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25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

男たち

2015年04月20日 | 旅行
 今日はとても愉快な夜だった。僕にしてみれば、20代、30代、40代の男性と話をしたのは18年ぶりのことだった。この18年間はほとんどが20代から50代の女性と仕事で話をしていたのだった。講習3日後の意見交換会、いわば飲み会での話である。

 講習時、男性たちの体と女性たちの体の違いに、特に男性たちの体の硬さや歪みが、女性たちと比べてこんなに違っているのかと思ったのだった。男性の方の体が傷んでいるのである。これは特別に感じたことだった。女性たちの体はしなやかで、筋肉も柔らかかった。
 ところが女性たちのビジネスセンス、というか、サロンを経営していくうえでの甘さが特異だった。僕はいつもイライラしていた。
 女性と男性が話す言葉が違うのである。語彙も、語句も、さらrに言えば文脈も全く違うのである。
 これはこのイデアスという会社のスタッフだからなのかもしれない。

 翻って、尾鷲でこれまで見た男性たちは、とてもつまらないものだった。(もちろん、素晴らしい人もいる)。バリ島に来る女性よりもつまらないものだった、という印象が強い。悪口、噂話、愚痴のあれこれ、世間体、周囲の目を気にする心。僕は男というのはこんなに女々しいものなのかと思っていたのだった。特に気にするのは政治をチェックする市会議員だと思う。ほとんどの人が世間を気にしている。これにはうんざりする。そうなるとよそのことを模倣するか、他所から人を呼んできて話してもらうかしかなくなる。

 今夜の席は率直に言い合う雰囲気となった。仲間内での発言で、そこに創業者たちがいるのだから、本当のことは言えないかもしれない。しかし、人が本当のことを言っているか、ウソをついているかというのは目の動きや顔の表情でわかるものだ。
 さて、ここは勘だ。

 この会社を信じていいうのか、どうかという問題だ。社員の能力のありなしではない。社員の能力を開発し、突破していく意気込みがあるかという問題だ。そして、それが真摯であるかどうかという問題だ。

 男たちの世界を18年ぶりに思った。久しぶりに新鮮さを感じたのだった。もう20代、30代、40代の世代とはテレビドラマの世界でしかみれなかったのだから。