ロシアと中共(中国共産党)が国際社会から孤立している中、5月16日にロシアのプーチン大統領が北京に到着し、2日間の訪問を開始した。この訪問における両国首脳の会談の背後にある意図が、注目されている。
プーチン大統領は、5月16日の早朝に北京に到着し、その日のうちに中共党首習近平と会談を行った。これはロシアとウクライナの紛争が始まってから4回目の「プーチン・習近平会談」であり、中国がプーチン氏にとって再選後初めて訪れた国となった。中共のメディアは、習が会談でプーチン大統領の再選を祝福したことを伝えている。
台湾の国防安全研究院の助理研究員、鍾志東氏は、「プーチン氏が再選後の最初の外国訪問で、急いで中国に向かったのは、戦略的パートナーである中国との関係を維持し、ロシア・ウクライナ紛争における支援を確保し、国際的な孤立からの脱却を図る狙いがある」と分析している。
その日、プーチン氏は記者会見において、ロシアと中国の間の貿易や投資がしっかりと保護されており、他国の影響を受けていないことを強調した。
鍾志東氏は次のように述べている。
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中国共産党の半世紀にわたる国債の本当の動機は、超長期国債を使い、庶民に強制的な手段で買わせ、中国人民の280兆円の貯蓄から最後の一滴まで搾り取ること。 写真は2006年3月7日の香港証券取引所 (Mike Clarke/AFP via Getty Images)
中国共産党の財源を調達するため、財政部は5月13日に2024年の一般国庫債券と超長期特別国庫債券の発行スケジュールを発表した。
超長期特別国庫債券には満期が20年、30年、50年のものがあり、利払いは半年ごとである。具体的には、20年国債は5月24日、30年国債は5月17日、50年国債は6月14日に発行する。
中国共産党政府の財政難は明らかである。全国人民代表大会と全国政治協商会議の政府作業報告によると、今年はまず1兆元を発行し、国の主要戦略の実施と重点分野の安全保障能力の構築に充て、経済の回復と発展を促すとしている。
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「戦後空間」から日本を解き放つことを主題とした書籍『閉ざされた<戦後空間>を開く 形象の国・日本を解き放つ』著者:田中英道/岡島実(ミネルヴァ書房)を全3回にわたり紹介する。
ゲストは著者のひとり、岡島実氏。人権弁護士である岡島実氏が、東北大学名誉教授で文学博士の田中英道氏と出会うまでのストーリーと、岡島氏が注目した田中英道氏の4つの言説『1946年憲法の再考』、『OSSとフランクフルト学派の問題』、『フランクフルト学派とは何か』、『形象学という視点』についてお話を伺った。さらに本書の意図である「閉ざされた戦後空間を開く」とはどういうことか?、また本書を構成する各章について重要なポイントを踏まえてお話いただいた。
激動の世界情勢の中、今こそ日本人が根本的に覚醒するためのヒントが本書には詰まっている。
◆閉ざされた<戦後空間>を開く 形象の国・日本を解き放つ
(上巻)戦後日本を閉ざしたブラック・プロパガンダ機関「OSS」
(中巻)近代の虚構性とフランクフルト学派
(下巻)日本を解き放つ鍵「伝統文化の再認識」
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今月19日、一部地域で過去最高の降水量を記録した中国広西チワン族自治区の首府である南寧市では、都市内排水不全により、深刻な氾濫が発生した。
当日、市内各地では交通規制が敷かれ、一部地区では水深は自動車の屋根まで到達するほどだ。一部団地では、水位を少しでも下げようとしてハンマーで団地を囲むフェンスを叩き壊す住民まで現れている。
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