
北川湿地を埋める事で、将来的に入るであろうお金は200億円(推定)。
保護も破壊も、結局は『お金』なのでしょうか…。
小網代の森の保全にもいろいろ問題があるようですし。
「貴重な自然の保護」、という言葉がとても陳腐に聞こえてしまいます。
説明会の冒頭では「質問は小網代の森のみとさせていただきます」と言われ。
隣接する北川湿地に対する質問には、まるでそれが無かったかのような対応。
県の職員も、市の職員も、とっても険しい表情なのです。
後ろめたさがなければ、普通にしていればいいのに。
誠意の無い態度に、神奈川県に住んでいる人間として残念でした。
とにかく「がっかり」でした。
小網代の森も、北川湿地も、似て非なるもの、
それはまるで、姉妹のようだと私は思うのです。
妹さんの方がちょっと優秀だから、あなたには死んでもらいます。と言われ、
自分は死んでも妹が生きるなら、と思うかもしれませんが、妹はどう思うでしょうか?
私だったら、そんな状態では、生かされながら殺されてる気がします。
そして、両親はどう思うでしょうか、
どちらか一人残っただけでも、ありがたいなんて思うでしょうか?
それに、生物多様性は複雑なつながりのなかで保たれているのですから、
どちらか一方だけでは、今までのような見事な自然は保てないと思います。
私には、北川湿地も、小網代の森も、泣いているように感じます。
そして、こういった、ふわっとした感情だけでは自然保護はできない事も学びました。
企業は行政と組んでいつの間にか自然を壊します。
昔から日本にある「性善説」は、今は残念ながらありえないようです。
でも、変えることはできます!
それには、みんなが関心を持って、声をあげることっ
「環境問題に関心があるけど、どうしたらいいか分からない。」という方がいましたら、
自分の住んでいる地域の自然を知り、そこに問題が無いか確認するといいかも。
そして日本全国の環境についてもいろいろ知ろうと努力してみる、など。
あるいは、何かの団体に入ってみる事もいいかもしれません!
日本熊森協会などおすすめです!
そして、当事者意識を持つっ
自分のこととして、考える
まずは、ひとり、ひとつ。アクションを
「めんどくさい」は敵が一番狙っている心のスキですよ~
(ま、私もあるんですけどね…。)
一時は無力感に、げっそりしてしまいましたが、
今はなんだかまたメラメラとやる気がまんまんです!!
明日は、下北沢で飯田哲也さんの「エネルギーシフト」のお話が聞けます!&冨田貴史さんも
当日券もあるようなので、よかったら一緒にお勉強しませんか~?
さあさあ、これからはいろいろなシフトの時代がやってきますよ~
乗り遅れないようにっ♪
小網代の森の土地の買い上げが終了し、国から首都圏近郊緑地保全区域の指定を受け、
その後の保全についての説明会が開かれました。
なんというか・・・平日の中途半端な時間に開かれて、内容も曖昧なものでした。
貴重な自然、かけがえのない自然、だから保全する、と何度お話になっていたでしょう。
小網代の森の湿地は、人の手が入らなくなり枯れ始めているそうです。
そのすぐ隣の北川湿地は、40年人の手を入れなくても素晴らしい湿地を保っていたのに、
今、まさに残土処分場として埋められつつあります。
急いで埋める必要性もないまま、昭和45年に交わされた約束のために。
小網代の森は守ったから『自然保護』の役割は十分果たしたと、
県や市の職員、小網代の森を保全する方から出る言葉は「保全と開発のバランス」です。
「バランス」とはとても都合のよい言葉だな、と思います。
どこを中心にしたバランスなのでしょう?
自然環境のバランスは、とうに崩れきっていると思うのですが。
首都圏近郊緑地保全区域の指定を受けて国から入るお金は51億円。
北川湿地を埋める事で、将来的に入るであろうお金は200億円(推定)。
保護も破壊も、結局は『お金』なのでしょうか…。
小網代の森の保全にもいろいろ問題があるようですし。
「貴重な自然の保護」、という言葉がとても陳腐に聞こえてしまいます。
説明会の冒頭では「質問は小網代の森のみとさせていただきます」と言われ。
隣接する北川湿地に対する質問には、まるでそれが無かったかのような対応。
県の職員も、市の職員も、とっても険しい表情なのです。
後ろめたさがなければ、普通にしていればいいのに。
誠意の無い態度に、神奈川県に住んでいる人間として残念でした。
とにかく「がっかり」でした。
小網代の森も、北川湿地も、似て非なるもの、
それはまるで、姉妹のようだと私は思うのです。
妹さんの方がちょっと優秀だから、あなたには死んでもらいます。と言われ、
自分は死んでも妹が生きるなら、と思うかもしれませんが、妹はどう思うでしょうか?
私だったら、そんな状態では、生かされながら殺されてる気がします。
そして、両親はどう思うでしょうか、
どちらか一人残っただけでも、ありがたいなんて思うでしょうか?
それに、生物多様性は複雑なつながりのなかで保たれているのですから、
どちらか一方だけでは、今までのような見事な自然は保てないと思います。
私には、北川湿地も、小網代の森も、泣いているように感じます。
そして、こういった、ふわっとした感情だけでは自然保護はできない事も学びました。
企業は行政と組んでいつの間にか自然を壊します。
昔から日本にある「性善説」は、今は残念ながらありえないようです。
でも、変えることはできます!
それには、みんなが関心を持って、声をあげることっ
「環境問題に関心があるけど、どうしたらいいか分からない。」という方がいましたら、
自分の住んでいる地域の自然を知り、そこに問題が無いか確認するといいかも。
そして日本全国の環境についてもいろいろ知ろうと努力してみる、など。
あるいは、何かの団体に入ってみる事もいいかもしれません!
日本熊森協会などおすすめです!
そして、当事者意識を持つっ
自分のこととして、考える
まずは、ひとり、ひとつ。アクションを
「めんどくさい」は敵が一番狙っている心のスキですよ~
(ま、私もあるんですけどね…。)
一時は無力感に、げっそりしてしまいましたが、
今はなんだかまたメラメラとやる気がまんまんです!!
明日は、下北沢で飯田哲也さんの「エネルギーシフト」のお話が聞けます!&冨田貴史さんも
当日券もあるようなので、よかったら一緒にお勉強しませんか~?
さあさあ、これからはいろいろなシフトの時代がやってきますよ~
乗り遅れないようにっ♪