文学部美学科で「芸術学実習E・F(陶芸)」を受講する人に・・・
人間には自分の様々な器官を通して得られる感覚や知覚の楽しみというものが与えられています。感覚の楽しみは、日常の生活の一番身近なもので、誰でもいつでも味わうことができるものです。そしてその感覚が鍛えられることにより心に感じるものも深まっていきます。
あなたが粘土を手に取り、ものを作れば、あなただけの形象が地上に生まれます。
あなた自身の心をこめた作品には、誰のものでもないあなたの心の何かが現れます。
あなたの芸術性の本心が現れます。
無限の世界の中のただひとつの存在といえるもの。
他のものとの比較を必要としない、自分を大切にする、自分自身と対話する時間。
今まで見えなかったもの、聞こえなかったものに気づく瞬間。
人間の優しさ、他者を受け入れる心。
この実感とともに理論を学んでいってほしいと願います。
「芸術」は抽象的な「美」の問題ではなく、人間の作り為せる技のあと、作家の生きた感情の具体的な表現です。そして、その鑑賞も理解も私たちの感覚を通じて実感的に行われます。芸術が生み出されてくる意識過程を、体験的、経験的に考えることは、美学・芸術の理解を深めます。陶芸制作を通して「作品」が生み出されるイメージの問題、テクニックの問題をトータルに感じ取ってください。
シラバス
春 週2時間 1 単位 履修基準年度 3 年
芸術学実習E 2
粘土を手に取り形を作れば、そこには作り手の美意識、芸術性の本心が現れます。陶芸の基本技法を学び、作品制作を通して、作り手としての創作実感を深めます。
第1回(4/13) オリエンテーション、手捻り(湯飲みA)
第2回(4/20)玉作り(茶碗B)
第3回(4/27)仕上げ
第4回(5/4)紐作り(グラスC)
第5回(5/11)仕上げ
第6回(5/18)絵付け・釉薬掛け・窯入れ(ABC)
第7回(5/25)板作り(型で作る皿DE)
第8回(6/1) 板作り(マグカップF)
第9回(6/8)仕上げ
第10回(6/15)*休講
第11回(6/22)復習制作(G)
第12回(6/29)仕上げ
第13回(7/6) 絵付け・釉薬掛け・窯入れ(DEFG)
第14回(7/13)まとめ
陶芸制作に関する材料費4000円(粘土代、釉薬代等)が必要です。
爪を伸ばしている人は制作不可能です。
出席が重視されます。
実習授業にふさわしい服装で来てください。
秋 週2時間 1 単位 履修基準年度 3 年
芸術学実習F 2
春学期に学んだ陶芸制作の基本技術をより高め、次の段階として電気轆轤(ロクロ)による制作に挑戦します。陶芸制作の基本技術に支えられた各人の表現の獲得を目指します。春学期に芸術学実習E(陶芸)を履修した学生、もしくはそれと同様の知識と技術を身につけた学生を対象とした講座です。
*陶芸が初めての人、授業を休む人 は履修不可ですので注意してください。
第1回(9/21) 陶芸轆轤(ろくろ)オリエンテーション、春学期復習制作(G)
第2回(9/28) 備前焼き制作(H)
第3回(10/5) A班:轆轤(茶碗I) B班:紐つくり(花器J)
第4回(10/12) A班:仕上げ(茶碗I) B班:轆轤(茶碗I)
第5回(10/19) A班:轆轤(茶碗K) B班:仕上げ(茶碗I)
第6回(10/26) A班:仕上げ(茶碗K) B班:轆轤(茶碗K)
第7回(11/2) *休講
第8回(11/9) 絵付け・釉薬掛け・窯入れ(HIJ) B班:仕上げ(茶碗K)
第9回(11/16) C班:轆轤(L) D班:自由制作(花器・オブジェM)
第10回(11/23) *祝日
第11回(11/30) C班:仕上げ(L) D班:仕上げ(花器・オブジェM)
第12回(12/7) E班:轆轤(N) F班:自由制作(花器・オブジェO)
第13回(12/14) E班:仕上げ(N) F班:仕上げ(花器・オブジェO)
第14回(12/21) 絵付け・釉薬掛け・窯入れ(KLMN)
第15回(1/11) まとめ
*授業内容は進行具合により変更することがあります。 *授業内容は進行具合により変更することがあります。
陶芸制作に関する材料費5000円(粘土代、釉薬代、備前焼焼成代等)が必要。
爪を伸ばしている人は制作不可能。
出席が重視されます。
実習にふさわしい服装で来てください。
人間には自分の様々な器官を通して得られる感覚や知覚の楽しみというものが与えられています。感覚の楽しみは、日常の生活の一番身近なもので、誰でもいつでも味わうことができるものです。そしてその感覚が鍛えられることにより心に感じるものも深まっていきます。
あなたが粘土を手に取り、ものを作れば、あなただけの形象が地上に生まれます。
あなた自身の心をこめた作品には、誰のものでもないあなたの心の何かが現れます。
あなたの芸術性の本心が現れます。
無限の世界の中のただひとつの存在といえるもの。
他のものとの比較を必要としない、自分を大切にする、自分自身と対話する時間。
今まで見えなかったもの、聞こえなかったものに気づく瞬間。
人間の優しさ、他者を受け入れる心。
この実感とともに理論を学んでいってほしいと願います。
「芸術」は抽象的な「美」の問題ではなく、人間の作り為せる技のあと、作家の生きた感情の具体的な表現です。そして、その鑑賞も理解も私たちの感覚を通じて実感的に行われます。芸術が生み出されてくる意識過程を、体験的、経験的に考えることは、美学・芸術の理解を深めます。陶芸制作を通して「作品」が生み出されるイメージの問題、テクニックの問題をトータルに感じ取ってください。
シラバス
春 週2時間 1 単位 履修基準年度 3 年
芸術学実習E 2
粘土を手に取り形を作れば、そこには作り手の美意識、芸術性の本心が現れます。陶芸の基本技法を学び、作品制作を通して、作り手としての創作実感を深めます。
第1回(4/13) オリエンテーション、手捻り(湯飲みA)
第2回(4/20)玉作り(茶碗B)
第3回(4/27)仕上げ
第4回(5/4)紐作り(グラスC)
第5回(5/11)仕上げ
第6回(5/18)絵付け・釉薬掛け・窯入れ(ABC)
第7回(5/25)板作り(型で作る皿DE)
第8回(6/1) 板作り(マグカップF)
第9回(6/8)仕上げ
第10回(6/15)*休講
第11回(6/22)復習制作(G)
第12回(6/29)仕上げ
第13回(7/6) 絵付け・釉薬掛け・窯入れ(DEFG)
第14回(7/13)まとめ
陶芸制作に関する材料費4000円(粘土代、釉薬代等)が必要です。
爪を伸ばしている人は制作不可能です。
出席が重視されます。
実習授業にふさわしい服装で来てください。
秋 週2時間 1 単位 履修基準年度 3 年
芸術学実習F 2
春学期に学んだ陶芸制作の基本技術をより高め、次の段階として電気轆轤(ロクロ)による制作に挑戦します。陶芸制作の基本技術に支えられた各人の表現の獲得を目指します。春学期に芸術学実習E(陶芸)を履修した学生、もしくはそれと同様の知識と技術を身につけた学生を対象とした講座です。
*陶芸が初めての人、授業を休む人 は履修不可ですので注意してください。
第1回(9/21) 陶芸轆轤(ろくろ)オリエンテーション、春学期復習制作(G)
第2回(9/28) 備前焼き制作(H)
第3回(10/5) A班:轆轤(茶碗I) B班:紐つくり(花器J)
第4回(10/12) A班:仕上げ(茶碗I) B班:轆轤(茶碗I)
第5回(10/19) A班:轆轤(茶碗K) B班:仕上げ(茶碗I)
第6回(10/26) A班:仕上げ(茶碗K) B班:轆轤(茶碗K)
第7回(11/2) *休講
第8回(11/9) 絵付け・釉薬掛け・窯入れ(HIJ) B班:仕上げ(茶碗K)
第9回(11/16) C班:轆轤(L) D班:自由制作(花器・オブジェM)
第10回(11/23) *祝日
第11回(11/30) C班:仕上げ(L) D班:仕上げ(花器・オブジェM)
第12回(12/7) E班:轆轤(N) F班:自由制作(花器・オブジェO)
第13回(12/14) E班:仕上げ(N) F班:仕上げ(花器・オブジェO)
第14回(12/21) 絵付け・釉薬掛け・窯入れ(KLMN)
第15回(1/11) まとめ
*授業内容は進行具合により変更することがあります。 *授業内容は進行具合により変更することがあります。
陶芸制作に関する材料費5000円(粘土代、釉薬代、備前焼焼成代等)が必要。
爪を伸ばしている人は制作不可能。
出席が重視されます。
実習にふさわしい服装で来てください。
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