MIN LEKPLATS

& Patrick Chan is the ONE

Bjorn Andersen

2008-02-28 01:32:02 | スウェーデン的美形
スウェーデン的美形第二弾

昨日『再来』を紹介した関係上、今回はやはり元祖に登場してもらおう。
美少年の基準を世界に示した人、ビョルン・アンドレセン

1955年1月26日、ストックホルム生まれ
『ベニスに死す』が公開されたのは'71年のこと。その後無数の『美少年』が銀幕に登場したが皆流れ去り忘れられていった。その中で彼のみ、今も唯一人イコンとして揺るぐことがない。
なかでも日本での人気は凄くて『ベニス・・』当時は頻繁に訪日したそうだ。で、竹宮恵子を始めとする女流漫画家たちに多大な影響を及ぼした・・て本当
ほんまに大和乙女って美形に弱いっすね~

で、ローリンスキー同様アンドレセンもゲイの噂に付きまとわれ苦労したらしい(全く、今も昔も変わらんね)。'76年には殺人事件の嫌疑をかけられたり、その後の彼には暗い影が付きまとう。結局俳優としても以後不発のまま終わってしまった。

若き日のステラン・スカルガルドが主演したスウェーデン映画"Den Enfaldiga Mordaren"で主人公を悪の征伐に駆り立てる天使役の彼を観た。出番は少ないが『ベニス・・』当時よりさらに気高く美しくなっていて、この世のものならぬ天使そのもの、感動した。あれっきりだなんて、本当にもったいないとしか言いようがない

それにしても、芸能界からもとうに退き中年になった今も、自分の名が美少年の代名詞として使われている事態を、本人はどう思っているのだろう。如何にもスウェーデン人らしく、クールに客観的に受け止めているんではないかと想像するが、やはりいたたまれないところもあるだろう。5年前にある女流作家が"The Beautiful Boy"という著書のカバーに、無断で自分の写真を使用したのに対し、アンドレセンは激しく抗議をした。
子供のころに唯一度出演した映画が、アンドレセンの人生を変えてしまったのだね

最新の画像もっと見る

post a comment