《高校演劇》 第39回近総文&第54回近畿大会〔京都大会〕【速報】

第39回近畿高等学校総合文化祭演劇部門 兼
第54回近畿高等学校演劇研究大会 の速報です

「近総文」と「近畿大会」とは? 開催府県のマメ知識

2019年11月07日 15時28分06秒 | マメ知識

2019年11月22日(金)~24日(日)に京都府で開催する高校演劇の大会は、

 「第39回近畿高等学校総合文化祭演劇部門(近畿総文)

  第54回近畿高等学校演劇研究大会(近畿大会)〔京都大会〕」

といいます。なんとも長い名前です。


「総合文化祭」とは、文化部が集まって日頃の活動の成果を発表・交流し、研鑽しあう場。 高校生による芸術の祭典です。

多くの文化部が参加しますので、いくつもの部門にわかれて、別会場で開催します。

合唱部門、器楽・管弦楽部門、吹奏楽部門、日本音楽部門、美術・工芸部門、写真部門、新聞部門、囲碁部門…などなど。 演劇部門はそのうちの1つになります。

そして、この「総合文化祭」演劇部門と、全国的な高校演劇の組織における「近畿ブロック」の大会(コンクール)を重ねて実施しているので、こんなに名前が長いのですね。


また、この「総合文化祭」は、


京都府高等学校総合文化祭(「京総文」/演劇部門は、高校演劇の京都府大会を兼ねて行われます)

    ↓  

近畿高等学校総合文化祭(「近総文」「近畿総文」)

    ↓

全国高等学校総合文化祭(「全総文」「全国高総文祭」/演劇部門は、高校演劇の全国大会を兼ねて行われます)


と、規模が大きくなっていきます。
「京総文」は、もちろん毎年京都で開催されますが、「近総文」と「全総文」は、近畿の各府県、全国の都道府県が順番に開催地となります。


2006年度には、「全総文」&「全国大会」が京都で開催されました。今年の近総文&近畿大会の会場「八幡市文化センター」は、その折の会場として、お世話になったホールです。


さて、高校演劇では「京総文」と「京都府大会」とを兼ねて実施、「全総文」と「全国大会」とを兼ねて実施、しています。

同様に考えると、「近総文」と「近畿大会」とも兼ねて実施、となるはずです。

ところが、近総文と近畿大会では、参加府県が異なるのです。


◎近総文(10府県)―和歌山、滋賀、奈良、三重、福井、兵庫、鳥取、大阪、徳島、京都

◎近畿大会(6府県)ー和歌山、滋賀、奈良、兵庫、大阪、京都


高校演劇の協議会の割り振りでは、鳥取は中国ブロック、徳島は四国ブロック、三重・福井は中部日本ブロック、と近畿6府県とは別のブロックになるのです。

  
よって、「近総文」は10府県で持ち回り、「近畿大会」は6府県で持ち回り、の開催となります。

すると、近総文開催地と近畿大会開催地が異なる年度が出てきます。 (昨2018年度は、「近総文」が徳島県で開催される年度だったので、近畿大会は「大阪府」にて、別日程で開催されました)

今年2019年度は、「近総文」が京都府開催の年度であるため、近畿大会も兼ねて、京都府での開催となります。 だから名前も、


 「第39回近畿高等学校総合文化祭演劇部門 / 第54回近畿高等学校演劇研究大会」

と長いのですね!


ふだん、ブロックも違い、遠方でなかなか観る機会のない学校の上演を京都で観ることができます。 3日間で、14校の様々なカラーの上演を楽しんでいただける、またとない機会です。


ぜひ、お気軽におこしくださいませ。 ご来場お待ち申し上げます。

 

「第39回近総文・第54回近畿大会」は、

2019年11月22日(金)~24日(日) 八幡市文化センターにて

開催いたします。 

 

 

▼2006年8月 全総文・全国大会〔京都大会〕を終えてホッとしている京都府の演劇部員たち

                           【八幡市文化センター ロビーにて】