「コードギアス 反逆のルルーシュR2」#20【皇帝失格】まるでこのノリは…

なんか来週最終回?みたいなノリでしたが…
まだ５，６話あるんだよね?
なんか途中で打ち切り?みたいな噂も流れてたけど、
ガンダムＯＯの宣伝はしっかり１０月ですから…間違いないよね。
変な感じです。

今回も簡易で失礼します。
前回のロロにもちょいと泣けましたけど、
なんといっても今はミハエルの件がショックで、
アニメ感想に力が入りませんわ。
夏目で元気になるかしら。
でも皮肉なことに、どっちも神谷さんなんだもの。複雑だ…。

アバンからニーナがウザかった。
何が「私、わからなくて…」だよ。
ふざけんじゃないよ。
「私が…こんなに？」
「殺した」
即答なスザクがなんとも言えませんわ。
二人で殺したんだよね。
で、開き直ったスザクはまだマシってもんかな。
「大成功だよニーナ」
っていってやるスザク。
いっそ清々しいわ。
ねぇニーナ。罪の意識に耐えられないのなら、
そのまま消えてちょうだい。

シャルルが神根島の遺跡にいると、
すぐに見抜くとはさすがだね、ルル。

シャルルが計画を実行しようとしたその時、
アーニャがまた原因不明の頭痛に見舞われて～
別人格が現れました。
マリアンヌ、そんなところに居たのですね。

アーニャ＝マリアンヌ説を立てている方はけっこう
いらっしゃいましたが、肉体はやはりもうないんだよね、多分。
アーニャという人間も確かに存在していて、
マリアンヌはアーニャの中に居るという感じですね。
C.C.もこの間アーニャに接触するまでわからなかったわけですから、
あくまでも、これまでC.C.はCの世界にいるマリアンヌと会話してたはずだ。

親しい口調でC.C.に話しかけるマリアンヌ。
C.C.がおかしなことになってるから、早速潜って行って
本来の彼女を起こしたマリアンヌ。
ここで明らかになったのは、
C.C.は自分でコードを封印して、奴隷少女時代の彼女に戻っていた。
マリアンヌにギアスを与えたのは、C.C.だが、契約不履行となってる。
そうよね、C.C.の願い「死ぬこと」をマリアンヌは叶えてあげなかった
んだもの、んで先に死んじゃったんだから不履行だよね。
でもマリアンヌの場合は、肉体を失ってもアーニャの中に留まることが
出来た。それは彼女のギアスに関係があるのかな?

シャルルなら、C.C.の願いを叶えられたのに、
何故叶えてもらわなかったのかと、しれっと訊くマリアンヌ。
この方、想像とはかなり違うタイプの女性だわ。
チャキチャキですねぇ…。どこでどう間違ったら、
ルルやナナリーが、このマリアンヌとシャルルから生まれるのよ。
まぁ…ルルはシャルルと似たところはあるし、
ナナリーは芯の強い子ですけどね。
にしても、「母上」と呼ぶより「かあちゃん」と呼んだ方が似合いそう。

コーネリアとヴィレッタのやりとりが、
ちょっと面白かったわ。
「私がいうのもなんだが、世の中爵位だけではないぞ」
ヴィレッタが爵位に執着していることも、
しかし今では扇との平穏な幸せに
全く未練がないわけではないことも、
見抜いてるようですね。さすがコーネリア。

ルルはリヴァルと連絡を取ってほっとしてる。
ちゃんと大切な友達なんだよね。
ルルたちの住んでたところはなくなってしまったけど、
クラブハウスも生徒会室も無事だからと報告してる
リヴァルが良いよ。
そんなリヴァルに、花火の約束はもう
叶えられそうにないとミレイへの伝言を頼むルル。
刺し違えてでもシャルルを倒す。
もう今のルルに残されているのは、それだけ。

ミレイは学園から報道を続け、黒の騎士団とブリタニアの停戦と
ゼロの死亡を発表しています。

今回もロイドが楽しかった♪
ランスロット・アルビオンを渡してくれとスザクに言われて、
「今の君には渡したくないね」と言い、
ナイト・オブ・セブンとして命令だといわれれば、
「ますます嫌んなったよ」
もう最高!
こうなってくると、ロイドが全然まともですよね。
周りがドンドン狂ってきてる。

シュナ兄はギルの真実を告げず、ギルがフレイヤを撃ったことに
しようとしている。
彼の名誉を守るため。そしてスザクが撃ったことにするより
都合が良いから。
でもスザクはそれをバッサリ否定。
自分の功績だと告げる。
「これまでの自分は甘かった」
というスザクに、「あっそ」って言うロイドに、またウケた～。

シュナ兄は自分が皇帝になる宣言しちゃいました。
それも学級委員を引き受けるくらいの気安い感じで。
黒の騎士団との戦争を「俗事」だと言ったシャルル。
政治や戦争をゲームとして扱って、皆が苦しんでいるのを
ただ眺めているだけの男に、王たる資格はない。
ま、そりゃそーですけどね。
「これってクーデター?」とロイド。
そーなるよねぇ。
顔を引きつらせたのは、ジノ。
彼…というかそもそもラウンズは皇帝付きですもんねぇ。
見過ごすわけにはいきませんよ。

ゼロの死が公と成り、神楽耶にお悔やみを言おうとする天子さまが、
幼くともさすが天子だなと思いました。
神楽耶はほんと、思ったより大人で良い女だ。
こんな時にちゃんと頭が回る、やるべきことが解ってる。
女としての神楽耶は、好きな男を失って悲しいはずなのに、
ゼロとは所詮、形だけの夫婦だったしと気丈に振舞う。
ここ、私には愛していたけど、愛されてはいなかったことを
自覚しての言葉に聞こえました。

スザクはシャルル暗殺に向かい、ジノは槍を突きつけられてます。
うわーんジノ～。
最近、すんごいジノが好きになってきたんだ。
前半はスザクに懐く犬っころ状態が多かったけど、
最近キリリとしてるよね。

スザクがシャルルに剣を向けるのに、
ルルとナナリーの絶望も込めたり、
シャルルに対峙するためにルルがやってきたと知るや否や
それは自分の十字架だと言ったり、
スザクってば、ルルへの感情はどーなってるのかしらね。

ナイトオブワン、ビスマルクはやっぱ相当の腕のようで、
スザクに掛けられたギアスが逃げるべきと訴えかけるのが
笑えます。
ちなみにビスマルクもギアス保持者でした。
ビスマルクの左眼、わざわざ縫い付けてあるのは、
ギアスを押さえるためのようですね。
ルルみたく暴走状態だったりして。
ルルのようにガード出来るコンタクトを用意してはもらえなかったの?
縫い付けるって、スマートじゃないよね。

神根島へ向かおうとするシュナ兄に、自分も同行するという神楽耶が
素晴らしかったです。
このタイミングで皇帝に刃を向ける人物は、
一人しか心当たりがない。
黎星刻も同意見です。
あぁルルには、この二人が居ました。
となると確認する必要がある。
扇の情けない顔に、ざまーみろ、だよ。

ルルの絶望に敵うものはない。
どんな手を使っても、もはや殺すことは不可能なシャルルを、
ルルは空間に閉じ込めるという形で、復讐を遂げました。
入口を爆破して壊し、この空間で永遠に…。
ぞっとしますね。
しかもルル、自分ごとです。

この空間に、マリアンヌとC.C.は入ってこれると思うので、
なんとかなると思いますが…。

あ、そうか。なんかもう最終回っぽいーと思ったけど、
シャルルがラスボスではなく、
シュナ兄がラスボスだから、これで終わらないわけだ。

ナナリー、ほんとに死んだんだね。
公式HPのキャラ紹介で、ナナリーも咲世子も朝比奈も、
しっかり死亡と書かれてる。
以前V.V.のギアスの力で空間移動したように、
ナナリーだけはどこかで生きてるかもと思ってたんだけどな。
ちょっとあっけなさすぎな気が…。
ナナリーも実はギアス保持者なのではとも思ってた人
けっこういるのに…。
なんかラストに向けて、パタパタと片付けていってる感じが…。
そのせいか、気持ちが入らないわ。
これはミハエルのショックのせいだけじゃないね、やはり。