韓国産業通商資源部は4月20日、今週中にアメリカと通商問題に関する協議を行う予定だと発表した。協議はアメリカ側の要請によるもので、トランプ政権が打ち出した新たな関税措置を受け、韓国が対応を協議する形となる。
韓国からは崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相と安徳根(アン・ドックン)通商交渉本部長が出席し、アメリカ側は通商代表部(USTR)のグリア代表とベッセント財務長官が応じる予定だ。会談は、国際通貨基金(IMF)および世界銀行の春季会合にあわせて行われる見通し。
声明によると、「協議はアメリカの提案によるものであり、現在、日程や議題の詳細を調整している」としている。安氏は23日にソウルを出発する予定だが、具体的な協議内容については明らかにされていない。
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米韓関税協議 日本に続き今週中に開催
韓国政府は20日、今週中にアメリカとの通商協議を実施すると発表した。韓国経済は輸出への依存度が高く、特にアメリカ市場への影響が懸念されており、今回の協議に注目が集まっている。
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