My Painting Life

絵付けに係る日々の出来事を徒然なるままに、、、。

外国人のいない東京

2011-03-30 19:03:36 | 日記
今日、久しぶりに原宿陶画舎へ行きました。スクールの方は3月いっぱい閉じていますがお店の方はオープンしています。地震の時のことについておうかがいすると揺れのわりには被害は少なかったとのことでした。お店の方は思ったより賑わっていて、暖かさとともに客足が戻っているとのこと、私も少し安心致しました。
それにしても今、表参道には外国人の姿が全く見当たりません。地下鉄でも全く外国人の姿を見かけませんでした。皆、自分の国に逃げ帰ってしまったのでしょうか。東京は全く大丈夫で日ごとに経済活動を基に戻す足並みをそろえているというのに、東京が丸ごと国際的な風評被害にはまってしまったような寂しさを感じました。
でも皆さん、悲しいことをたくさん見聞きして引きこもりになりたい気持ちは分かりますが、すいている表参道に行って楽しく買い物して今こそ日本経済を回復する一助になりましょう。

IPAT雑誌未配達の件中間報告

2011-03-29 08:58:08 | 日記
IPATの雑誌(1,2,3月合併号)が日本の会員に未配達であった原因が以下の様に判明致しました。
IPATで調査したところ、郵送を頼んでいた会社のミスで200冊、宛先を間違えて送られていたそうです。その200冊の中に日本の会員の分がすっぽり入っていたようです。
既にIPATでの在庫は200冊無いのでこれから再印刷して送るか、その分を未配達の会員の年会費から差し引くか今、代表役員で話し合いが行われていますが、私は、『日本の会員の殆どが、雑誌こそがIPATとの絆であるのですから再印刷してできるだけ早く送ってほしい』と強く主張しました。今週中には結論が出ると思いますので解決まで今少しお待ちください。
IPAT日本代表 花島悦子より

震災後2週間&IPAT雑誌未配達の件

2011-03-27 21:12:05 | 日記
震災から2週間が過ぎましたが原発の問題もあり皆さん落ち着かない日々をお過ごしのことと思われます。昨日震災後初めて用事で東京都心へ行きました。エレベーターは節電の為止まっている場所が多く、電気も必要最小限で点灯している感じでどこでもほの暗い感じでした。
このような事態に陥ると、今までいかに無頓着に電力を消費し贅沢な生活を送っていたかということがしみじみと反省させられます。我家でも電力を大量消費するオイルヒーターはやめてもっぱらファンヒーター一つをあちこち移動しながら使っています。食器洗い機も今はやめて手洗いしています。自慢のIH調理機は使わないと生活できないので使っていますが今は使うたびに後ろめたい気持ちが発生します。ガソリンは今週初めにやっと満タンに入れられるようになり、一息ついています。電池を買うのに出遅れたので夜間停電の時にはろうそく一本で過ごしています。両親や祖父母から戦争中の窮乏生活に付いて聞いたことはありましたが、それは歴史上の過去の話であると思っていました。まさか自分が生きている間にこのような生活をすることになるなんて驚きでした。日本が大変な事態に陥っている時に何もできない自分がじれったい思いでいましたがボランティアには行けなくてもささやかながら募金して少し気持ちが落ち着きました。
今あちこちで様々な行事がキャンセルになってしまいとても残念です。日本全国喪に服したい気持ちはとても良く分かるのですが、経済が停滞しては復興することもかなわなくなると心配です。私自身は可能な限り淡々と、目の前の自分にできることを続けていこうと決めています。

日本がこのような目に合ってから海外の友達たちからも沢山、励ましのメールをもらっています。中には、自分で日本救援基金を立ち上げてチャリティーイベントを始めた友人もいます。原発の爆発直後には本気で自分のところへ避難してくるように勧めてくれる友人もいて好意を嬉しく思いながらも、実は首都圏はそんなに大変でもないのだと火消しメールを送るのも大変でしたが。一つ一つが涙なしには読めないような優しく心からの心配がわかるような有難いものばかりでした。

話は変わりますが、今、IPATの1,2,3月合併号が日本のIPATメンバーの手元に届かない問題が起こっています。国内各地のメンバー数人に問合せたところ全員受け取っていませんでした。私自身にも届いていなかったのですが個人的なトラブルであると思い3月になって本部へ言って送ってもらいました。その後、他の方々からも続々と未配達について問い合わせが有り全国規模で皆受け取っていないことはほぼ確実であることがわかりました。IPAT事務局では確かに送付済みとの返事しかありませんので、この事態を受けて先週、本部の執行役員宛に、今年更新した日本のメンバーにもう一度送るように申し入れをしています。まだ返事はありませんが結論が出ましたらまた、ブログにてご報告致します。
この号は日本人アーティストの清水桂子さんのIPAT大会で受賞した仮面の作品がIPATの表紙を飾っており、私自身としてもこれが日本人会員の手元に真っ先に届かないとは何たることかと思い、本当に残念なことです。


3月11日の地震

2011-03-12 15:54:03 | 日記
皆さんご無事でしょうか。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
春日部も相当揺れましたが私は家族も含め無事です。ライフラインもOKで普通の生活ができています。
地震の時、私は自分の絵付部屋でパソコン作業をしていました。尋常ではない揺れっぷりに驚きあわてて、壁に飾ってある大物作品を外しました。高いところに不安定な状態で置いてあった作品が落ちて数点割れました。白磁も棚の中から転げ落ちて数点割れました。一番ショックだったのはJaneMarcksから購入したの陶板が大切に飾ってあったガラス棚も扉が開き、転げ落ちて割れてしまったことです。もうHPの中でしか眺めることができません。しかしながら東北地方の尋常でない被害を見るにつけ、私の被害などどうと言うことも無いでしょう。Janeの陶板を買った時の嬉しい思い出は私の心に永遠に残っているのですから。又、私自身の大切な作品も殆ど助かりました。その後、この日締め切りの陶画舎展に発送する作品を梱包し、車に積んでありましたので、すぐに宅配に出し、海外の友達にとりあえず私が無事であることをメールしました。
この日、九段下の事務所にいた夫は北千住まで歩き、そこで知人に自転車を借りて西新井の義父の無事を確かめそのまま春日部まで自転車をこいで夜中に帰って来ました。近所の高校で足止めされていた姪と義姉も我家に避難してきて泊まりました。一晩中余震が続き良く眠れませんでしたが。
朝になり、海外の友達から続々とお見舞いメールが届き、読みながら泣けてしまいました。
原宿陶画舎からも陶画舎展の中止のお知らせが有りました。余震を用心して決断されたとのことで致し方ないことであると思います。明日予定されていたJPPAの総会もホテルの使用予定の部屋のシャンデリアが落ちたということで中止になりました。この影響がどこまで広がるか不安はありますが、私達はとりあえず日々の生活に戻り、被災に合われた方々の力になれることが有れば協力していきたいと思っています。