25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

14億人の国家

2018年10月18日 | 社会・経済・政治
 14億の民を統率して一国家として前に進んでいくのに一党独裁がよいとか、共和制がよいとかと答を出せる人がいるとは思えない。中国のことだ。
 14億人を束ねることは容易ではないはずだ。タガが緩めばすぐに内乱になりそうなほどに人は多く大地は大きい。
 
 中国を馬鹿にしたような口ぶりでときどきマスコミは報じるが、この国の文化を真似て日本は律国家を作ったのだった。公文書は徳川幕府が終わるまで漢文だった。
 この国とは仲良くして交流をすればよいと思う。

 3億人がすでに中流層だという。アメリカの人口を越える数である。じきに世界一位も経済大国になるのは政治事変でもにない限り確実だろう。
 この国の民は国家の力を得て、EV車の開発を急ぎ、超高速鉄道開発を行っている。14億人が飢えずに暮らしていける社会を達成したらもうすこし余裕がある社会をめざすことだろう。独裁国家はその政策についてはスピーディーだろう。

 独裁国家は腐敗するのも歴史が示している。反対勢力を排除することさえする。トラも叩けばハエも叩く、贈収賄を懲らしめるのは緩み、腐敗しかねない独裁国家の指導層はある意味では緊張でありストレスが大きいだろう。
 一般社団法人である「緑化クラブ」 のホームページでその活動を見ていたら、砂漠の緑化活動で地道な交流を行っている。

 仲の悪かったフランスとドイツは、根気よく若者の交流を行いその数が700万人にもなった。その交流がEUを生み出したとも言われている。
 内モンゴルを訪問sじたとき、おおくの記念樹や日本人への感謝碑が建っていた。多くの日本人グループが砂漠の緑化活動に参加して協力している。
 中国の政権が嫌いだから中国人は嫌いという短絡的な思考ではいけないだろうが、政権というのは国民のイメージを作ってしまうから、それゆえに政権同士は仲良くありたい。



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