特急秩父路の各駅停車なブログ

白いデジカメを片手にあっちへこっちへ。鉄道とバスを中心に気の向くままに書いていきます。

車内観察記

2017-11-14 11:29:38 | 鉄道
こんにちは、特急秩父路です。
先日、私用で東武東上線に乗っていたら車内がスカスカだったこともあり意味もなく車内を撮影していました。
帰ってきてから眺めていると偶然にも似たような構図で撮影している画像が多く見つかったので、今回は車内観察をしてみようと思います。
なお、私の独断と偏見が混じっていることをご了承ください(笑)

まずはいつもお世話になっている秩父鉄道から。

秩父鉄道最古参となった5000系の車内です。実はいつも使っていることもあり特に気にして見ることもほとんどなく、画像を持っていないことに気づいて急いで熊谷駅で撮影してきたのは公然の秘密です(笑)それで更新が遅くなったのは言うまでもありません、言い訳終わり。
…早速脱線してしまいましたが、車内は座席は緑色で窓も大きく全体的に明るい印象です。手前の優先席の座席は若草色だったと思われますが、経年でかなり薄くなっています。



気になったのがつり革。優先席付近は交換されたのか他と違うタイプなのはまだいいとして、基本は三角型なのにクハ5202のみ丸型なのは製造年の違いなのでしょうか?
こうなると事故廃車された5004Fや部品取りの2両も気になります。秩父鉄道さん、わくわくフェスタの時に車内公開してくれませんか?(笑)

ふと思い出した出来事が。まだ7500系が登場していなかった頃、5000系にのってウトウトしていたら揺れで座席が外れてしまい突然ゴトッっという音とともに床に落ちたことがありました(笑)最近は乗り心地も良くなり揺れもなくなりましたが、ある意味貴重な経験でした(笑)


続いて6000系…は一度飛ばして7000系から。
東急時代の面影を残し、座席も茶色とオレンジの2色展開です。特筆すべきポイントはやはりバケットシートでしょう。サハ7101を除き東急時代に更新工事が行われたため、秩父鉄道の中では先進的(?)な車内です。個人的には座りやすく気に入っています。しかし、現代の日本人の体格から考えるとロングシート7人掛けは少し厳しい気もします。設計から40年が経過した車両ですので、もう少し1人あたりの幅を広く取ってほしかったです(笑)


7500系、7800系は元の車両が同じなのでまとめて見ていきます。
7000系とほぼ同じ内装ですが、独特のたまご型車体のため広く見えます。

7507F、7801F、7802Fはドア上部にステッカーが貼ってあるのが特徴です。

また、クハ7704の1か所のみドアステッカーが違う(右側)ほか、

クハ7901の優先席だけ座席の色が違うなど、細部が若干違うのがこのシリーズの特徴ともいえます。でもなぜクハ7901のみモケットの色が違うんでしょうか?



7502F「秩父ジオパークトレイン」と、7505F「秩父三社トレイン」は車内広告がなく車内が広く見えるほか、天井にまでラッピングされていて乗るだけで楽しい電車になっています。


一部車両は東急時代の名残があります。写真はデハ7603に積んである消火器です。東急時代の車番がテプラで残っています。






急行車両6000系の車内は元が西武新101系とは思えないほど改造されています。上が6000系、中は横瀬で保存されている西武101系クハ1224、下は西武新101系ワンマン改造車です。ワンマン改造の際に車内も手が加えられているので101系を基準として比較するのがベストな気がしますが(笑)、西武レッドアローの座席を積んだ6000系は明らかに通勤型電車とは違いますね。
余談ですが、6000系の座席で個人的におすすめなのがドア付近。冬場はドアから冷気が入り込んでくるので寒いのが難点ですが、リクライニングできテーブルも使用できるのは便利です。なお、夏場は冷房が効きすぎるのでブランケットの持参をお勧めします(笑)


続いてJR東日本。まずは私が嫌っている高崎線のE231系1000番台から。
ロングシート、セミクロスシート、グリーン車の3種類を組み合わせた10両編成と5両編成で運転していますが、ロングシートは硬いわセミクロスシートはすぐ混雑するわグリーン車は寒いわで良い思い出がありません(笑)他にもいろいろあって高崎線は嫌いですが、最近は用事で乗ることが多くなり車内写真も撮影しています。併結することもあるE233系3000番台との違い(写真はありません)としてはつり革やドアの化粧板、半自動ドアスイッチなどが挙げられます。








E233系シリーズを一気に並べてみます。上から中央線0番台、京浜東北線1000番台、京葉線5000番台、埼京線7000番台です。同じE233系でも路線によって座席の色が違うのが興味深いです。常磐緩行線2000番台、横浜線6000番台、南武線8000番台の他、兄弟車の小田急4000形、都営新宿線10-300形、相模鉄道11000系も気になります。
ちなみに、個人的にはE233系シリーズのつり革は好きではありません。形は持ちやすいですが、黒っていうのがあまりよろしくなくて…

一番良いのは「白い三角つり革」ですね!(笑)1つはゲットしたいものです(笑)




房総地区209系は京浜東北線時代のロングシートのままとセミクロスシートに改造された車両の2種類があります。混雑しない地域ゆえにゆったりと座ることができますが、JR東日本ご自慢の固い座席は相変わらず。長距離の乗客が乗る地域では、ロングシートは妥協するからせめてクロス部分だけでも柔らかくしてください(笑)


209系のそっくりさん、E501系は明るい座席が印象的です。水戸の梅をイメージした赤い座席でも良いような気がしますが、このカラーリングは何をイメージしているのか乗る度に考えてしまいます(笑)海辺の海岸でしょうかねぇ…?






既に過去帳入りしてしまった車両も記録してありました。上から両毛線115系(4両編成)、水戸線415系1500番台、埼京線205系です。厳密にいえば115系は3両編成が残っていますし415系も九州に行けば見ることができます。205系も武蔵野線で活躍しているとはいえ、この写真を撮影した車両たちは既に解体されています。残念は話ではありますが、実際に見ることができたのはラッキーだったのかもしれません。115系は落ち着いた内装カラー、415系1500番台はふかふかの座席、205系はどっかで見たことあるような座席だなぁ…(後述します)と記憶しています。






お次は東京メトロ。上から半蔵門線08系、副都心線7000系と10000系です。路線カラーをそのまま内装の色にしてしまおう!感が半端ない会社ですが(笑)、7000系は例外?で落ち着いた赤色です。しかし08系の紫は最初に見た時にインパクトがすごかったです(笑)今ならJR西日本の115系サンフレッチェ広島ラッピング車に採用しても良いですね(笑)




西武鉄道はまずは通勤型車両から。上から新2000系、30000系です。自社工場製の新2000系は暖色系、人に優しい電車を目指した30000系は寒色系と、ここまでデザインが大きく変わった会社もあまり見ませんね。西武はシンプルでありながらデザイン性に長けているので好きな鉄道会社の1つです。


首都圏ではあまり見ない2扉クロスシート車の4000系。秩父鉄道に直通することから馴染みのある車両です。101系譲りのうるさい走行音はともかく(笑)、栓抜き付きのテーブル(一部のみ)で秩父への旅行には雰囲気のある車両です。


特急レッドアローの10000系は先に述べた秩父鉄道6000系に座席を譲った後の更新後の写真です。レッドアローには年に数回ほど乗りますが、時にはレッドアローに乗りたいだけで用もなく池袋へフラフラしに行くこともあります(笑)
101系譲りのうるさい(以下略)、座席は大型になり快適に乗ることができます(笑)後継車両の発表により今後の去就が注目されます。


最後は東武鉄道。まずは今でも私鉄最大製造両数を誇る8000系。車内全体としては同時期に製造された都営6000形→秩父鉄道5000系にも似ている気がしますが、座席の色は多少の色の違いはあれど、どことなくJR205系に似ていませんか?205系に乗った時だったか、8000系に乗った時だったかは忘れてしまいましたが「これだ!」と声を上げて驚いた記憶があります。そういえば、ずいぶん前に乗った東京メトロ銀座線01系もこんな感じだったような…気のせいかな(笑)




9000系は上から試作車9001Fと副都心線対応工事施行車の9002Fです。同じ9000系でもここまで変わるものなんですね。9001Fは車齢的にもそろそろ引退みたいなウワサも聞こえてきますが、スッキリとした印象の内装は個人的に好きです。




10030系は上から未更新車とリニューアル工事施行車です。9000系同様、同じ形式でもここまで変わるとまるで別の車両のようです。リニューアル車はバケットシートになり座りやすくなりましたが、緑色の座席でバケットシートにしてもなかなか良いのではと思ってしまうのは私だけでしょうか?




30000系は製造年の違いによりドアと座席の間にある板の形状が違います。あまりパッとしない印象の内装ですね(汗)ドア上部のLED表示器が特徴的です。内装とは関係ありませんが、独特なVVVF音が好きです。


ステンレス車両からアルミ車両に切り替わった50000系シリーズでは内装も今までの緑系から青系へ大きく変わりました。9000系副都心線対応工事車や10030系リニューアル工事施行車は50000系に準じた内装となっています。知人が「座席が直角で座りづらい」と言っていましたが、私はあまり気になりませんね…(笑)


TJライナー用50090系は座席がロングシートとクロスシートに切り替わるスグレモノ。ドア間の座席定員が減ってしまいますが、その分ゆったりと座ることができます。最近は着席定員型の通勤ライナーが各社で増えてきてこのような車両が増えてきましたが、それらと比較すると50090系にも座席テーブルを付けてほしい気がします。


オマケとして東武熊谷線のキハ2000系。現在は熊谷市内に保存されていて、車内も見ることができます。東京メトロ副都心線10000系みたいな内装カラーですが(笑)、昭和29年製造だけあって全体的に小さいです。レトロな内装が楽しい保存車です。

以上、画像フォルダにあった車内写真をほとんど引っ張り出してきました(笑)後半は急ぎ足になってしまいましたが、内装は各社の特徴を見て取れる場所だと実感しました。注意表記の書体とか見てみるのもおもしろそうですね。
それではまた次回お会いしましょう!

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