女子SP結果
女子FS結果
女子総合結果
SWEのユーロスポーツ担当はロッタさんとフィリップ
フィリップが解説だと全然違う。ジャンプごとにリアルタイムでエッジミスや回転不足を指摘してくれてそれだけでも理解度が段違い。ほかにも常時流れるように様々なルールや技術の解説を入れてくれ、各演技ごとに多面的な感想も（時にはロッタと若干意見がわかれることも）。あまりの早口、あまりの情報量の多さに受けきれなくて嬉しい悲鳴だった。彼は思ったことを臆せず述べる勇気ある解説者でもあるので（笑）上位選手についてどんな見解を述べてくれるか第一グループの時から楽しみになったものだ。
さて、ユナちゃん、凄かったね
これならもう誰も文句言わないよね、いくらなんでも？（笑）
解説はひたすら賛美に次ぐ賛美。ただただ口あんぐりって感じだった。
フィリップが晴れやかに『NO1女王の帰還』を宣布。実は私、彼はユナが金儲けに専念してるとことかに批判的なのかと思ってたんだ。だから彼がユナをどう評価するか興味があった。でも、これではっきりしたね。ま、そりゃそうだ、アスリート評価は演技が全て、性格だの私生活だの元来関係ないことですもんね
「五輪で誰が彼女を倒せる？」「難しいね」が結論。
男子やペアがなんかすっきりしない終わり方だったこともあり、締めの女子が文句のつけようのないチャンピオンを生んだことをとても喜んでいた。その気持ち私もよくわかる。
ユナは性格についていろいろ批判されるけど、それぐらい強靭でなくては絶対女王にはなれないのかも、とも思う。チャンは能力は十二分に絶対王者だけど人間味が豊か過ぎてその分苦労も多いんじゃないかと
。一昨日男子決勝に陶酔して、それに比べて女子は・・なんて思ってしまった私だが、その後男子女子フィギュアはまったく別個のスポーツと思えばいいのだという結論に至った。だから女子フィギュアとはなんぞや、と新たな興味を持ってじっくり観戦した。そしてユナ・キムこそ女子フィギュアの真髄を体現している選手ではないかと思った。優美さと力強さを兼ね備えた類まれなる美しさ、女性にしか絶対表現できない究極美。そういう意味では彼女はまさしく女版パトリック・チャンではなかろうか（チャンは男子フィギュアの真髄を顕現した存在と確信しているので）。
・・こんなこと書いてるところをみると、私いよいよユナ・ファンになった・・かな？
コストナーは鼻血が出て大変だったみたい。二つのミスはそのせいもあったんじゃないかな。完璧な演技でもってユナに対抗してもらいたかったが残念だった。これから良いライバルになりそうだね。
フィリップ曰く『表現力で突出している三人』が表彰台を占める結果となった。真央ちゃんは素晴らしいスケート技術を持っているし３Aを跳べる強みがあるが、ジャンプに回転不足の影がつきまとっている。
個人的に一番ドキドキしたのはやっぱりヴィッキーとあっこちゃんの演技だった。
二人とも残念だったなあ・・
特にあっこちゃんのこのFSは本当に神プロなので、是非ワールドで良い演技をして終わって欲しかったのだが。
フィリップも一番好きなプロだと言っていたよ
ともあれ、ロンドン・ワールドは連日大盛況のうちに無事幕を閉じた。お客さんが一杯来てくれて本当に良かったね。この調子でカナダにおけるフィギュア人気が上向きになりますように
悦様、
無事にワタシも自分のアパートに帰還してきましたよ。
書きたいこといっぱい、伝えたいこといっぱいあるんです。
感動の醒めないうちに。
正確には、やっぱりこうなるか、と予想はしてたけどヨナ叩きに、自分は竜宮城に行ってきた、あれは夢なのかと錯覚しないうちに。
落ち着いたらまたよらせていただきますね。
ユナ、最高！
>自分は竜宮城に行ってきた、あれは夢なのか
TV観戦の私だってそう感じました。増してや現場であの神演技を体験されたびっぐあぷるさんの落差感やいかばかりか・・お察し申し上げます。
あの方達が一体どういう反応を示されるか、実はかなり興味がありました。ほとんど楽しみだったくらい
でも、これではっきりしましたね。あの方達にはもう救いの手立てはありません（きっぱり）
これからは完全に無視します。あんな人たちに今まであれこれ心をかき乱されていたのかと思えばほんと馬鹿みたいです。
女子なんて、と偉そうに言ったはなからでお恥ずかしいのですが、ユナちゃんのファンになってしまいました。
ナマでご覧になった感想、どうかじっくりお聞かせください。待っております
悦様も同じようにヨナの演技に感動してくださったと知り、嬉しいです。
テレビで見ようと、パソコンで見ようと、見る眼のある人はわかる、そう信じたいです。provided, however, that 彼らが澄んだ心をもっている
（と契約書の翻訳中）
ヨナちゃんは、他の女子と比較して、スピードが2，3割速いですね。
速いということ自体に意味があるのではなくて、その速さの上で、すべての演技を、完璧に、やっているというところがすごかったです。
公式練習も出かけて、ほぼ真ん前で、一人怪しい日本人の中年女性が、ぼーっと口を開けて見ていたわけですが、稔風に言うと
「こりゃあ、早いや、つええや」で。
試合、練習通じて、一回もジャンプ失敗しなかったなあ。ステップも、ディープで、倒れそうなくらい、体幹を傾けていました。
もう、韓国で全部仕上げてきたんだ、っていうのがよくわかりました。
他の選手（まおちゃん、あっこちゃん、かなこちゃん、ケイトリン、他ほとんどの選手）が、ジャンプ前にスピードが落ち、重くなるのですが（程度の差はあれ）、ヨナは本当に、スピードを殺さず飛べるんです。
でも、一番すっごいと思ったのは、他の選手がコーチのところを行ったり来たり、確認しながら、不安な箇所を繰り返しているのに対して、
ヨナは、ランスルーを中断させることなく、淡々とルーティンをこなしてました。
最後に、スピードスケーターのように中腰の姿勢になって、だーーーっとすっごいスピードで、滑走していったことです。
本番では、最初にSPのリンクに出てきたときは、
「あー、この子がー、ワタシが、ネットのはぐれ者になりながら、庇うために闘ってきた子なのかー」という感慨でいっぱい（笑）
そのときまで、ワタシはヨナを、顔自体可愛い、綺麗と思ったことはなかったんですが、実はどっこい、すっごく綺麗でしたね。美人でした。
顔が非常に小さいです（表彰式をみてください）、
それと、肌が抜けるように白い。
（ちなみに、グレーシーゴールドは、お雛様レベルに白かったです）
で、ものすごく細い。でも、ジャージ着ると、誰よりもしまってかっこよくみえる。
SPが始まったときは、もう、神様仏様、ヨナちゃんを守って。
ヨナへの日本列島からの呪いを、跳ね返せ！力に変えろ！とお祈りしました。
（ああ、こんなこと書くとブログが炎上しますね）
上司の目が怖いので、また後で続きを書かせてください。
ところで、
ヨナちゃん叩きの要因として、
今回は点数とあと、インタでの「憎らしい」「高い点でて当たり前的な」「不遜な」態度みたいですね。
もう、頭がおかしくなったアンチさんは無視しますが、がっかりしたのは、割と良識的だと思っていた、年配のスケオタさんたちが、
「人への配慮がない」（なんだ）「人間的に冷たい」（なんだ）「謙虚じゃない」（まあね）
だから、いくらスケートの技術が良くても、感動しない、応援できない、好きになれないっていうカキコを読んだことです。
これはちがうんじゃないか、と思うのです。
たしかに、ヨナを間近に見て、「隣のみよちゃん」的な親しみやすさというものは、ないです。にこにこ愛想笑いはしませんし。
でも、うんざりするくらいの、韓国からのファンの対応も、嫌な顔せずに、涼しい顔で行っていました（そもそも、他の選手は、試合後、ファンと対応なし）。
結婚して長年暮らしている配偶者のことだって分からないことがある、毎日ランチを一緒にしてる同僚のことだって分からないことがある、なのに、会って話したことのない、伝聞でしか知らない彼女について、性格の云々までなんで分かるのでしょうか。
仮に、ヨナが、とんでもない不遜な謙虚さのない子であったとしても、それがどうしたんでしょうか。
隣のみよちゃんじゃ、やってけないんです。
点数に「なんでこんなに低いの。eに腹が立ったけど無視した」って、率直じゃないですか。なんでe付いちゃったのか、悩む、どうしてなの、なんてやってたら、フリー失敗しちゃいます。
ということで、性格が悪いから、という理由のたたきはワタシはナンセンスだと思います。
吸血鬼のキスの印象ですが、
ジャンプを回ったときのふわりと広がるスカートの裾が確かグレー。
それと、スケートのエッジの銀色が、うまく合って、とても計算された衣装でした。
淡々とSPはこなし、ノーミスであることにワタシは満足できました。
でも、あのSPでも、終わった直後、ヨナちゃんは小さく舌を出して、本人の中ではノーミスではなかったようですね。
終わった後の、すっごくほっとし表情が印象的でした。
となりのカナディアンのスケオタのおば様は「ビューティフル。But she is going to have an issue of power for LP
とかなんとか言ってました。
でも、ヨナちゃんは、体力面、準備してきてるんだよー、といいたかったけど、がまんがまん。
ヨナが終わって、ようやく心臓のドキドキが終わって、落ち着いてみることができました。
この女子のフリーで印象に残ったのは、ヘルゲッソンと、あと、オーストラリアの大人しめの女の子です。
アデリーナは、脚を上げたときの肢体が、セクシーすぎました。
それではまた。
現地ルポとご感想有難うございます。
ユナの優美さには以前から注目していたのですが、今回は迫力が違うなーと思って観ていました。やっぱりスピードがありますよね。ジャンプも勢いに乗ってダイナミック。コストナーさんも凄いなと思いましたがちょっとタイプが違いますね。
>「あー、この子がー、ワタシが、ネットのはぐれ者になりながら、庇うために闘ってきた子なのかー」という感慨でいっぱい（笑）
そうだったんですね、ほんとご苦労様でした。これからは日本でも徐々に変わってくると思いますよ。マ○タさんたちが今回ワールドでの一般の反応をみてしきりに悔しがっておられますから（笑）
ユナちゃんってほんとクールですよね
いったいどういうメンタリティなんでしょう。愛想がない、傲慢といった凡人域の判断を彼女みたいなスーパースターに当てはめるのは不当だと思います。あれだけのプレッシャーの中あんな素晴らしい演技の出来る人物がそんな薄っぺらい人格なわけない、とちょっと考えればわかると思うのですが。
また
>仮に、ヨナが、とんでもない不遜な謙虚さのない子であったとしても、それがどうしたんでしょうか。
おっしゃるとおり、だからなんなの？です。
天才だけど性格が悪かったと聞いたのでモーツァルトの音楽聴いても感動しない、なんて言う人いますか？演技の評価は演技がすべて、あたりまえのことなのに。
ユナの衣装、SPFSともとっても素敵ですね。
そしてヴィッキーの演技にお目を留めてくださって有難うございます。彼女の丁寧で優美なスケーティングにはかなり定評がついてきたようです。あとはジャンプですね。
来季が楽しみになってきましたね。
また宜しくお願いします