橘の部屋

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「PERSONA ~trinity soul~」#24【贖罪の楔】こんなに深い愛の物話。

2008-06-15 16:22:07 | ぺルソナ(ゲーム&アニメ)
一言で言って、堪りませんでした。
ある程度想像していたことも、
良い意味で裏切られました。
もっと、もっと深かったです。
見終わった後、しばし何も手が付かずぼーっとしてまいましたよ。

諒が、優しすぎて、悲しすぎて、
その愛があまりに深くて。

trinity。三位一体。父と子と聖霊の、
慎が「子」洵が「聖霊」
諒はやはり「父」なのですね。

あらすじは、公式HPより。

第24話「贖罪の楔」
十年前のその日。
昨日までと変わらぬ日常が明日も続くことを誰もが信じていた冬の午後、
綾凪市沿岸部を中心に突如起こった同時多発事故、
そして原因不明の地震を含む多重災害。
多くの人々が一瞬にして無気力症状態へと陥り、都市機能が麻痺したその瞬間、
その爆心地と呼べる場所――鉛色の富山湾を望む海岸に、小松原彩音、
そして両親とともに神郷諒がいた。そのとき、彼の腕の中に抱かれていたのは――。



冒頭のアヤネのこれは…ヘリから投身自殺したってことかな?
アヤネは「彩音」と書くのね。
でも今のアヤネは、人間じゃないので、
あえてアヤネにしておきます。

うはー、ちび慎、洵&結祈可愛いよぉ。
この可愛さは犯罪だな、おい。
1匹連れ帰って良いですか?
あ、でもどの子にしようか迷っちまう。
気をつけなさい~と言われて、
コケてるのが兄でその横を双子がスルーするってのが
また楽しいな。

一番乗りで家に到着した双子は蛙の葉っぱを持ち上げるけど、
鍵がありません。
玄関が開いて出て来た諒兄ぃ。
被ってたキャップをひょいと脱いで双子に鍵を見せます。
そこには家の鍵が。
「ただいま~」
こんなとぼけた声まで出して…う~諒兄ぃ。
弟達をめっちゃ可愛がってる感じが声に出てる出てるぅ~。
この歳になるともう子安さん声なのね。
そっか、10年前だから18歳だもんな。
沢城さんは相変わらず凄すぎ。
ちび時代もしっかり担当、
しかも双子の微妙な声の違いがまた…脱帽っす。

ここの兄達はほんと下の子に弱いのう。
慎は洵の馬になり、諒は結祈の馬になり…。
お、へばってきた慎は洵に「遅い」と突っ込まれてますよ。
諒がふふん♪と得意げな眼を向けるのが、良いじゃないすか。
慎もまたムキになるしー。ははは。
洵を乗せて猛ダッシュするも、窓から映子の姿見つけて
急ブレーキだ。
後ろに落ちた洵は「兄ちゃん酷いよー」

「映子ねーちゃん♪」
昔から映子大好きなの慎。わかりやすいわーほんと。
満面笑顔だし。
映子が持ってきたのは魚。
「きときとね」とお母さん嬉しそう。
「きときと」っていうのは、
越中富山の方言で”新鮮”という意味だそうです。
(ネットで調べちゃいました)
袋をつんつん突付く慎とおっかなびっくりの洵のしぐさが子供っぽくて良いなぁ。
映子、なにげに諒の靴があるのをチェックしてますね。
もじもじしてちっとも上がってこなかったのは、
諒に言いたいことがあったから。
「明日、時間ある?」
デートのお誘いね。最近は女の子の方が積極的です。

夜、下3人は川の字になって一つのベッドで寝てる。
仲良いよなぁ、この子たち。
父親が電話で「僕達は戻りません」と話してる。
相手は小松原。
アトリエにコーヒーを運んできた諒が扉の外でその会話を聴いている。
会話の途中でドアを開け、
「また編集の人から催促?」
知っててわざとそんな風に言う諒。
誤魔化して電話を切る父親。電話を切るタイミングを与えたようだね、諒。

母親が描いてるのは童話「くじらのはね」の最後のページ。
父親が諒に話しておきたいことがあるから、
明日、時間を作れないかと言う。
明日って映子からのお誘いはどーするんでしょう。

諒は、両親と海岸に来ています。
お父さんってば、ジュースを頭の上に乗せたりして…
慎はこの人の血をついでるなーとか思っちゃいました。
映子が誘ったのは遊園地のようですが…。
彼女に悪かったわという母に、
「遊園地には行けたから」とというのはどういう意味かな?
映子の気持ち、お母さんは気づいているようで。
鈍い息子を笑っています。ふふ。

あーそゆこと。映子はちび3人押し付けられたのかー。
確かに「遊園地には行けたから」だな。
映子、気の毒ぅー。
ちび3人とも好き勝手してるしなぁ。
コーヒーカップって回しすぎると後で気持ち悪くなるのよねぇ。
慎、私もそれ体験済み~気持ち分かるわ。(同レベルかよおい)
ヘタレてジュースで頭冷す姿が可愛いよ~慎。
でもそんな慎は、映子の気持ちに気づいてました。
京都の大学を受けた諒は、卒業したら京都へ行ってしまう。
「会えなくなっちゃうね」
映子の寂しく思う気持ちも察してる。良い子だなぁ。
すぐに食い物に眼が行く子供のくせに

両親は、アヤネの最後の眼が忘れられないのだと諒に話す。
そして告発するつもりだとも。
それは自分たちの罪でもある。
だから皆の元にはもういられない。
自首するってことだよね。それもこの足ですぐにってことかよ。

わーん、慎ってば。映子のために諒を連れてこようと遊園地を
飛び出していました。ほんと、この子ってば。

海岸では突然、かもめが騒がしくなり、砂浜に現れたのは
幼いアヤネの姿。驚愕する両親と諒。
アヤネが巨大なペルソナを出して、そこが爆心地のように
周囲に広がる被害。飛行機は墜落、電車脱線、建物は崩壊し、
大震災のような有様。街は無気力症になった人々が溢れています。

諒は慎を背に病院へ駆けつけて、映子と対面。
そして彼は小松原から決断を迫られていた。
結祈の脳の一部を洵に移植することを。
2人とも諦めるか、洵だけでも助けるか。
そう言われたら、恐らく誰でも諒と同じ答えを出すだろう。

「慎、帰ろう」
病院に来たのに傷の手当てもせずに、諒は慎を連れて帰ろうとする。
その魂抜けたような声が痛々しいよ。
そして家へ連れて帰っても、慎はぼうっとしたままだ。
「他に…痛いところはないか?」と訊く諒の声が凄く優しくて泣ける。

後日の綾凪署では行方不明者の捜索願いでてんやわんや。
対応に当たってるのは、伊藤ですー。
諒とここですれ違ってたんですね。
後に自分の上司になるなんて、思ってもみなかったろうに。
そもそも覚えてないと思うけど。
化け物を見たといってる少年。家族を亡くしたショックだろうと
言われてる諒です。
伊藤の奥さんは即死で、娘さんは病院…だったのね。
2人とも失くしたことになってるから、娘さんも長くもたなかったの
だろうけど。

家に戻ると慎がアトリエでうずくまってる。
風邪を引くぞと声をかけた諒。
慎が石膏で作ったものは…
「殺した…僕が…」
そうだったのか…やはり。
慎、アンタが初めて出したペルソナで両親を…。
その像は、2人を君のペルソナの剣で突いた姿だったのね。
(注意:…とこの時は思いました)
「違うっ!違うっ!!…慎…」
像を叩き壊して慎を思い切り抱きしめる諒。
ううう。あの像は復元しちゃいけなかったよー伊藤。
でも慎はあれを復元して思い出さなかったね。
その訳は…。

小松原が記憶を封じた為でした。
催眠療法で記憶の一部分を塗りつぶした。
そしてそうするために、その時起きたことを諒は小松原に話した。
だから小松原-九條は、慎と諒のペルソナ存在を知っていたから、
狙っていたわけですな。

海岸で起きたこと。
一回見ただけでは良くわかんなくて混乱したので、
三回くらい巻き戻して見ましたよ。
整理して順を追って書くと…

1.アヤネのペルソナが神郷夫妻を襲う。

2.2人からペルソナとはちょっと違う人型のものが引っ張られて出てくる。
 これは精神体ってことかな。大人だからペルソナではなくて。

3.海岸に到着し、それを見た慎が無意識に出したペルソナが
 両親のペルソナもどきに刺さっていた剣を抜いた。
 そう、刺したんじゃなくて、抜いたんだよ。
 慎のペルソナって元々剣を持っていたわけじゃないんだ。
 あの剣は、両親の合体ペルソナの一部のように見えます。
 アヤネのペルソナは、合体ペルソナの頭部をむんずと掴んで
 引き剥がそうとしてるわけだから、この剣はアヤネ側のものとも思いにくい。
 これであの像のあの妙な形も納得ですね。
 
4.そして慎のペルソナが、アヤネのペルソナを斬ろうとしたら、
 両親のペルソナもどきがアヤネのペルソナを庇った…んだよね?
 そしてアヤネを見て頷いた

2人は、アヤネのことを救いたいと思ったのでしょうか。
あの頷きには親心のような愛も感じられました。

「見るな!!」っていう子安さんの声が凄かったよ。

「なく…なっちゃえ…こんなの…いらない!!」
アヤネが叫んで彼女のペルソナは空中分解、大量のくじらの羽根が噴出しました。
慎を庇うために諒もこの時初めてペルソナを出したんだね。
諒のペルソナのおかけで衝撃を間逃れたのだと思われます。
爆心地に居たにも関わらず、多少の怪我しかしてないんですもんね。

そうして、諒は小松原に慎の記憶を処置してもらった。
記憶を封じた慎に、笑顔が戻った。

飛行場で諒と別れたくない慎が、
諒のところへ掛け戻るのがまた堪りません。
諒の、慎の笑顔を見る眼に、
これでよかったんだという思いが受け取れました。
「お別れだ」
この時、覚悟を決めたんだね諒。
そうやって、慎に真実を忘れさせ、
1人で全部背負い込んで。
まだ、たかだか18歳だったのに。
…堪らないよ。

叔母の手に引かれていく洵が
「お兄ちゃん、またお馬さんしてねー」
と明るく声をかける。
それは、洵ではなく結祈。
諒も気づいたようです。
ここはドキッとしましたね。そして…泣けました。

1人誰も居ないあの家に戻って、
母が描いた「くじらのはね」の絵の中の
人の姿を塗りつぶしていく諒が悲しすぎます。

慎…思い出したんだね。
よほど強いショックがない限り、記憶は封じられたままの筈だったのに。
度重なるストレスと叶鳴の死のショックが引き起こしてしまったのね。
ソファに身をゆだねて、涙を流してる君がとても大人っぽく見えたよ。
飛行場で別れた時の諒への気持ちが蘇る。
そしてあの諒の背中に背負っていたものが、
今やっと分かったんだね。

愛されていたんだよ、君はこんなに。

両親が眠る墓地。伊藤の妻と娘の墓もあるその地に、新たに叶鳴の墓が…。
花を手向ける真田とめぐみ。
CM明けにちらっと映った百合の花束は、これだったのね。
ちゃんと人間として葬ってもらったのね。
良かったね、叶鳴。


突然、慎の向かいのソファに座っているアヤネの姿。
怖いよ、もう。

「少年の代わりに、貴方は未来を得た」

アヤネは慎にそう告げて、羽根になって消えた。

少年の代わりに…。
未来を失くした少年は、諒ですね。

ここで、続く、です。

もう、泣けました…。

両親の死に慎が関わっているのだろうなということは、
柊の言葉なんかで想像はしていました。
最悪、慎のペルソナが殺してるかなとも思いましたが、
もう少し複雑でしたね。
あれが両親のペルソナの一部ならば、慎は知らず、
両親の心と共にいることになる。
そしてあの剣は両親の思い。
アヤネのことも救ってやりたい、解放してやりたいという
2人の思い、自分たちが歪めてしまったものを正したいという思い。
だから慎のペルソナがあの剣でペルソナを切れば、
リバースにも無気力症にもならずに人々は解放される。
解放の子、慎。
でもその力が、慎1人によるものでなかったことに、
胸の奥が熱くなります。

そして諒があまりに辛すぎて、もう…。

洵と結祈の手術の時は、諒はこの医師がまさか両親が電話で
口論していた相手とは知らなかったのよね。
辛い決断だったけど、片方でも生き残れるのならばと、
結祈を諦めて、洵を生かす道を選んだ。
結祈を自分が殺したような気持ちでもいるだろう。
飛行場で洵の中の結祈が無邪気に「またお馬さん」とねだった時、
どんな思いでいたでしょうね。
でもその痛みも、一生持っていかねばならないと思ったんだろうな。
そして後に彼は、この手術も小松原の実験だったことを知るわけで、
その苦悩はいかばかりかと思います。

そして慎の心を壊さないために、小松原の手を借りて催眠療法までした。
ここで慎のペルソナ情報を与えてしまったことも、後で失態だったと
気づいたでしょう。

慎が記憶を取り戻さないように、慎と洵が小松原に利用されないように、
この土地と自分から引き放さなければならない。
冷たくあしらって、憎まれようとも。
あんなに慎たちをこの街から出て行かせようとしたのは、
「自分のやろうとしている事に巻き込んでは危険」
なんて生易しいものではなかった。
もっと切羽詰まっていたのだね。
今ならば、慎たちがこの街に戻って来た時の諒のピリピリ感がわかる。

辛すぎるよ…。

「くじらのはね」ですが…
事件の前夜、最後の絵を描いていたんですよね、お母さん。
もうすぐ終わるって言ってましたよね。
終わったわけじゃなかったですよ…ね?
でも童話は出版されている。
諒が結末書き換えたとか、そういうことないですかね?
考えすぎ?

PERSONA-trinity Soul-
愛の物語だったんですね。

【追記:16:50】
-あの剣は、両親の合体ペルソナの一部のように見えます。-
と書いたことについてですが…

タイトルからして『贖罪の楔』ですものね。
神郷夫妻の身体から出て来たペルソナもどきに刺さっていたのは、
『楔』だったと見て間違いないでしょう。

ちなみに辞苑によりますと楔とは…
くさび【楔・轄】
① 堅い材木または金属で、一端を厚く他端に至るに従って薄く作った
  刃形のもの。物を割ったり、押し上げたり、また、物と物とが離れ
  ないように、両方にまたがらせて打ち込んだり、 穴(ホゾアナ)に挿
  し込んだりする。
② 物と物とをつなぎあわすもの。また、二つの物に挟まれるもの。

アヤネのペルソナに捕まれた時、2人は離れぬよう固く手を握りあっていた。
2人を繋ぐ愛と、共通の罪。それが形となったのが、あの楔でしょう。
よく見ると、あれは慎のペルソナが抜くまでは、剣の形をしていません。
2人にとってはあくまでも「楔」だったもの。
それが慎によって、解放のための剣となった。
そこにも感動を覚えます。

【さらに追記17:30】すみません、↑って書きましたが、もいちどよく見たら、
最初からあの形でした。剣でした。
両親のペルソナもどきが、引っ張られた時の画像が、
まだ中途半端な状態だったので、そう見えただけのようです。


あちこち書かれた感想を巡っていると、あのシーンは誤解されてる方が
けっこういるようで。
私も一回見ただけでは良く理解出来なかったので、さもあらんと思う。
慎、本人も誤解してるんだしね。

いや、慎のペルソナくんは、そんな子じゃありません。

両親のペルソナもどきがアヤネを庇った為、慎のペルソナが斬る形に
なったから、殺したことになるとも受け止められているようですが、
慎がペルソナ出す前に、もう両親は手のあたりから裏返ってきて
いましたし、助からなかったと思います。
それに慎の剣でペルソナを斬った場合は、持ち主には無害のはずですから。
両親のあれは、みんなのペルソナとはちょっと違うようなので、
微妙といえば、微妙ですが。
でも大丈夫。慎が両親を殺したわけじゃないよ。




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6 コメント

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なるほど (ペロ)
2008-06-16 23:30:09
あのシーンは一度見ただけでは、理解が難しいシーンですね。
解説を読ませていただいた後にもう一度見直したら、よりいっそう胸が締め付けられる思いでした。
ありがとうございました。

あと2話が楽しみです。
最後はハッピーエンドになってくれると良いですね。
そう願いたいですね。 (たちばな)
2008-06-16 23:53:55
ペロさん コメントありがとうございます。

そうなんですよ、あのシーンは、
一度見た時は、「ん?ん?んんんん?」
って感じで、よくわかんなくて、
戻して数回見て、理解したわけです。
パッと軽く見ただけだと、誤解しかねない
映像ですよね。

>解説を読ませていただいた後にもう一度
>見直したら、よりいっそう胸が締め付けられる
>思いでした。

お役に立ててよかったです。
そんな風に言って頂いて、とても嬉しい。
こちらこそありがとうございます。
ほんと、胸が締め付けられましたよね。
このアニメはとても人の「思い」を丁寧に
書いて見せてくれるので、
のめりこんで見ていると、魂持っていかれて
しまいます。上手いですよね。

ハッピーエンドを願ってはいますが、
この展開では、どーしても悲しい結末ばかり
想像出来てしまいます。
あと二話、見守りましょう。
Unknown (StA)
2008-06-17 07:55:15
はじめまして。
慎とアヤネが戦闘してるシーンの最後、剣で両親のペルソナ(精神体)を切ってしまうシーンですが、
父親の精神体はアヤネを庇い、母親の精神体は慎のペルソナを抱きしめてるように見えるんですよね。

あの剣は両親の贖罪の意識の具現化で、だからこそ両方を貫いていて。
それを慎のペルソナが抜くことで、両親は罪の意識からも開放されてるのかもしれません。

ここからは推論ですが・・・
小松原の複製したアヤネと、最後に(青年)慎の前に出てきたアヤネ、
両陣営(といっていいかは微妙かもしれませんが)に一人ずつアヤネがいるような気がします。

その両者を如何に融和させるか(もしくは決着をつけるか)が話の結末になりそうな気がします。

あと全ての記憶を思い出した慎がどう動くかが気になるところです。


いやー、1話から見続けてきたけど後半の話のテンポはすごいですねー。
いいアニメだ。
良いアニメですよね。 (たちばな)
2008-06-17 20:54:33
StAさま 初めまして。
コメントありがとうございます。

>父親の精神体はアヤネを庇い、母親の精神体は
>慎のペルソナを抱きしめてるように見えるんで
>すよね。

そうですね。慎のペルソナが刀を振るった時、
手前に母ペルソナ、背中合わせでアヤネのペルソナ
の方を向いた父ペルソナって位置で、斬った後は、
母ペルソナが慎のペルソナに倒れこむような形で
消えて行き、父ペルソナがアヤネペルソナに
倒れこむような形で、頷いて消えていった感じ
ですね。追記、追記で増えてしまったので、
後で気づいた詳しい描写はもう追記しなかったの
ですが。よく見れば見るほど、分かることがある。
深いですよね。

>あの剣は両親の贖罪の意識の具現化で、だからこそ
>両方を貫いていて。
>それを慎のペルソナが抜くことで、両親は罪の意識
>からも開放されてるのかもしれません。

私もそう思います。

>小松原の複製したアヤネと、最後に(青年)慎の前に
>出てきたアヤネ、

バイオノイドの方は、外見はアヤネでも、
アヤネの精神が入ってるわけではないので、
あくまでも小松原(九條)の作ったアヤネなわけで、
慎たちの前に姿を現しているのが、本物ですよね。

で、問題は、本物のアヤネが何をしたいか、
ですよね。
今のアヤネは現状を憂いで、慎たちに止めさせよう
としているようにも見えるのですが、
神郷夫妻を襲った時の彼女は、凶悪だったし(汗)
夫妻の愛で癒されて変わった、とかでしょうか。

全てを知った慎、重すぎる記憶ですが、
大丈夫でしょうか。
どう動くか、私も気になります。

あと二話、どんな結末になるのか、
どきどきです。

Unknown (なほこ)
2008-06-18 20:09:58
はじめましてv
拍手が設置されてなかったので、あえてコメントを選ばせてもらいましたv

>あれが両親のペルソナの一部ならば、慎は知らず、
両親の心と共にいることになる。

この部分を読んでて鳥肌が立ったと同時に胸が熱くなる思いがしました。レビュすばらしいですv

ほんとうに、この作品は神の域ですね。考えれば考えるほど深いです。

残りの2話。刮目するしかないですよね。
ほんとうに気が抜けない。
ありがとうございます。 (たちばな)
2008-06-18 21:42:45
なほこさん 初めまして。
コメントありがとうございます。

gooブログは有料のアドバンスにしないと、
ブログパーツ等、付けられないのですよ。
それが最近寂しくて、密かに引越しも考慮してる
ところなのです。
Web拍手すらなくて、すみません。
お手数おかけしてしまいましたね。

>この部分を読んでて鳥肌が立ったと同時に
>胸が熱くなる思いがしました。
>レビュすばらしいですv

そんな風に言って頂いて感激です。
舞い上がってしまいました。

作品にのめりこむと、感想の方も、
自分の世界に入ってしまいがち
(ちょっとイっちゃってる感じ)
なんですよね。
このアニメには毎回心持って行かれていますが、
24話は、特に強く心揺り動かされ、
いつも以上に浸った感想となりました。
感じたままをぶつけました。

それをお褒め頂いて、本当に嬉しく思います。

あと残り2話というのが、寂しいですね。
どんな結末を迎えるのか、
眼が離せません。