温泉やスーパー銭湯などでは「身体を洗ってからお風呂に入る」人が６７％と多数派のようです。理由は簡単で、「かけ湯程度では体毛や垢が湯船に残るから」です。マナー違反ということですね。本人はいいかもしれませんが、あとから入る人のことも考えましょう。自分が入った時に他人の体毛や垢が浮いていたら嫌でしょ？ 家湯でも「父親の後に入ったら、体毛や垢が浮いていて、父親が嫌いになった」という例も珍しくありません。実は私もその一人です。女性は潔癖症の人が多いので、家族に嫌われたくないなら、先に身体を洗った方がよいでしょう。「冬場は寒いので先に湯船に入りたい」という意見が多いようですが、直接湯船に入ったり、かけ湯だけでは体表の温度だけしか変わらないので、「ヒートショック（急激な温度差で血圧が上がって血管が破れたり、つまったりする現象）で死亡する」可能性が高くなります。まずは体を洗って浴室の温度に身体を慣らしてから、湯船につかった方が死亡確率は格段に下がります。長生きしたいなら、「身体を洗ってからお風呂に入る？」のがベストです。浴槽も汚れないので、浴槽を洗う手間も省けます。「翌日もそのまま使う」という人はなおさらです。浴槽に汚れや垢が残ったまま２４時間も放置すれば、浴槽内は細菌だらけになります。浴槽の温度は、細菌が増殖するのに最適な温度だからです。浴槽の細菌を吸い込んで死亡した例もあり、一時期流行した「２４時間風呂」が国民的な問題になったこともあります。自分の汚れと怠慢で死亡するのですから、まさに「自業自得」です。「水がもったいない」という人は、シャワーで我慢しましょう。シャワーなら体表しか温まらないので、ヒートショックも起こりにくくなります。
公共風呂でのモラル意識、「男性」「女性」どっちが高い？
http://news.livedoor.com/article/detail/5061324/
公共風呂でのモラル意識、「男性」「女性」どっちが高い？
http://news.livedoor.com/article/detail/5061324/