橘の部屋

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「鋼殻のレギオス」#21【奪われたフェリ】さすが本妻は強いぜ。

2009-06-06 19:16:28 | 終わったアニメ
いやー、本妻は強い。
色々あったし、終盤ではハイアの思いに心動かされて切なくなり、
彼への眼も変わったところでしたが、
最後のリーリンに全部持っていかれたよ。

す~っかり感想遅れてますが、私的には感想書きたいと思ってる作品なんで、
UPしちゃいますよ。

あらすじは公式HPから。

第21話 奪われたフェリ
ハイアがフェリを誘拐!!
都市戦が始まろうとした直前、第十七小隊に驚愕の情報が届く。
ハイアはフェリの身柄と引き換えにレイフォンとの決闘を申し込んできた。
カリアンからフェリ救出の依頼を受けたレイフォンはサリンバン教導傭兵団へと
向かう。二人の戦いは、同門ゆえか、あるいは求めるものの違いか。
意地をかけた死闘が始まろうとしていた。


途中挿入の「レジェンド・オブ・レギオス」については下でまとめます。

あーいよいよ都市戦始まるみたいっすね。
ゴル達が一番手ですか。
「めちゃめちゃにして良いんだよね?」
シャンテ張り切ってるな。
彼らの任務は内部に潜入しての撹乱のようで。
そしてくるりと振り向いたシャンテ、
「やいお前ら、しかっり援護しろよ。足引っ張ったら承知しないからなぁ」
なんかその図、お山の大将だな。
彼女がそう威張り散らしてる先にはニーナ達三人もいるわけで、
ダルシェナは
「ふん、誰が」
…ま、そうでしょう。
ニーナが不安そうに振り返るのは、レイフォンまだかなって感じ?
フェリ救出はそう簡単には行かないよきっと。

はぁ…ゴルとシャンテがレイフォンの役割を代理ってことですか。
都市戦の流れは、まず接触後に調印式があり、それが済むと開始ってことらしい。
カリアーン、ゆっくりやりなよその調印!!
机上のフェリの写真を見つめるカリアンの眼が凄いマジですね。
心配なんだろうなぁ。

あは。小窓にちょこんと手を乗せて外見てるフェリが可愛いね。
う…ベッドに土足で乗って背伸びしてたのね。
「こんなことになるなんて…」
フェリのダイトはフェルマウスの手にあり、念威は妨害されて飛ばせない。
食事を運んできたミンファを見つめるフェリの眼が怖いねー。



フェリが生徒会長の娘だと知って、ハイアが仲間から叱られてるみたい。
それも都市戦が始まろうって時に!と他の奴らはけっこう常識的なのだね。
でもハイアにとってはこのタイミングは都合が良い、と。
都市戦があるからこちらに戦力を回せない。
レイフォンは一人で来る他ないからね。
ハイアの望みはレイフォンとの決着。その為には手段を選ばない。
だがそのせいでツェルニが敗北するようなことになったら、
傭兵団は責任を問われますわな。

お前は傭兵団を潰す気か!と言われるハイア。
「どのみちサリンバン教導傭兵団は解散さぁ」
そこにフェルマウス、女王からの手紙の件を伝える。
自分たちは用無しになったと知る団員達は焦りを見せるが、
グレンダンに帰れば廃貴族を見つけた報酬は出るから、
それを持って皆は故郷へ帰ればいいと無感情な声で告げる。
家に帰れるのかと歓喜する団員達ですが…ハイアには帰る場所などない。
この傭兵団こそが、ハイアにとっては家族であり家だったわけだ。

「フォンフォンは助けに来てくれるでしょうか…」
心細そうにそう呟いたフェリですが、レイフォンの例の言葉を思い出して、
カチン!うは、面白い顔。

傭兵団がなくなれば、ハイアはただの勝手気ままな"いち武芸者"。
流れ者らしく適当にぶらつくつもりらしい。
これからは何に束縛されるでもなく、好きなところで気の向くままに
刀を取るさと手の中のダイトを見つめる。
「だからか…」とフェルマウス。
「何がさ」
「いや…他人に壊されるぐらいなら、自分で壊してしまえとでも考えたのかと思ってな」
否定するハイアですが、それならどうして先走ったのか。
これはハイアの意地、だそうだ。
「天剣を捨てたヤツに思い知らせてやるのさ。俺っちの生き様を。
サイハーデンの継承者が、このサリンバン教導傭兵団にもいたことを」

レイフォンが来てます。
仲間に見せる顔と違い、冷めた眼なんですよねーハイアを見る瞳は。

言われた通り一人で来たレイフォン。
でもハイアとの対決が条件です。
「そんなに死にたかったとは知らなかった」
黒レイフォンだぁぁ。
レストレーションしたダイトはやっぱ刀じゃなく剣なのね…。
ハッとするミュンファ&フェルマウス。
ハイアはニヤリとする。

「まだか、まだか~?」
赤ザルが都市戦の開始を今か今かと待ちわびてますよー。
小清水さんの言い方が可愛いわ。

リーリンは街を歩いてレイフォンを探してますが…そんなやみくもに
探したってね…。
と、武装した連中とぶつかっちゃいました。
一般人がこんなところで何をしてると驚ろかれ、
早くシェルターに入れと怒鳴られます。

こちらはカリアン。書類持って待機してるようですが…。
マイアスが進路を変えたって…なんで?
撤退していくマイアスは肉眼でも分かるわけで、武芸者達は唖然、です。
そこに緊急連絡が入る。都市戦は一旦中止。
各小隊は現状のまま待機。指示を待てってことらしい。
シャンテが悔しそうだなぁ。
ニーナにはレイフォンの援護に向かえとカリアンから指示が。

激しいパワーのぶつかり合いは、遠く離れた場所からも察知出来た。
リーリンが、ニーナが、サヴァリスが、フェリが、
それを感じる。
あ、緑と黄色なのねー。
どっかの熱い二人の赤と青を見慣れてきたので、なんか新鮮

同じサイハーデンの闘技を修めた二人。
同門ゆえに相手の攻撃パターンが読める。
ここまでは互角だが…とフェルマウス。

もういいだろう、こんな戦いに何の意味があるとレイフォンが問うが
エリートには分からないとハイアは引かない。
自分をエリートだと思ったことはないレイフォンですが、
それこそがエリートなんだ。
ハイアの言わんとすることや、気持ちは分かるなぁ。
天才と秀才の違いですよね。
努力して登りつめても、天性のモノには適わない。
その空しさってヤツがさ。
「当たり前のように天剣を授かり、なんの戸惑いもなく全てを捨てる!
天剣もサイハーデンの刀も!俺っちだってサイハーデンの継承者だ!
リュホウの弟子だぁぁ!」
「だからどうした」
ひぃーレイフォンが怖い。
「そんなことがフェリ先輩をさらった理由になるかぁぁぁ!」
レイフォンの放った竜巻で空高く舞い上げられたハイア。
ミュンファは思わず弓を射ようとレイフォンに向けて構えるが、
それをフェルマウスが手で遮る。
ミュンファ、それは反則だよ…と思った私ですが、
フェルマウスが止めたのはそんな気持ちからじゃなく、
そんな必要がない、ということだったみたい。

「サイハーデン闘争術、焔火!」
勝負はこれから、と竜巻を切って地に着地するハイア。
ハイアの剄の流れが見えない。
彼の動きが変わったようです。
剣で刀の技を出そうとしても、力の無駄になるようで、
サイハーデンの本来の力を出すには、刀で戦ってるハイアの方が
有効ってことなんだよね。
レイフォン押される?
これはハイアが傭兵団として実践を重ねた上で、体得した独自の技らしい。
サイハーデンの闘技にはないものだとフェルマウスが語る。
剄の流れさえ読まれなければ、ハイアは勝てる。

わーいここの挿入歌もChrome Shelledだよねーっ。
紀章さんの歌声、ほんと好きだ。

フェリのあほー。
出てきた彼女に気をとられたレイフォン、ハイアの一撃を腹に、
刀を首筋?肩?に受けてしまいましたよっ。
首筋だったら、そんなとこ斬られたら死ぬよぉぉぉ。
駆け寄ろうとするフェリに来るなとレイフォンが怒鳴る。
ここは危険だからと声を和らげて付け加えるレイフォン。
そんな彼の姿に、ハイアは苛立ちを深める。
この後に及んでまだ仲間を気に掛けるとは。
自分には守るべき仲間も家もなく、一振りの刀しか残っていないのに。
「だがこの刀に掛けて証明するさ。俺っちの生き様を。
傭兵団として過ごした日々が、無駄では無かったことを!」
この言葉は、仲間たちの胸には刺さったようですね。
「そしてリュホウは、俺っちの親父は、決してデルクなんかに
劣っていなかったと言う事を!!」

リュホウはずっと気に病んでいた。サイハーデン継承の務めをデルクに任せ、
自分は勝手に外の世界に出てしまったことを。
だからこそ、デルクの弟子が天剣授受者になったことを心から喜んだのだ。
だけどそれではダメなんだとハイア。
「リュホウの重荷を払ってやるのは、お前じゃない。親父に笑顔を
与えるのは俺っちじゃなきゃダメだったのに!」
ハイアの頬を涙が伝う。
「ハイア…お前…」
今となってはレイフォンを倒すことでしか、リュホウの期待に応えられない
のだとハイアは言う。
あぁ…切ないよ。ハイアの気持ちが痛いなぁ。

「良いんだね…ほんとに。…死ぬよ」
レイフォン、止めてぇぇぇ。怖すぎるよその眼!と声!!
「死ぬのは貴様さ」
ひぃぃぃ。ハイア、止めときなって、ブラック全開のレイフォンは
ほんとに容赦ないんだからっ。

ちょっ…れい…ふぉん…。
ハイアの身体はざっくりと斜めに斬られ、倒れた場所にみるみる血が広がる。
トドメを刺そうと下向きに剣を構えるレイフォンが怖すぎます。
覚悟を決めて目をぎゅっとつむるハイアですが、襲う筈の鈍い痛みは
なかなか来ません。
不思議に思いふと眼を開けると、ミュンファが身体を庇うように追いかぶさってました。
自分の負けだから逃げろとミュンファに告げるが、
ミュンファが聞くはずないです。
え…ハイアちゃん?そういう間柄でしたの?
駆け寄る傭兵団の団員たち。
レイフォンはトドメを刺しはしませんでした。
「悪役は貴方で、僕じゃない」
ブラックモードのレイフォンってほんと怖いよ。
非情に徹していて。
トドメ刺さなかったのも、情からではないのだもの。

「終わりました。もう大丈夫です」
フェリに向ける声は、こんな天然で可愛い声なのにね。
レイフォンの傷は肩だったようですが…
この傷で平気っていって笑って喋れるって怖いよ。
ニーナも到着してフェリの無事を見てほっとしてますが…。
そこに誰かの平手打ち。
いつもならフェリってとこですが…。

来たぁぁぁぁ!!
本妻の平手打ちでしたっ。
物凄いお怒りです。
レイフォンが女の子二人もたぶらかしてるから、ではなく、
「治ってない!ぜんっぜん治ってない!どうして貴方は人に心配ばかり
かけるの?そうやって一人でなんでもかんでも抱えて、誰が幸せになったのか、
言ってみなさい!!」
涙潤ませながら、そう言い放つリーリン。本妻は強いよ。
レイフォンは、そんな言葉よりも、まだ彼女がここにいることが信じられないようですが。

「誰…?」
「あの子…」
あぁこの後のレイフォン争奪戦を考えると頭痛いですね。

マイアスが急に進路を変えた理由、それは…。
ツェルニに近づくもう一つの都市。
外縁部にずらっと並んでこちらを見ているのは天剣授受者たちですよ。
槍殻都市グレンダンです。

えっと…危険冒して放浪バスでやっとたどり着いたリーリンの立場は…?

挿入歌のタイトルは「サイレント・トーク」。
シングル「愛のツェルニ」のC/W曲ですね。
やっぱ欲しいかなぁ。まだ二枚とも買ってないんだよね。
シングルって中途半端だから、よっほどじゃないとアルバム出るまで待っちゃう派なのよね。
でもこれアニメの為のバンドだから、アルバムとかは出ませんよね…多分。
うーん。

次回、なんだかいちゃついてますね。レイフォンとリーリン。ははは。

★レジェンド・オブ・レギオス

注意:
レジェンド…の台詞は動画のEnglish subで拾ってます。
このsub自体、正しいかどうかは不明。
一部レギオスの公式にUPされてた台詞が、subと違っていたりもしました。
私も自分の耳で挑戦してますが、声優さんたちもネイティブじゃないし、
sub通りに聞こえないこともしばしばあります。

訳も私の感性で訳してます。原作知りませんので物語の背景も分からず訳してます。
解釈違いがあると思います。ただ自分の英語のリハビリのためにやってる次第ですので、
そこんとこご了承ください。



フェイスマン:Bastard…
訳:「畜生…」

うげーっ背中割れてデカイ眼がぁぁ。

内からの声:Since you created your world by consuming 50 million people…
from Annamonega City, how does it feel?
訳:「アナモネガシティの5000万人を犠牲にして作ったアンタの世界、
   それはどんな感じだ?」

Having that world taken away from you?
訳保留

デカイ眼の中心から飛び出した腕、手の中に握られているのも
ボールのような目ん玉…うげっ。
それを握りつぶしたぁぁぁ。
その腕は…アイレインなのよね多分。

閃光が走り、部屋が内側から爆破。

頭から血を流しつつも起き上がるサヤ。

サヤ:Well done.
訳:「お見事です」

冷めた声だ。

アイレイン:Saya,don't let your blood-field down,yet.
訳:「サヤ、まだお前のブラッドフィールドは消すな」

右目を押さえてサヤにそう告げるアイレイン。

アイレイン:There is still some of his influence left here.
訳:「ヤツの影響ががまだいくらか残ってる」

サヤ:Okey.
訳:「分かりました」

◆訳に関して
Bastardは、私生児とか粗悪品ってな意味もあるので、
アイレインに対して毒付く台詞として、「出来損ないめ」
みたいなことかもしれません。
アイレインも能力者だけど、ちょっと異例な感じなのかなと
勝手に想像してみたり。
原作分かんないので、想像の想像です。

アイレインがフェイスマンに取り込まれた状態で、
中から語った台詞がちょっと訳しがたくて…
どう解釈したらいいのか迷うから、ごめん一文は放置です。
この英文自体、私の耳だと違って聞こえるのですが、
確信はないのでいい加減なことも書けないしなーと思って。

サヤのブラッドフィールドってのは、前回「砦を維持しろ」って言ってた
アレのことかと思われます。
バリアというか防御エリアを展開出来るんだろうなと推測。
だから部屋爆発しても、そのフィールド内は守られる。
爆破の前にサヤの身体から青白いもやもやが出てましたよね。
描写はなかったけど、ドミニオとラミスもそれで守ったのでしょう。

で、まだフィールドを消すなという言葉。
アイレインが潰した眼球はフェイスマンの核みたいなものなのかな。
だけどまだ周囲にフェイスマンの影響が残ってるから警戒を解けないって
感じですね。
肉片が残っていれば、そこから再生出来たりとかしちゃうのかなフェイスマン。

そもそもフェイスマンが何者で、アイレイン達とどういう関係なのか、
彼が実際やらかしたことや、
彼及びアイレイン&サヤの能力的なものも分かってないんで、
それで訳そうってのが無理あるんだけど
でも状況から想像して、
ああかな?ここかな?と思うのも、また楽しい。
そんな訳で、今回の対訳も参考程度に留めてくださいねー。


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