古代中国で、まだ墨のなかった時代には、文字を書いたり絵を描いたりするのはとても不便でした。周の宣王の時代に邢夷という人がおり、絵を描くことに優れていました。ある日、彼は手が汚れてしまったので、近くの小川まで手を洗いに行きます。その時、傍に何か真っ黒なものが落ちているのを見つけ、拾い上げたところ、ただの松炭だったので捨てました。そして、ふと自分の手を見ると、思わずぷっと吹き出してしまいます。たった今洗ったばかりの手が洗う前よりも黒くなっていたのです。彼は、手を黒く染めた松炭をみて、これを使って文字や絵が描けるに違いないと思い、その炭を拾って家へ持ち帰りました。
家に帰った邢夷は、真っ先にこの炭を粉にして、水を加えてみましたが、どうしてもまとまりません。あれこれ考えてみましたが、どうにもいい方法が思いつきませんでした。
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中国の墨の由来
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