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橘の部屋

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「ロミオ×ジュリエット」#24【祈り】最後はちゃんとロミオが持っていったね。

2007-09-30 18:14:10 | 終わったアニメ
あぁ…やっぱり原作悲劇の2人が
アニメでハッピーエンドを迎えることは
なかったですね。
「生きるときも、死ぬときも」の言葉通りで。
まぁこうなるかなぁとは思いましたが、
切ないです。

すっかりティボルトや脇に食われた主人公、
と思ってたロミオですが、最後は素敵でしたよ。

水曜深夜だったのに、感想遅れました。
昨日DTBの感想書いて燃え尽きちゃったので、
こっちは軽めですいません。

ではでは最終幕、「祈り」感想行きます。

エスカラスのことを知らないから仕方ないのかもしれんが
コンラッドが困惑するばかりで、見ててちょっとイラっとしたよ。
そんな彼に、
「落胆する暇があるなら町に戻って1人でも多くの人を
助けろ」といさめるティボルトに拍手~。
でも自分たちに出来ることはロミオとジュリエットを信じること…ってのはね。
ちと微妙でした。

浮遊大陸なんだよねぇ…ってのを実感させられるね。
端っこの方が縦にスライドして落下してくさまは、
おっそろしかったわ。
恐ろしいといえば、オフィーリアもね…。
もう両手が枯れ木のようになってて、
やっぱエスカラスと一体なのかしら。
彼女のことは、結局最後まではっきりしませんでしたね。

大陸がゆっくり下降していく。
ペン君は新妻を抱きしめ、彼の父も妻をしっかりと抱いている。
…アントニオだけ、なんだか可愛そう。

「大地の嘆きが止まらない。その姿、迷い?」
とオフィーリア。
ジュリエットは挿し木となることを拒んでいる。
彼女だけに罪を負わせるのはおかしいと叫ぶロミオ。
でもジュリエット以外にも、エスカラスの為に犠牲
となったキャピュレットの娘がいたようですよ。
なんか日本昔話みたいだよね。
龍神様を静めるために、若い娘を生贄にするとか、
なんかそんな世界だな、おい。

「迷いの種よ、消えろ」
やーん、ほんと怖いわオフィーリア。
でもそこに駆けつけたティボルト兄ちゃんのカッコ良いこと!!
あーんど、落下するロミオを
キュリオがキャッチ!のシーンも良い~
エスカラスの攻撃をかわすフランシスコの素早い動きとか、
立ち向かう3人がメッチャ素敵。
萌え萌えの大喜びだった橘ですが、
ほらほらまた主役の影が薄くなるじゃんか…と
ロミオに同情しかけたのさ。
でもね…

さすが主役。
ジュリエットを救い出そうと、
取り込まれたエスカラスの中に突き進んでいく。
エスカラスの枝に体を拘束されても、じりじりと…。
愛の力って凄い…とか思いましたよ。
名を叫ぶロミオの声に、覚まさぬはずの瞳が開く。
もう苦しまなくていい…と優しくジュリエットに微笑むロミオ。
でもさ…、挿し木を放棄したら、
大陸はこのまま崩壊するんだよ?良いの?

ロミオは、それならそれで良いと思っているんだね。
誰かの犠牲の上に保つ世界なら、いっそ滅ぶべきなのだと。

うう…もう全身枯れ木なオフィーリアが怖すぎ。
なんか…ラスボスって感じ?
ロミオの剣は彼女を貫き、その体は散った。
だけど、ロミオの腹もまた、エスカラスの枝により貫かれていた。
ゆっくり振り返ったジュリエットが、その姿を見て
悲痛な声で駆け寄る。

ジュリエットと出会い、誰かを好きになる喜びを知った。
彼女のいる世界で生きることが出来て幸せだったと告げるロミオ。
「ジュリエット…もう君の名を呼べない。
君の顔が見えない…ジュリエッ…ト…」
うおーん。ロミオぉぉぉぉ!!!
生きる時も死ぬ時も2人は共にある。
その誓いをロミオは最後まで守ってくれた。
だから…私も…。
ジュリエットは、ロミオと出会えたこの世界を、
そして大切な皆を守る道を選んだ。

「愛してるロミオ。もう離れない。永遠に」
もう滝涙だよ…。
でもね、2人一緒だから、辛くないよねジュリエット。

ジュリエットの真の決意を認識したエスカラスは、
ジュリエットの願いを聞き、彼女の背の翼を変化させた。
四方に広がった翼は、大陸の落下を支え、
緩やかに海上へとその地を下ろす。

数年後、すっかり街は元通り…いや以前より活気づいているようですね。
フランシスコは貴族議会に出席している。
キュリオは貴族に戻らず八百屋になったのね。
ペン君とコーディリアには赤ちゃんが…。
うおーっアントニオがデカくなってるー。
そうね、このくらいの歳の子の変化が一番年月の流れを
示してくれるわね。

ティボルト兄ちゃんは、ちゃんとロミオの願いを叶え、
ペトルーキオの弟たちを龍馬に乗せてやっています。
彼らに向ける顔も穏やかでびっくりね。
今まで彼のこんな顔、みたことない。
そして「弟のなんだ」と答える声と顔が少し寂しげで
でもとても優しくて、これだけでも泣けてきた
龍馬はシエロかと思ったけど、シエロの子供なのね。
あの茶毛の彼女との間に、2馬も授かっていたとは。
やるなぁ。当のシエロは、もうすっかり立派な姿になっていますね。

争い、憎しみ、悲しみ、痛みそれらの全てを
終わらせることの出来るもの
それは愛
人を愛する喜び、そのことを
貴方たちは教えてくれた


ウィリーの台詞で締めくくりとなりました。

ロミジュリ、全体としてはまぁ良かったんじゃないかと思います。
途中作画崩壊したり、その後も引きの絵は
わりと雑だったりしましたけどね。
残念だったのは、『心情を丁寧に描いてる作品』
だったロミジュリなのに、後半尺が足りなくて駆け足になった為、
心理描写不足で違和感感じるとこが増えた点。
もう少し時間ほしかったですね。
あと脇キャラがまた、とても魅力的なものですから、
もっと彼らを見たかったのと、ロミオが食われてたのが
心配でした。

置鮎氏のティボルトは、橘の宝箱行きキャラ決定です
ナイスキャスティング、ありがとうございました。

これまでロミジュリ記事にTBやコメントくださった方達、
ありがとうございました。
また他の作品でもご縁がありましたら、
宜しくお願いします。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅くなりましたが…。 (菜那)
2007-10-02 16:27:58
たちばなさん、こんにちは~♪
気がつけば10月に突入しててびっくりです(゜∀゜)!
急に冷え込んだりしてますが、体調には気をつけて下さいね☆

んで…
ロミジュリ最終回、やっと見ましたよっ(ノ∀`)アチャー
予告から予想はできた結末だったけど、
涙で前がみえましぇん状態でした(´;ω;`)ウッ…

>龍神様を静めるために、若い娘を生贄にするとか
ついこの前、そんな乙女ゲーをやったような(笑)
でも、まさにそんな感じだったよね。
犠牲の上で成り立ってたってことかな?

>キュリオがキャッチ!のシーンも良い~
そうそう!ここ萌え萌えだったww(オイ
フランシスコも、ティボルトもカッコ良かった~♪

でも、主役のロミオもカッコ良かったよね★
流石は私の惚れた男だわw(ぇ
ジュリエットとの別れのシーンからは、
もう涙が滝のように出てきてホント前が見えなかった。・゜・(ノД`)・゜・。

>うおーっアントニオがデカくなってるー。
いろんな意味で、アントニオが一番成長したんじゃないかなぁと…。
イイ男になりそうだし、将来が楽しみ(*´∀`) ←黙れw

>置鮎氏のティボルトは、橘の宝箱行きキャラ決定です
なんつっても、ティボ様だよね~。
最後の白シャツのティボ様が素敵すぐる'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
置鮎ボイスがまたイイんだよね…。
宝箱行きっていうの、ものっそい同感ー!

10月からのアニメ始まったけど、
私的にはあんまり気合が入んなくてダメだわ…。
また、記事がかぶったらよろしくお願いしますです!
ではでは
返信する
泣けたね (たちばな)
2007-10-02 20:32:02
菜那さん コメありがと~っ

うん、ロミオの最期のシーンは
泣けましたね。
王道な感じですな。
ああいうのに、弱いです。

キュリオ、フランシスコ、ティボルトで
オフィーリアとエスカラスに立ち向かうとこは、
カッコ良かった。
良いキャラだったよーほんと。
中でもやっぱティボルトは最高。
ほんと置鮎さんにはこういう役をやってほしい
という見本だね。

アントニオはちびの頃から、
イイ男(男として)だったんだもの、
成長したらピカいちでしょうね。
あぁこれで最後なんてもったいない(おい)

10月からのアニメは私も今ひとつ
盛り上がりに欠けますが、
またツボれるのがあったら、
語り合いましょうね~
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