25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

旭川

2018年05月16日 | 映画
 TBSだったか、ドキュメンタリー番組で、北海道旭川の柔道をやっていた少年が旭国の誘いを受けてtr、大相撲の部屋に入った。ほっそりとした少年だった。朝早い稽古、フンドシカツギの生活に逃げ出すこともあった。
 あれから十年。旭大星は新入幕を果たした。
 あの少年が十年で大きな体になっていた。相撲の取り口ではもろ手でつくので勢いが感じられない。柔道技をとっさにだす。初日の一番は勝ったと思ったが、取り直しとなって妙義龍に負けた。2日目は安美錦に「裾はらい」という柔道技ににた技で安美錦をひっくりかえした。3日目、豪風を突いていなして、突き勝った。
 もっと「あたり」が強ければと思う。体は出来上がったのだから、自分の勝つ型を見つけなければならない。
 とりあえずは勝ち越しが目標である。6月には結婚式の予定である。
 2日目に初白星で、翌朝の朝日新聞はスポーツ欄で旭大星をカラーで報じていた。北海道出身の幕内力士は久しぶりらしい。
 NHKでもインタビューが映った。剽軽に、むっつりとせず、はきはきと答えていた。「一日一日頑張るdsけです」というお決まりの文句も出なかった。明るかった。
 あの「辛抱」の少年が異界で育ったのを見るのに、力が入る。
 相撲をみる時間が早くなった。すべてはその時刻にあわせて朝からの時間が動く。4時まですべてを済ませる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿