木が泣いてる

京急電鉄が進めている神奈川県三浦市にある『北川湿地』の埋め立て工事。
周辺住民への説明が全くなされないまま、神奈川県の環境アセスメントも全く無視で、
本当にどんどん工事が急ピッチで進められています。
木は伐採され、生き物たちは生き埋めにされ、生態系は完全に狂ってしまいました。

せめて、わずかに残った北川湿地上流部分だけでも残してもらおうと、
みんなで必死に署名をあつめたり、声をあげています。
みんな、自分の時間を削ってこの問題に取り組んでいます。

けれど、相手は企業、言うなればプロフェッショナルです『破壊』の。
地権者、市、県の弱い部分をつき、水面下で巧みに動きます。
反対意見が起きる頃には、すべて準備万端なのでしょう。

でも、株式会社は儲けることが「善」なのですから、何も悪いことはしていない。
埋め立て工事に携わっている人だって、したくてしているわけではないし、
周辺住民の多くは本当は埋め立てて欲しくないけど、
家族が京急にお世話になっているから…と、声を上げません。
私たちの反対運動だって、「偽善」だと言う人もいます。
そうかもしれません、ただのエゴかもしれません。

理屈でいったら正しいです。
空気を読んだらそうです。
でも、そうやて突き進んだのが、戦争じゃなかったっけ？？
本当にそれでいいの？？？


今、世界中の専門家達が『生物多様性』の危機に警鐘を鳴らしています。
地球上の多くの生物がその種を保つことが難しくなっています。
その原因の多くが、もうほとんどと言っていいくらい人間の都合によるものです。
私たちは、生物多様性が人間にとっても、とても大切なんだということを知り、
そしてそれが失われつつあることにもっと危機感を持つべきじゃないでしょうか。

私は、ツケを次世代に残したくないです。
美しい自然を次の世代に残したい。ただ、それだけです。

昨日から、わずかに残った湿地上流部分の木の伐採が始まりました。
残念でなりません。
片腕をもがれたような気分です。。。





ギリギリでもいいです、どうか「良心」で選択していただきたい！！！！！


何かいいアイデアはないでしょうか？ご協力お願いします
何でもよいです、京急に電話していただいたり、
三浦市や神奈川県に質問していただけるだけでもかまいません。


掲示板に書き込みをしていただくのも手です。

とにかく、とにかく、やれることをやっています。
どうぞ、どうぞよろしくお願いします。