25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

夏がようやく来た

2019年07月28日 | 
 息子たちが夏休みということで帰省した。いつも津まで迎えにいく。以前は名古屋まで迎えに行ったものだが、高速の渋滞に耐えられなくなり、いつの間にか、息子も娘らも迎えは津駅までとなった。津駅には3階に別所書店もあって、待つ時間に本の探索もできる。
 今日は、久しぶりに宮部みゆきの短編小説集「さよならの儀式」が出たと新聞広告で知ったので、しかも「宮部みゆき」の新境地」と帯にあることから、すっかり出版社のコピーを信じて、買うことにした。もうひとつ買いたい本があった。葉室麟の「蛍草」である。これはNHKのBSで金曜日の夜8時から始まった時代劇ドラマの題名で、短編小説なのか長編小説なのかわからず、どの出版社の文庫本なのかも事前に調べなかったので今日はちょっと後悔した。結局探せなかったのである。テレビドラマ見て読んでみようと思ったのだった。なぜそう思ったのかと言えば、朝ドラの「なつぞら」でなつの妹役をした女の子が主人公で武士の娘であることを隠して
武士の家の女中となるのである。これがまたこの武士の娘がよくて、凛とし、耐えるところは耐え決して無駄口はせず、きっと最終あたりでは父のあだ、いまの改革派の主の仇をとるのではないか。ぼくはこういうキリッとした女性が好きなのだろう。映画「花のあと」の北川景子もよかったら。
 葉室麟の別の長編小説「紫匂う」と彼の考えを知るのに「河のほとりで」というエッセイ集を買った。エレベーターを降りると、息子たちの姿が見えた。今年36歳になるという。ロスジェネではない。孫の百合子は今年小学に入って、いよいよ性格がはっきりしてきたような気がする。夏休みの宿題は早々にやってしまったようである。さっさとすましてしまわないと気が済まないのかもいれない。
 昼は美味館で中華を食べて、ぼくらは息子たちを賀田の古川に送って、曽根での仕事を済ませたのだった。一時間後に息子らをピックアップした。川の水は冷たかったらしく、一時間は長過ぎたようだった。
 今日から孫中心の日になる。港祭花火大会は3日。その翌日に帰る。娘家族は9日から来るということだ。
 


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