美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

2009年2月21日関西学院高等部卒業式

2009年02月22日 | ノート
卒業式が終わりました・・・
今回は3年生A組の担任として壇上からの式典でした。

クラスの生徒の名前を担任が一人ずつ読み上げます。
担任とクラス生徒ひとりひとりとの大舞台です。

式も後半、わがクラスの生徒会長I君の答辞が始まりました。
彼は高等部を卒業すると東京の大学に進みます。
彼にとって100パーセント力を出し切ったこの関学での生活。そして、これから進む未来への希望。自分を支えてくださったご両親や先生や友への感謝。後輩たちへの期待・・・素晴らしい答辞でした。

心のこもったメッセージから、彼らと出会ってからのいろいろなことが思い出されました。
この子たちに出会えてよかったなという思いでいっぱいになりました。
多くの生徒はそのまま関西学院大学に進学しますが、一部の生徒は他大学に進学します。
I君は東京に進学しますので、この卒業式が関西学院とのお別れです。

彼の深い思いと、私自身の30年前の高等部卒業式とダブってしまいました。(私も高等部を卒業し他大学に進学していきました。)
もうこの関学に通うことは無いんだな・・・という寂しさがこみ上げてきて涙が止まらなかった思い出です。
たぶんI君も同じ思いなんだと・・・

3年生の何人かが泣いているのがわかりました。

私も涙が止まりませんでした。

「君たちに出会えて本当に幸せでした。
心からありがとう。」
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