emitanの心にうつりゆくもの

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37.5℃の涙 第3話

2015-07-24 23:26:36 | 2015夏ドラマ
第3話 「叱れないクレーム母 謝れない子供」

杉崎桃子(蓮佛美沙子)は親友・小野優美香(トリンドル玲奈)に、兄・優樹(水上剣星)が再び訪ねてきても自分とは会っていないと伝えてほしいとお願いをする。
訪問型の病児保育をする「リトルスノー」の社長・柳主税(藤木直人)は、カリスマ・ママタレント・大橋華絵(矢田亜希子)のトークショーに出演し、「病児保育は、かねてから保育の闇と言われてきました。リトルスノーは、そんな保育の闇から皆さんを救いたいんです」と話し、華絵に協力を要請する。
帰社した柳は、桃子の報告書を見て共同経営者・朝比奈元春(成宮寛貴)に「勘違いするな。報告書は長々書けばいいってもんじゃない。要点のまとまらない報告書は、そのまま現場での要領の悪さを表している。彼女が会社にとってのリスクである事に変わりはない」と話すと、朝比奈は「桃ちゃんを見てて改めて思ったんだ。この仕事に一番大事な事は、訪問先の子供一人一人に心を込めて保育していく事だって」と話すため、柳は「理想論だな。リトルスノーをビジネスとして立派に成長させていく事、それが何より小雪のためになると思わないか?」と話す。
リトルスノーでは、指名制も受け入れていて、桃子は初めての指名を篠原健介(速水もこみち)の息子・健太(横山歩)から受けて訪問するが、そこで健介の妻・久美子(滝沢沙織)と鉢合わせし、夫婦喧嘩に巻き込まれてしまう。
その頃、別宅に行っていた病児保育士が若くて不安だというクレームが会社に入り、朝比奈は「何でも保護者の言いなりになる必要はない」と主張するが、柳は「今すぐめぐみさんと交代させろ。いいんじゃないか、言いなりで。保護者はお客様だ。訪問型の病児保育の利点は、顧客一人一人のニーズに合ったサービスが出来る事だ。希望通りの病児保育士に変えてやるべきだ。勘違いするな。この仕事で最も大事な事は、客からのクレームを避ける事だ。俺は考えを曲げるつもりはない」と言って、関めぐみ(水野美紀)を代わりに行かせる。
その夜、柳はめぐみと夕食を食べ、めぐみが「久しぶりに見ました、柳さんと朝比奈さんがやり合う所。昔は議論し合っていましたよね。小雪さん、言ってましたよね。二人は雪だるまの上と下みたいに、お互いにないものを補い合ってる。どちらが欠けてもダメ。二人そろって初めて形になるんだって。朝比奈さんは柳さんの言う事を聞かなきゃダメ、柳さんは朝比奈さんの言う事を聞かなきゃダメよって」と話すと、柳は「朝比奈はああ見えても頑固だからな。杉崎桃子を入れる時だって、結局は俺が折れた。杉崎を見てると、昔の君を思い出すんだ。いつも目を光らせてないと何をしでかすか分からない。リトルスノーを設立したばかりの頃の君と似ていると思わないか?」と話すため、めぐみは「杉崎さんは私じゃなくて小雪さんに似てるんじゃないですか?何となくそんな気がして」と話す。
翌日、リトルスノーに華絵から娘・姫華(小菅汐梨)の病児保育の依頼があり、柳は「母親たちから絶大な信頼とネットワークを持つ、大事な顧客だ。何があってもミスがあってはならない」と言いながらも桃子に行かせる。
華絵は「経過報告を30分ごとにメールでしてね。出来るだけ詳しく。姫華ちゃんの言う事は何でも聞いてあげてね」と言い残して出掛けて行くが、姫華の要望通りに鬼ごっこをしたとメールをすると、華絵は柳に姫華を鬼ばかりさせて可哀想だとクレームの電話を入れ、柳は桃子に電話で「子供の希望を通すだけではなく、保護者の要望や性格を踏まえて対応するのが病児保育士の腕だ」と告げる。
姫華が桃子のお弁当を食べたいと言い出したため、桃子が(マニュアル違反なため)食べさせることは出来ないと話すと、姫華は怒り出し、その報告を華絵にメールすると柳にまたクレームが入り、柳は桃子に電話で「君は何のためにマニュアルがあると思う?顧客からのクレームを避けるためだ。規則を守った上でトラブルを起こさないのがプロの仕事だ。そもそも姫華ちゃんにご飯を欲しがる状況にさせた君が悪い」と告げる。
姫華は吹き抜けの2階の手すりの内側に入り込んでしまい、桃子はそこから動かないように言い含めようとするが、姫華はバランスを崩して下に落ちたため、桃子は慌てて姫華の下に入り、頭を負傷しながらも助ける。
そして姫華の無事を確認すると「無事でよかった」と言って姫華を抱きしめ、「マニュアルなんてどうでもいい」とつぶやいて、姫華に「お姉さんのこと大嫌いでいいから聞いて。人に物を投げてはいけません。それから何よりも危ない事をして自分を傷つけるのは、もっといけません!」と怒ると、姫華は泣き出す。
姫華が泣いている所に華絵が帰ってきて、華絵が「あなたを訴えます。あなたみたいな人をよこした柳さんも同罪ね」と話していると、柳がやってきて、桃子のクビを求める華絵に「このたびはご満足の行く保育をする行う事ができず、申し訳ありません。私どもの監督不行き届きです。今後このような事がないよう指導いたしますので。まだ未熟な所はありますが、杉崎桃子はリトルスノーの大切な社員です。彼女をクビにすることは出来ません」と話すと、華絵は「私の影響力を持ってしたら、あなたの会社を潰すのなんて簡単なんですからね」と怒る。
しかし柳は「杉崎、帰るぞ。早くしろ」と言って、華絵には「ご期待に添えず申し訳ありません」と頭を下げて桃子と家を出ていくと、姫華が出てきて「お姉さん!ここ(頭)痛かった?ごめんなさい。ママ、お姉さんね、下で抱っこして助けてくれたの。お姉さん、ごめんなさい」と謝る。
帰り道、柳は桃子に「勘違いするな。私は君を守ったんじゃない。リトルスノーを守っただけだ。今日のようなケースは誰を行かせても、どのみちクレームは来る。そこで社員をクビにした所で、先方からの理不尽な要求が終わる訳ではない。最初から毅然とした態度で問題を処理する。それが私の責任の取り方だ・・・言い忘れたが、その細腕でよく5歳の子供を受け止めたな。クレームだけで済んで、本当に良かったと思ってる」と話すと、桃子は笑顔で「ありがとうございます!私、頑張ります。ちゃんとリトルスノーの一員になれるように」と話すため、柳は「リトルスノーの一員か…ちょっと付き合ってほしい所がある」と言い出す。
その日は朝比奈の妻・小雪(松島花)が亡くなって3年経った命日の日で、朝比奈は娘・小春(鈴木梨央)とお墓参りに行こうとするが、小春は「私は行かない。ママはお墓にいる訳じゃないから。お墓に行くと思い知らされるから。ホントにもうママがいないんだって。一人で行って来れば?」と言うため、朝比奈は一人でお墓参りに行く。
すると、柳と桃子もやってきて、朝比奈は桃子に小雪の事を話し出し、「リトルスノー」は柳が小雪の夢を形にするために付けた名前であり、柳は「リトルスノーは、俺たち3人の大切な居場所なんだ」と打ち明け、朝比奈は小雪のお墓に向かって桃子の事をを新しい仲間だと紹介する。
その頃、桃子の実家では、優樹が桃子の勤務先を見つけて・・・


というような内容でした。

※私は、原作は未見です。

今回の親は、モンスターペアレントであり、クレーマー??
子供を甘やかしているのが目に見えて分かって、母親自身もかなり勘違いしている感が凄かったので、
前回はモヤモヤしながら観ていたけど、今回はかなりイライラしながら観ていました(いずれにしろ、観ていて精神的には良くない感じ)。
一番「あぁ、もうダメ」と思ったのは、桃子の額に血が付いているのに、桃子が大丈夫なのかを確認せずに娘が泣いているからってすぐに怒り出したシーン・・・・・・
その後の柳さんの「本当の顔」が現れなかったら、暴れる所でした

クレーマーには「最初から毅然とした態度で問題を処理する」
最近何かのドラマでも学んだような・・・
(「リスクの神様」とか「アイムホーム」でも、初期対応の大事さが描かれていたかと)

マニュアルをきっちり理解した上で、基本的にはマニュアル通りに、そしてマニュアル通りに行かない場合はクレームが来ないように気を付けて・・・ということなのでしょうかね。
マニュアルに書いてある内容って、保護者と取り交わす契約書とかにも書いてあるのかな?
もし万が一の事態があった時に「この通りに我が社ではしている」という事で、訴訟対応も出来るようになっているとか、そういう感じなのですかね。
その事をもっと桃ちゃんに丁寧に教えてあげれば、桃ちゃんだって分からない子ではなさそうなものだけど、でもまぁ最初から例外ばかりを教えていたらダメっていうのもあるでしょうから・・・。
まぁ、とにもかくにも、柳さんからもようやく桃ちゃんがちょっと認められたようで良かったです

桃子は、母・兄・姉にはあからさまに差別を受けていたけど、父親の方はそれに分かっていながら助けてあげていなかったのですね・・・。
来週はいよいよ見つかって兄に対面してしまうようだけど・・・
(この場面だけ倍速で飛ばしながら観たい気分だけど、リアタイ視聴しているとそうもいかず)
朝比奈と健介(もこみちくん)が桃ちゃんを守ってくれるかと思いきや、健介はまだ桃ちゃんとそんな感じではなさそうなので、朝比奈と柳さんが桃ちゃんを守ってくれる感じになるとか・・・!?
朝比奈と健介と桃ちゃんの三角関係かと思っていたけど、まさかの柳さんも参戦!?
それはないか(笑)

でも、めぐみによると、桃ちゃんは小雪に似ているとの事。
というか、よく出てくる朝比奈と小雪と柳の3ショット写真では、「柳と小雪」が良い感じに写っているように見えるのは、私が柳の「中の人ファン」だからでしょうか!?
柳も小雪の事が好きで、そんな小雪に似ている桃ちゃんの事を柳も気になる・・・そんな展開を勝手に想像してしまってスミマセン
別にそういう展開を望んでいる訳ではないのですが、今回を観ていたら、なんだかそうとも思えてしまって、「ん!?」と思っていました

・・・というか、そんな事でも考えてないと、桃ちゃんメインで観ていたら可哀想過ぎて、いたたまれない気持ちになってしまうので・・・。
そんな見方で観続けてもいいでしょうか・・・・・・(誰に聞いているんだ
観続ける「諸事情」って、スゴイですね
でも、子育てをしている人以外にも幅広く観てもらいたいのだろうから、こういう目的で観る人がいてもいいってことなのかな(勝手に都合よく考えてスミマセン


「リトルスノー」の名前の由来が分かったし、柳と朝比奈の関係性も分かったし、
あとは桃ちゃんが少しずつ成長して、朝比奈父娘が少しずつ和解して、
「桃ちゃんの家族に関しては、やんわりと」・・・になれば観やすいと思うのですが、どうなるのかな?

____________

最後は、今回は柳さん&演じている直人さんについて、ファン目線になりますが、もう少し書きます。

柳さんが主人公なのでは!?と思う位、柳さんがたくさん出ていてビックリしました!
直人さん、お忙しい中、本当にお疲れ様でした
おかげさまで、見どころ満載で、時々「ぐっ・・・」と奇声を押し殺しながら観ていました
ダンナがPCを見ながらだけど、耳ではドラマを時々聴いているらしく、そんな中でさすがに変な声を出すわけにもいかないので
観終わってから、ダンナが「フジッキー、デレてたね。ツンだけじゃツンデレじゃないからね」と、ツイッター上で賑わせていた「ツンデレ」ワードと同じ言葉を発していて、笑ってしまいました

私の一番のツボポイントは、
会社に「保育士が若すぎる」とクレームが入って朝比奈と言い合いになった時に、「俺は考えを曲げるつもりはない」と言い放った時の怒ったお顔
大半の視聴者が「柳社長、なんか嫌な奴」と思って観ていたであろう時に、「いやぁ~やっぱり直人さんのこのキリッと、ピリッとしたお顔が美しくて好きなのよ~」って思ってしまい、ニヤニヤしていました

柳さんの好物はオムライス!!
嬉しそうに食べていたのが、これまでとギャップがあって、これまたキュンポイント
ドラマ「初/体/験」から13年。フサちゃんは真智の横で、美味しそうにオムライスを食べてビックリされていましたね
柳とめぐみも、お互いに理解しあっている感じだったので、良かったなぁ~って思いました♪

「勘違いするな」は、柳さんの口癖なのでしょうか!?
たぶん5回、言っていました。
「勘違いするな」連呼とツンデレぶりを観ていたら、ちょっと「ぶっぶっぶちょお!!」って心の中で叫んでしまっていました
柳さんは、一見するとメンドクサイ人だけど、実は色々な事を考えていて、でもそれを悟られたくないという・・・そんなメンドクサイ役も結構私は好きです(笑)

舞台もライブもあるので、このドラマでは多くの出番は望みませんが、最終的に「良いドラマだったな~」と思えるような展開になる事を、切に願っています!

←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら

____________

「海辺のカフカ」ニューヨーク公演の初日は、カーテンコールで大盛況だったようですね
キャストの方が、5階席までスタオベだったとツイッターでつぶやいてくださっていました。

初日公演前のインタビュー等が、NHKとTBSで放送されていたようですが・・・
NHKは、朝の7時台は観ていなくて、BSは我が家は映らないから観ることが出来ず・・・。
TBSは、「あさチャン」は何故か予約をスルーしてしまっていて観ることが出来ず、「Nスタ」は北海道はローカル放送の時間でした

でも、ネット上で視聴したりレポを見る事ができたので、もうご存知の方は多いと思いますが、いくつかリンクを貼っておきます。
・NHKニュース&動画(こちら
・JNNニュース動画(こちら) ←直人さんの音声入り
・記者会見ルポ(New York Weekly Bizさんより)(こちら) ←直人さん、りえちゃんにツッコミを入れてる(笑)
・記者会見の舞台裏(New York Weekly Bizの記者さんより)(こちら) ←「話し方もスマートで、すべての言葉1つ1つに意味を持たせるほど、“深い”感じがしました。」と書いてくださり、ありがとうございます!!

・公演の様子について、共同通信社より(こちら

まだ3日ありますが、初日のご成功おめでとうございます!!
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