「その道は、すべての合法な投票を数えることであって、不正な手段で非合法な票を数えることではない。どの票が合法か違法かを判断する法的手続きがある」と語っている。(8日FOXニュースの取材に対し)

テキサス州選出の共和党上院議員テッド・クルーズ氏
連邦選挙管理委員会のトレイ・トレイナー(Trey Trainor)委員長は6日、Newsmax TVの番組で、
「選挙の不正行為は、集計作業が終わっていない州で不正が発生していると確信している」と述べ、
「法律が守られていなければ、今回の選挙は違法だ」と。
トランプ陣営が起こした訴訟は非常に有効な主張(very valid allegations)である」と強調。
■今後は法廷の場へ移行し司法判断になる
トランプ大統領の個人弁護士で、元NY市長のルディ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は7日、記者会見で、大統領選挙の不正投票をめぐって、
「少なくとも60万票に問題がある。トランプ大統領は諦めない」として
トランプ陣営が法的措置を取る意向を表明。
激戦州での得票の差は僅少差であった。通常ならばトランプ大統領の大勝利であったはずが、「5秒間で15万票がバイデン票、その間のトランプ票は6000票」など偏った異常な票の変動が不正集計ソフトの「不具合」その他によって起こってしまった。
米メディアの中にも「トランプ氏とバイデン氏、長期戦も「集計と法廷闘争が終わるまではどちらも勝利宣言をすべきではない」(WSJ 11月10日)という声が出始めてはいる。極めて小さい声ではあるようだが。
往生際が悪く恥ずべきなのはむしろ、「法治国家」にあるまじきご自身の陣営の酷い不正の内部告発が次々と起こっているのに、それらを完無視しつつ、正々堂々と司法の判断を待つことなく勝利を既成事実化し「ピンポンダッシュ」で勝ち逃げしようとしているバイデン氏の方なのでは。
もう一度書いておきます
米共和党のテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員は8日、FOXニュースの取材に対し、「トランプ大統領は勝利への道筋にあると確信している。その道は、すべての合法な投票を数えることであって、不正な手段で非合法な票を数えることではない。」「どの票が合法か違法かを判断する法的手続きがある」と語っており、これは米国の上院議員の発言なのだ。
「外交的儀礼」に沿った行動をとるよりも、このまっとうな発言の重みこそ、「法治国家」「民主主義国家」として、海外の首脳らも理性的でかつ冷静、曇りのない目で公平に眺め、どちらか一方に「電話外交」を行うよりも今暫くは米国の大統領選挙の行方を静観すべきなのではないだろうか。
日本政府は特に、国連の場で初めて米国大統領として横田めぐみさんのことを取り上げて、「13歳の日本の少女が(非道にも)連れ去られたんだぞ」と訴えて下さったトランプ大統領の現状を見守って「最低限の礼節」ある態度で、共和党の議員らが「徹底的に戦う」といっている以上、トランプ陣営の意向を尊重するべきなのではないか。
「日本は今後の米国の司法判断を尊重し、静観します」でよいと思う。
そのような毅然とした立場がとれないのなら、独立国家とはいえない。
■米国の有権者らの見方
「選挙結果ができるだけ早く確定すべきだ」と考えている人は米国の有権者の15%にとどまっており、この結果は党派別の差がないそうなのだ。
一方、78%の有権者は、「全ての集計が終わる前に勝利を宣言するのは不適切だ」としている。
ハリスX社のドリタン・ネショウ(Dritan Nesho)最高経営責任者(CEO)は「候補者は早まった勝利宣言をせず、選挙の最終結果を受け入れることが望ましい」と語っている。
「党派や支持対象を問わず、アメリカ人は投票数を完全に集計し、秩序ある選挙プロセスを終えることを望んでいる」と。
■海外からも呈されている今回の選挙の「異常さ」
ツイッターユーザーで英国人データ・サイエンティストのサラ・イーグルスフィールド(Sarah Eaglesfield)氏は11日9日、米国大統領選挙の投票問題について、不合理な増え方や減り方があると投稿し、疑わしいデータのスクリーンショットを掲載して解説している。
①米ミシガン州の投票データでは、
11月4日午後11時31分48秒の時点で、集計された投票数は457万4555票だった。しかし、この5秒後に、集計された投票数は472万4327票となった。
5秒間で、ミシガン州の投票数は14万9772票が一気に増えたという。
この約15万票のうち、トランプ氏への投票は6000票にとどまった。
②バージニア州の投票データにも異常がみられたとも指摘
11月4日午前4時43分の時点で、集計された投票数は336万8181票だった。しかし、この約30分後の午前5時12分に、集計された投票数は319万9165票となり、約17万票が減った。
③激戦州でないアーカンソー州でも、集計された投票数が急に減少したと指摘した。6日午後7時10分、集計が終わった投票数は121万2935票だったが、14分後に120万7944票となった。約5000票が減った。
同氏は、この現象について「『予想通り』なのか、あるいは(集計ソフトの)誤作動なのかがわからない。とにかく私は、2020米大統領選挙のデータを全く理解できない」とコメントを書き込んだ。
同氏は「データのファクト・チェックを必ず行ってください」とした。
このツイッターで、イーグルスフィールド氏の投稿に注目が集まった。
ミシガン州の共和党は6日の記者会見で、集計ソフトの「不具合」で、同州では大量の共和党の票が民主党に計上されたと明らかにした。
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