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あの空の向こうへ@新潟☆

新潟発!相棒のロードバイクとMTBで今日も行く!1に輪行2にカーサイ♡ 日々の事も綴ります♪

皓士くんと駿くん

2016年03月18日 | えっさんの日記
じいちゃんの事が大好きな、駿と皓士。

今朝、早速、皓士なりのお別れ(^^;
じいちゃんの布団に入って添い寝し始めた(^^;
マジか~って思ったけど、
じいちゃんの隣に寝て、満面の笑みでピースをしている。

思わず、写真を撮ってしまった(^^;
私もなかなかの非常識者だ

後で聞いたら、駿もこっそり添い寝してたそう(^^)



父は、男の子が欲しくて欲しくて仕方なかった。

長女の私を単車に乗せて走ったり、車でドライブしたり。

祭りで仮面ライダーやウルトラマンのお面買ってと言えば買ってくれるし。

仕事と言えば、男性ばかりの運送屋や土建業にいきなり就職しても文句言うどころか、嬉しそうでさえあった。



9才年下の妹が結婚して家に入って、じきに駿が産まれた。

じいちゃんになった父は、それはそれは嬉しかったと思う。

子煩悩な父だったから、駿が可愛くて仕方なかったのを今でも覚えている。

それから、皓士が産まれた。

これまた、いつもニコニコ顔で可愛い。

次男坊は、甘え上手の駄々っ子だ。

じいちゃんに似て、甘いものが大好きで、アイスやおやつをねだっては、駅前の商店に連れていってもらうのだ。

ねだり方を見ていると、じいちゃんの甘やかしスイッチを見事に押す知能犯ぶり。

長男は、無条件に可愛がられる中で、次男坊は、知恵を絞っているのだ(^^)



そんな二人。

流石に、昨日、じいちゃんの姿を見たとたんに泣き出した。

駿は、声をこらえて、泣き顔を見られないように、座布団に突っ伏したり、膝を抱えて顔をもぐしたりして泣いている。

皓士は、大声でこれ以上悲しい事はないと言うほど、ギャンギャンと泣いている。



そんな、小さな二人が、一晩で受け入れて乗り越えた。



無邪気な添い寝

じいちゃん冥利に尽きたろう

これも、じいちゃんが無償の愛情で二人の面倒を見てきたからだよ

やっぱり、じいちゃんの人生は豊かでいい人生だったと思うよ。

膨大な作業

2016年03月18日 | えっさんの日記
父が家に帰ってきてから、葬儀屋さんは慣れたもので、淡々と事を進める。

親戚の叔父さんが、お寺様に連絡を取ってくれて、これから枕経をあげに来てくださるそう。

目まぐるしく事が進む。

人が一人亡くなる事でこんなにも細かい作業が発生するんだ。

とにかく、決める作業に追われる。

説明聞いても、頭に入る後から、出ていきそう💦



お寺様がいらっしゃった。

枕経をあげていただき、通夜や葬儀の日程伺い。
20日に葬儀と話したら、彼岸の中日にかね、と、渋い顔されたが、そこは葬儀屋さん機転の利く会話でクリア。
聞いていて、なかなか勉強になる。

しばらく、お寺様と親戚とお茶飲みながらお話し。


お寺様がお帰りになった後も、葬儀屋さんと決め事は続く。


ようやく、葬儀屋さんとの打ち合わせも一旦は終了で、葬儀屋さんから出された宿題を今日のうちになるべくこなさないと(^^;

気が緩んで、アルコール飲んでしまった

あー、午前2時まわってる
私の目も回りそう(^^;


父ちゃんお帰り

2016年03月18日 | えっさんの日記
さあ、これから父とのお別れの仕度を始めなくちゃ



まずは、病院のベッドの上で体を拭く事から




タオルで拭く

大きな体

あ~、この手のひらで何度撫でてもらったり、抱いてもらったりしたんだろう
悪い子になって、ピンタやゲンコツも何度ももらったな(^^;

鉄工所の鉄を溶かす灼熱の炉の前で、17才の頃から働いてきた。
学がないから、とにかく辛い、汚い、キツい仕事をして一家を養ってきた体。

船釣り、植物を育てる、畑をする等々、趣味が多くて、兄弟や友達と楽しむのが好きだった。
不器用そうな手だけど、釣りの仕掛けを作るのが上手かった。
植物の受粉や種まきなど細かい作業も得意だった。


振り返ると、様々な事が走馬灯のように思い出される。





親戚から礼子に電話が来た。

家に留守番を置いてこなかったので、お客様が来ているのに入れなくて困っているとの事。

流石に、気が回らない

言われて気がつく始末(^^;

私が一足先に帰ることにした。




家に着いて

さて、何からしようか

玄関に皆の靴が散らかっている

片付けた

廊下に出ている道具を片付けた

そういえば、夕飯を食べさせようと、丼ぶり物作るのにご飯を盛っていたのがそのままだ。
ご飯が表面カピカピになってる。

ふと、頭に浮かんだ
父ちゃんがもうじき帰ってくるんだ
お腹ペコペコなはずだ!
死の宣告受けてから食べていないもん!

父ちゃん、私が作る最後のご飯だよ
腹一杯食べれよ(^o^)


さよなら父ちゃん

2016年03月17日 | えっさんの日記
夕飯を作り終えて一息付いていたら

電話が鳴った

礼子だ 嫌な予感がする

じいちゃんの容態が変わったから

すぐ来て!


甥っ子達を近所の親戚に預けて

車を走らせる

高速飛ばして

父ちゃん待っててね

今行くから



料金所の所で電話が鳴る

智栄子だ

私、ETC付いてないんだよ!もー!

出たら切れた(-""-;)

仕方ないから掛ける

つながった

智栄子が、私達家に帰って着替えてから病院へ行くね、との事。

私が、えらい悠長なこと言ってんねっか、と言うと

だって、じいちゃん息引き取ったって連絡来たよ、だと

一瞬、何言ってんだ?!って感じ

要するに、私は、急変の連絡を受け、
その直後、息を引き取ったので、
智栄子は、死亡の連絡が来たという流れ(´д`|||)

でも、智栄子から聞いたのが、どうにも納得いかずみたいな(-_-;)

とにかく、病院へ行こう

父に会いに行こう




病院到着!

走れ私

病室だ

午前中まで、何の変化も無かった

逝ったなんて嘘じゃないの

病室のドアを開ける

午前中と変わらず寝ている

額に手を当てる

暖かい

でも、息をしていない

逝っちゃったのか

18:16だった




父ちゃん、頑張ったな~

よく頑張ったな~

楽んなったね、楽んなった




父は、旅立ちました

ちょっと早すぎるけどね

あの世で、毎日釣りして、畑してね

美味しいものも沢山食べてね

今までありがとう

これからは、お空の上から皆を見守って下さいね

では、さようなら

私は、父ちゃんの娘で幸せらったよ

まだ先だけど、あの世で会えるのが楽しみらね



大量生産

2016年03月17日 | えっさんの日記
母が明日耳鼻科へ行く日だと言うので、明日、いや数時間後にどうなるか分からないので、急遽前倒して耳鼻科へ連れていくことにした。

耳鼻科に母を送り、14時に帰ってくる甥っ子2人を家で待たなければだが、まだ12:30をまわったところσ(・_・)

夕飯も頼まれていたので、食材の買い出しへ行くことにした。

メニュー考えていなくて、妹曰く、最近父の事でまともな食事が作れず、駿が体調崩しぎみだと言う(-_-)

これはいけないなと思い、クックパッド閲覧。

簡単で野菜多目のレシピを拾って、特売の材料をレシピの材料に置き換えつつ、買い出し終了( ̄ー ̄ゞ-☆



何てったって、食べ盛りが二人もいる我が家!

材料切るところから大変です(^^;

ひたすら切って、料理する!

これだけあれば、明日の朝も食べられるでしょう(^o^;)









プチトマトが高くて買ってこなかったら、やっぱり赤がないと寂しすぎる(´・ω・`)
そこで、ケチャップでハートを書いてみたのだが、何か本当に愛情こもってんかい!?っていうイビツなハート(´д`|||)

すんません!味は保証するからさf(^_^)

もう少しの辛抱

2016年03月17日 | えっさんの日記
思いきって先生に楽にしてもらえないか聞いてみた

結果から言えば無理なことでした

楽にする=父の希望の安楽死の手紙
ということです



見守り隊は、皆、感情的に父を見ているのです

とにかく、どんな些細な反応も、全て苦しんでいる、可愛そうとイコールになっている



医療の現場にいる方々は、いつもこんな感情的な見守り隊と向き合っているのか
頭が下がります



今の父の状態は、昏睡状態(意識が全く無い)を0とすると、1だとの事

ほぼ脳死状態

反応すること(問いに答える、苦しさ辛さを感じて苦しい辛いとと訴える)は、全く出来ない状態

痰の吸引など、外部から意図的に刺激を与えた時のみ痛さや苦しさや辛さを感じて体が反応する
それ以外は、ほぼ何も感じない状態

息が切なそうとか、体が痙攣して硬直して、目を開けて訴えているように見えるのは、症状で無意識に(自然に)反応しているだけで、苦しさ等を訴えているのではないとの事

耳は死ぬ直前まで聞こえるが、それを理解することは難しく、それに対しての反応は出来ない

目も見えない状態

先生は、こんな状態でも10日も行き続けているんです。とても頑張っていらっしゃるんですよ。驚いています。
と仰ってくださいました。



先生に思いを伝えて良かった

お陰で、父自身がもうほとんど何も感じないことが分かっただけでも救われた

もし、分かっているのに訴えられないのだったら、それこそ生き地獄だ

生き地獄だと思ったから、先生に楽になるよう麻酔を打ってくださいと言ったら、いま、お父さんに麻酔を打ったら、昏睡状態になり死に至るでしょう。それは極端に言うと麻酔を打ったことが死の原因で、意図的に楽にする(死なせる)為に打ったのだから殺人罪に問われてしまいます。との事

確かに冷静に考えればもっともなことだ

いかに、私達が感情的で物事を当たり前に考えられなくなっているかが分かる

ただし、命を繋いでる点滴が、刺しているところから漏れて体内に入らなくなれば、もはやそこは外すしかありません。
変わりに打つ場所があるかといえば、心臓の太い血管しか無い状況ですが、もはやその処置をしても、回復は見込めないので、ここで治療は終わりですと判断が下せます。との事

この事から、楽にする=死なせる為に現状の医療行為を止めることは出来ないが、正当な理由付けがあれば中止出来るのだ。

ま~例えば私が、点滴の管の近くでたまたま運悪く足でも引っ掻けて転んで、点滴の管に手でも引っ掻けて外してしまえば、それまでって事かなと思った




とにもかくにも、先生にぶっちゃけ話しをして良かった


今日は、最高の天気だ

父は、もしかしたら青空の彼方で、畑する予定でも立てているかもしれない

そうあって欲しいと思うのでした

私たちの事は、何とかするからさ

もう、いつ旅立ってもいいよ

父ちゃん



青空と父

2016年03月17日 | えっさんの日記
父ちゃん

また朝が来たよ

今日は、とても天気がいいよ

この時期、天気が良ければ

朝から畑へ行くのが日課だったよね

夕べ泊まってくれた叔母さんが

畑作るのプロで

父にとって少し年の離れた姉だから

父は、何かと言うと頼って、畑の手伝いをしてもらっていた

叔母さんは、ほとんど寝ずに父のベッドの脇に腰かけていた

そして、ずっと観察しているのだ

昨日から今朝にかけて、叔母さんは、父の状態を事細かに記憶させ

こうなった時は、どうなるとか、私に話して聞かせる

83歳とは思えない体も頭も活力に満ちている人だ

一晩中見てくれて、父は、心強かったと思うよ

叔母さん、ありがとう






昨日、父の兄の叔父さんも来た

叔父さんは家によく遊びに来てくれていて

私が幼い頃は、よく遊んでくれた

なかなか頭が良く、常識人だと思う

だから、父も頼りにしていた



その叔父さんが今朝の電話で

本人は相当苦しく切ないだろう、それを見守る家族の負担も大きい

今、誰かが無理して倒れたりしても大変だ

私が言うことでは無いだろうが、この辺でよく相談して、治療の仕方を考えた方が良いんじゃないか、と言っていた

昨日の朝、私も同じことを思った

先生にも尋ねた

その時は、痰を取る時だけ苦しいが、それ以外は、落ち着いているので苦しいと言うほどではないと聞き、それ以上は考えないでおこうと思った

しかし、痰を取る回数は増えるばかり

その度、猛烈な苦しさに見舞われる父

死ぬまで耳は聞こえて理解はしてる

なんと言う事だろうね



父ちゃん、さっきセブンへ朝御飯買いに散歩がてら行ってきたよ

暖かくていい日だよ

畑しに行くかい

あの青空の彼方にある畑へ行きたいかい

今晩は、賑やか(^^;

2016年03月16日 | えっさんの日記
どうも、今晩は予断を許さない感じ

昨晩から今日にかけて、日中4時間ほど見守り抜けまして、今晩もお泊まり

父の切ない姿に慣れてきている(>_<)

私自身も、慣れることで自分のストレスを和らげているのだろう

が、しかし、それでいいのかと葛藤



今晩は、父の姉さん(私にとっては叔母さん)も泊まりに参加

母も居るので、合計3人

叔母さんは、お話し好きな明るい人なので、見守り現場は明るい雰囲気です

叔母さんは、何度も死の間際に付き添い経験がある人です



毎日、混沌とした切ない雰囲気でしたが、それは私が作っていたのであって、
病人は病人、生きているものは明るく振る舞っていた方が、病室の雰囲気が良くなって、病人にも良いのではないかと思えるほどです(^^)

今晩は、楽しい見守りになりそうです

眩しさの中で

2016年03月16日 | えっさんの日記
朝が来た

窓の外はなんと眩しいのだろう




朝方から痰の詰まりが酷くなり

そのせいで熱も高くなる

どうしても痰を取るために

痰取りの機械を挿入される

これが何くらい辛く切ないのだ

鼻から喉から

容赦なく差し込まれる

父の見た目は、あきらかに植物っぽく見えるのだが

違う、分かっているのだ

何とかして管を差されまいと口を閉じる

しかし、容赦無く差し込まれる

物凄い苦しみの表情

見るに耐えないが、逃げてはいけない

最後まで見ていないと

終ると涙が必ず流れている

看護士さんは必ず、痛かったねごめんねと父に声をかける

仕事と割きり、作業と割りきらなければ出来ないだろう




外は眩しい

父ちゃん、まだ生きていたいかい?

2016年03月16日 | えっさんの日記
今、看護師さんが巡回してきて

痰を取ってくれた



痰を取る時、とても切なそうにするので

看護師さんを呼ぼうかどうしようか躊躇していた


しかし、取った後は、やはり楽なようだ




私は、看護師さんに聞いてみた

言っている事が分かるのでしょうか?

看護士さんは、人間の耳は最後まで聞こえているので、分かっていらっしゃると思います。
ただ、動けなくて、話せないだけなのです。と


何という事だろう

この状況と苦しさが分かっている

まさに、生き地獄じゃないか

もしそうだったら、気が狂いそうだろうと思っていたが

いや、既に正気でなんていられない

気が狂って訳分からない方が、まだましかもしれない



どんなに苦しいのか

想像を絶する




手紙もらって来ようか

楽になりたいだろう

もう、いいよね、いいよね

手紙

2016年03月15日 | えっさんの日記
安楽死の手紙があるなら

早く届いてください



ここまでして生かされて幸せなのだろうか


先日、手を握って起こすとき

もう握る力も引く力も無かったのに

呼吸が苦しくなると手を握りしめて耐えている

指を開いて、手を握ろうと思うのだけど

力を込めて握っているので開かない

そして、目を少し開けて私を見ている




ただただ、握りしめるその手を握り

ただただ、頭を撫でる私




そして、もう十分頑張ったから

もう頑張らなくていいよ

もう楽になっていいから

今宵は

2016年03月15日 | えっさんの日記
今日、再度主治医の先生から、今日から明日の命だと思われるという内容の話を聞く


午前中に一回、呼吸が止まりそうになった

今さっき、また止まりそうになった


今宵は、父の側にいよう

一緒に、昔の事思い出してさ

連絡

2016年03月15日 | えっさんの日記
昼休み中に病院にいる妹から連絡が来て、父が苦しがっているというので、今病院



最近、頻繁に半日有休で休んでいる

何もかもが中途半端な毎日(´・ω・`)

私が、病院に着いたときは、
父はそんなに苦しんでいる感じではなかったから少し安心


これから夜まで、取り合えず見守りです



外を見ると天気が良くて

病院に来る途中も車内は暖かかった

春なんだな~と感じる🌸

午前中の予定

2016年03月14日 | えっさんの日記
今日は、皓士が風邪引いて礼子が病院に行けない

まー、幸いなことに礼子の旦那様が病院へ行くために会社を休んだそう

旦那様が病院終わったら皓士をみて、礼子が病院へ来るそう

それまで、半有休取って父を見守ることにした



ここに来て、私が出来ることなんて見守るだけ

親孝行は、入院する前にするんだと気が付いたのは、入院してから(´・ω・`)

今朝の父

2016年03月14日 | えっさんの日記
夜中、息が苦しくて寝てられず大変だったと母から聞く


私が来たのを、母が父に話したら、「おー」と返事して、それっきり


息が非常に荒い、苦しそうだ

浮腫みは一層増してる