サブプライム問題が

サブプライム問題がアメリカで懸念されて日本の株価が短期間に
１５００円あまり下落しました。
実は、この問題は今年の春先頃には日本の経済情報誌でも結構
取り上げられたりしており、私自身も来るだろうなと思っていました。

私の春先に書いたメモ帳を見ると、「この問題が取りざたされると
同じタイミングでリスクマネーが収縮し、ドル円のキャリートレードが
逆流するから、急激な円高による輸出企業への打撃と、リスクマネー
収縮に伴う世界同時株安の余波を日本市場も受けるだろう。」
と書かれておりました。
「だから、その頃までに手持ちの株は一旦手仕舞いの方向で」
とも書いてありました。

と書いておきながら、実際には資金の半分くらいは新興株を
持ったままでした。手持ちの新興株もこの間かなり下げましたが
今更売る気にはなれません。なぜかというと、そのときのメモで
「夏場、特に８月頃が下値目処だからその頃に買い集めよう。」
とも考えていたからです。それに下がったといっても、個人的は
含み益が消えただけで、赤ではないですからね。まあ、惜しむらくは
その時に（今もそうですが）外国為替取引をしていればなあ、などと
思います。タラレバですね。

もちろん今後のことなんてわかったものではありませんが、８月の日銀の
会合はポイントだと思います。利上げすれば一段の円高と株安（アメリカと
日本で特に）になることが予想されます。