25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

何? これ?

2018年10月19日 | 社会・経済・政治
 サウジアラビア領事館の事件はおぞましい。表現の自由がないということはこういう事件も引き起こすということだ。石油輸出国一位のアメリカ合衆国と2位のサウジアラビア武器の売買で関係がよいというのも、トランプ大統領個人とサウジアラビアの王室の関係がよいのも、石油輸入国にとっては悩ましいものだ。キリスト教国とイスラム教国が武器の売り買いをやっている。福音派とは何? スンニ派とは何? 世界史は科学革命で宗教を否定する方向に流れた。否定されているはずの宗教を色濃くもつアメリカとサウジは科学の産物である武器を取引する。
 このおぞましさ。まるで映画ではないか。

 おっとと、朝ドラの「まんぷく」では福の夫になるはずの萬平が無実なのに、憲兵にツレテ行かれ、拷問を受けていた。彼は無実を言い通した。
 こんな時代が73年前にはあったのだ。言論の自由もなかったのだ。戦争批判などできなかったのだ。
 石油が採れて、教育、医療の無料と言っても、いずれ人々は王制を許さないだろう。石油も有限のように、こんな王制なら王制も有限である。


 


 


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