総選挙が告示 消費税を幼児教育無償化財源に

総選挙が告示された。

自民党の主張である「消費税増税分を幼児教育無償化の財源に」と言うのがあるが、
これは何とも良くない考えだと思う。
そもそも消費税増税は約１０００兆円にも及ぶ借金と例を見ないスピードで進む
高齢化社会における社会保障の財源として決めたはずである。

いつの間にか「高齢化社会における社会保障の財源」が「幼児教育無償化の財源」に
すり替わっている。高齢化社会の問題が解決されていないにも関わらずである。

しかも、消費税増税反対するということは幼児教育無償化に反対することと
同義であると主張されてしまう恐れがある。幼児教育無償化そのものの是非も
わからないのに、何故わざわざ「幼児教育無償化」をしようというのだろう。
目の前にある明らかな問題である「高齢化社会の社会保障」の問題はどうするのだろう？

そして、このことを、どの野党も突っ込まないとはどういう了見なのだろう？

正直、投票したい政党（個人は政党に埋没してしまって投票したい個人なんて最初からいない）がない。

投票しないのは嫌なので、投票には行くが、どうしようか？