美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信2016年4月7日

2016年04月07日 | クラス通信Ⅴ(高70期)

◆新しいクラス

 これからのみんなの気持ち次第でクラスはどんな風にも変わります。嗜好も違うたまたま一緒になった集まりですが、10代という時期を共有する大切な集団です。偶然とはいえ貴重な人生の出会い・・・不思議・・・。このクラスで良かったなと思えるクラスにしたいですね。

 そのためには42人全員の「思い」が必要です! 

みんなの「思い」を具体的な形にしてください。

 

◆大切にしたいことⅠ 

みんなが気持ち良く生活できること。具体的には、気持ち良い「挨拶」と「掃除」の徹底が大切と考えます。家と学校の両方で実践してください。朝起きて元気良く「おはようございます」と言う、自分の部屋(教室)は自分できちんと掃除・整理整頓する。教室の美化を心がける。このささいな日常が私たちの心、人間としての土台をつくります。

 

◆大切にしたいことⅡ 

クラスという共同体を気持ち良い空間として維持するにはエネルギーがいります。

人が人として生きていくために最も大切なことは「思いやりの気持ち」だと思います。家族への思いやり、友達への思いやり、自分が出会っていくすべての人たちへの思いやり・・・そして、自分自身への思いやり。身近な所での思いやりの精神は限りの無い連鎖を生んでいき、その連鎖がいい社会を生み出すのではないでしょうか。

自分勝手な人は結局は自分自身の良さを壊しているのです。自分ひとりが生きているのではない。いろいろな立場、いろいろな思いや考えを持った人の集まりの中の一人として自分があるという「公の精神」を自覚できるようになろう。

さまざまな場面で各々の役割を果たすということが求められます。事の大小にかかわらず自分に与えられた役割をきちんと果たすという「責任感」が集団を支えます。

 

思いやりの精神の無い学びは空虚です。責任感を求められないクラブ活動も無意味です。公をわきまえない人は教養無き人です。一人一人の「思い」でクラスを支え、友だちとの信頼関係を生み出そうではありませんか。お互いを思いやり、高めあおうではありませんか。

 

◆クラスでの役割、クラスを支える気持ち

日番(朝)鍵と日誌を職員室に取りに行く。担任メモなどの有無に注意。(スクールアワー中)移動教室時の鍵の施錠責任。(終礼)職員室前の連絡メモ、棚の配布物・返却物等チェック、終礼の運営。

掃除 無断で絶対にサボらない。用事がある時は変わってもらう。

*日番、掃除をする姿にその人のすべてが表れる。

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