emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

dele 第4話

2018-08-20 15:39:50 | 2018夏ドラマ
第4話

「人は二度死ぬと言う。
 一度目は、肉体の死を迎えた時。
 二度目は、誰からも忘れられた時。
 だとしたら、僕はもうすぐ訪れる肉体の死より先に、一度死んでいることになる。
 僕のことなど、もう誰も覚えていない。
 呪われた力を持った僕は、誰からも顧みられることなく、この世から消えた方がいい。
 そう思う一方で、あれまで消えてしまうことが正しいことなのか、僕には分からない。
 あの時は、そうすべきだと思った。
 その後の彼女の幸せな暮らしぶりを見ても、あの判断は間違っていなかったはずだ。
 でも、本当にそうなのか?
 僕にはもう何も分からない」

こんなメールが届いたら、何を言っているのかを知りたくなりますよね。
しかも、それが25年前に憧れていた超能力者・日暮裕司(野田洋次郎)からだったら・・・!
坂上圭司(山田孝之)は例外と言って、真っ先にファイルを開けていましたね
そして、自らも各現場に出向く!出向く!
超能力を信じているのですね。

夏らしいオカルトな内容でしたが、導かれるように遺体が埋められた場所まで辿り着く様子にゾクゾクしながら観ていました。
心霊とかホラーは嫌いですが、こういう話は大丈夫なので。
まぁ、松井美香(松本若菜)父・重治(矢島健一)が映った時点で、役者さんの格で「あぁ、美香のお父さんがお母さんを殺したのを日暮少年が見えたけど、美香のことを考えてわざと嘘をついたのだろうな」とは分かったのですがね


日暮は当時、美香に「僕もお母さんと離れ離れに暮らしているんだ。だから君の気持ちよく分かる。会いたいよね?僕も会いたいんだ、とっても」
と言っていたのですね
自分も母親がいなくなって、でも自分の母親は生きていて、美香の母親は父親に殺されていて、殺人者である父親に育てられている・・・
美香の母の死は不慮の事故に近いものはあったけど、その殺人の告白をまだ小学生?中学生?の日暮にさせようとするなんて、重治ヒドイ。。。


日暮は、死ぬまでこの真実を話そうか迷っていたのですね。
そして、死ぬ1か月前に美香をこっそり訪ねて、美香が幸せそうに暮らしているのを遠くから確認し、明かすことなく、でも遺体の場所の手掛かりは残して、
圭司に暗号のようなメールを送って判断を委ねて・・・

圭司は、重治に「ただ、我々の依頼人は、あなたが美香さんの幸せを守り通すことを望んでいると思います」と告げて、
日暮が最期に書き残していた母親の住んでいる家の絵を元に、日暮の母親の家の近くまで行くものの、母親には会わずに引き返していきましたが、
そんな圭司と真柴祐太郎(菅田将暉)の乗った車に頭を下げ、幸せそうな母親を微笑みながら見つめる日暮の姿が最後にあって、とても良かったです。

圭司が言っていた「彼の能力は本物だ。最初はみんな、それを面白がった。だが、次第に怖くなった。自分たちの常識で説明ができないからだ。だから、難癖をつけて社会から抹殺した。魔女狩りの時代から人は変わってない」
美香が言っていた「私は日暮さんの能力を疑ったことはありません。ずっと信じていました」
圭司が最後に言っていた「俺たちが覚えておけばいい、マザコンの元天才超能力少年のことを。そうすれば、まだ日暮裕司に二度目の死は訪れない」
という言葉は、日暮はとても嬉しかったのではないかな~。


それにしても祐太郎、日暮が導いたのだとは思うけど、森の茂みをかき分けてラムネの瓶に辿り着いていて・・・
何かそっち系の能力があるのでしょうか!?


「二度目は、誰からも忘れられた時」・・・映画「リメンバー・ミー」でも描かれていましたね。


次回は、直虎&直政の共演!?
橋本愛ちゃんも楽しみです♪
←web拍手です。
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