25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

理解不能

2019年05月22日 | 社会・経済・政治
 アメリカと中国の貿易戦争はわけがわからない。アメリカが多くの製造業を賃金の安い中国に移し、今度は出ていった会社が中国から輸出するのに
関税をかける。ファーエイを締め出すということは日本の会社もアメリカの会社も締め出すということだ。別に中国の新技術が発展していくことも悪いことではない。
 アメリカの人口はたかだか3億2千7百万人である。仮に13.86億人の中国がインド13億人市場を開拓すればアメリカなど相手にしなくてよいということになる。中国が消費社会に入れば、どこも中国に物を売りたがることだろう。インドもそうなれば相互に経済交流が起こる。
 トランプ大統領がファーウェイを締め出すと言って、なぜ、日本の企業もしたがわなければならないのか、これもよくわからない。せっかく安いスマホが買えるというのに買えないのも不思議だし、5Gという次世代高速通信が日本で遅れることも腹立たしい。
 中国は未来を見据えているように見えるし、日本は未来をみようとしても手続き環境が岩盤なので未来を描きにくい。あまりものアメリカ追従も見苦しい。中立国として、肝を据えてほしいとも思う。
 
 

  

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