emitanの心にうつりゆくもの

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義母と娘のブルース 第7話

2018-08-22 16:53:31 | 2018夏ドラマ
第7話 「絶体絶命大ピンチ!!娘の反抗と私の解雇!?再就職先は倒産寸前」

宮本亜希子(綾瀬はるか)があれこれ提案することで、ベーカリー麦田が繁盛するとは!
でも、アンパン以外イマイチとか言ってなかったっけ?と思っていたら、やっぱりリピート率が低くて、客足が落ち込んでしまったのですね

そんな中、亜希子と娘・みゆき(上白石萌歌)の方は上手くいかなくなってきて、二人の思いはどちらとも分かるな~と思いながら観ていたのですが、
まさか麦田章(佐藤健)の言葉が亜希子の涙を誘うとは!
みゆきの方は、黒田大樹(井之脇海) がいい役割を果たしていましたね


私もパン屋に時々行くのですが、そんな戦略もあるのだな~と面白く観ました。
正午12時:昼食の時間で、かきいれ時
午後2時:おやつ時を睨んだ、ピークタイム
午後5時:買い物客を睨んだ、ゴールデンタイム
この時間に匂いにつられて客が来るように、日に三度(11:30、14:30、16:30)パンを焼いて「当店はいつでも焼きたて」アピールし、焼くパンも指定
イートインスペースを作るなどで店内のスカスカ感を無くし、
インフルエンサーとして下山和子(麻生祐未)をサクラに

更に焼き時間を7:00、9:00、12:30にも追加して、一日6回に
亜希子は乗せ上手、章は乗せられ上手ですね
2週間弱で目標達成\(^o^)/
ところが・・・

やっぱり味の問題は大きいですよね
客が一巡するとリピート率が悪くなり、天候や周辺のパン屋動向も調べて分析したが因果関係はないと、さすが亜希子さんのリサーチ能力!!
提案書を提出し、「パンの魅力が欠けている」「もう一度購入したいと思ったのはアンパン、この一点のみです」「店長が輝けないのは、才能の問題でも場所の問題でもないと思います。『だから辞める』が最大の要因かと」とバッサリ指摘したら、
「クビだから!岩本さん!」

最後まで章に名前を覚えてもらってないと思っていたら、岩本さんをクビと言っただけで宮本さんには言っていないというオチになるとは(笑)

亜希子の作った提案書、「プロのコンサルに頼んだら何百万円も取られる」と聞いて、読む気になったようですね。
そこには店長の性格分析として飽きっぽくメンドくさがり、言葉遣いが悪いと容赦なく指摘するものの、
「ただし、何故かさほどの悪印象は受けない。これは、やみくもにキャラクターを否定せずに、フレンドリーなキャラクターの名物店長としてPRしていく方向性も検討すべきかと考える」
「パンの特徴として、味は改善の余地を残すが、そのフォルムが美しいことは特記に値する」
と、冷静にキチンと評価していて、亜希子さんの分析力の高さがますます窺い知れました

章の方でも、焼き時間を三回に減らすものの余った時間は各食の改良に充てようと、当面の課題は定番の十種をアンパンくらいに美味くすることだと認識してくれたようですね
さぁ、自力で美味しいパンが作れるのかどうか!?
先がとても気になります!



みゆきの方は、亜希子に大事に育ててもらっていたからと、せめてそこそこ名前のある大学に行きたいと思っていたのですね。
その方が亜希子が喜んでくれるから、と。
そう思う気持ち、分かります・・・
私も親にどの大学を目指せとは言われなかったので、勝手にプレッシャーを感じて目標を高く掲げて撃沈したので
大学でやりたいことも、高校生の時はまだほとんど考えられなかったし・・・
「なぜ受験勉強するのか」という大事なことがイマイチ分からないまま、流されて受験勉強していたかもしれません

でも、この年になると、亜希子の気持ちも分かるというか・・・
確かにいい大学に入学できれば良いこともたくさんあるだろうけど、
将来やりたいこととは離れた学校学部に受かって4年間過ごして大変なのは子供自身だし・・・
中には、自分と同じ大学に受かってほしいとか、○○大学に受かるように!と子供に直接言う親もいるとは思いますが・・・それはそれで、ある程度子供を導いていくということも時には必要かもしれないですけどね。

だから、亜希子とみゆき親子が、受験前にそういった大学に対する考え方について、モヤモヤが少し取れて、とても良かったのではないかな~と思いました。
大樹が言っていたけど、頭が悪いかどうかはどうでもいいから放っておいた、みゆきの生まれ持ったいいところを大事にしてほしいって思っている、「パパみたいに優しかったり、人を和ませる力があったりさ」
・・・みゆきも、これからは少し気持ちが楽になるのではないかな?と思いました。

亜希子の方は章に
「ずっと言われてきましたから、『親父は立派なのにお前は』って。
 けど、ぶっちゃけ、娘さんの方がまだマシっすね、俺よりは。
 だって血つながってないんだから、似てないの当たり前じゃないですか!
 こっちは血つながってんのに似てないって、なんかもう逃げ場ない訳ですよ。
 よかったっすよ、血つながってなくて、宮本さん。
 これつながってたら、グレててもおかしくないっすよ。
 そうそう、物は考えようっす」
と言われて涙を流し、「血がつながっていようがいまいが、これはどんな親子でも起こり得ることなんだと、みな同じなんだと教えられ、大変ホッといたしました」と。
まさか章に泣かされるとは思いませんでした(笑)。

そして、亜希子とみゆきが二人して土下座をするシーンに泣き笑い!
そしてそして、避妊の教育をしないとと章に言われて、戸惑いながらみゆきに「避妊のことなどはちゃんとしていますか?」と尋ねたら、「避難」と聞き間違えるみゆきwww
「どうしましょう、良一さーん!」と大声で天に向って尋ねる亜希子に、大笑いしました!


現代篇のキャラクターも生き生きとしていて、今回もとてもいい回だと思いました!
来週は、アジア大会の放送で1週間お休みなのですね

章の「愛死照流」の行方も、とても気になります!!
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話+第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
※公式HP(こちら
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