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ひつじ瞑想中…

羊好きが高じて、NZに羊の勉強をしに来ています。
NZでの生活で発見したこと等、NZらしく適当に発信しています。

North Land 旅行3 バスツアー予備知識 24th Aug 2006

2007-04-18 22:18:29 | 旅行記
ノースランド滞在2日目は、AWESOME ADVENTURES NZが主催する
Cape Reinga via 90 Mile Beachツアー(NZ$99/Person)に参加することに。
日本のように至る所に電車やバスが走り、サービス数も多いと言う訳ではないNZでは、
自家用車のない旅行者のために、見どころ満載の気の利いたツアーが
あらゆる観光地で開催されています。
一つ一つの観光地が広大な上、それぞれが離れた場所に点在していることが多いので
こうしたツアー(ほとんどの場合バスツアー)はとっても便利

しかも競合する会社も多いので、複数のツアーを吟味し、自分に合った物を選べます。
さらに大概のツアーでは、バスがホステルの前まで迎えに来てくれる!
もちろんホテル前で降ろしてくれる!

また、多くのツアー会社はYHA割引が効くので、予約する時に&支払いの時に
YHA(ユースホステル)メンバーズカードを提示すると良いことあります

今回のバスツアーの日程は、
①Kauri Forest(NZだけにある巨大なナンヨウスギ‘カウリ’の森林をお散歩)
②モーニングティー(英国文化には欠かせない!!)
③Cape Reinga(レインガ岬、NZ北端の岬)
④砂浜でランチ(自分で買う)
⑤Giant Sand Dunes(巨大な砂丘でサンドボード)
⑥90Mile Beach(90マイルビーチの波打ち際をバスが疾走する
⑦Ancient Kauri Kingdom(巨木カウリを使った工芸品屋さんの見学)
⑧Fish & Tips休憩(自分で買う)
と言った感じ。

バスに乗っている間も、バスの運転手さんがガイドも兼ねてお話しをしてくれます。
NZのバス運転手さんはよく働きます。そしてとってもフレンドリー

以前、Down Townに行くのにバス停で路線バスを待っていたら、
回送バスの運転手さんがタダで街まで乗せて行ってくれたよ

NZは道路も広く、人間も大きいので、バスも広く長いです。
そのため、乗り心地はとっても快適バスで10時間の旅行でも快適

それに、窓の外にはひつじや牛が一杯いるんですもの
よく観察すると、鹿やラマ、アルパカ、ダチョウにも出くわします。
NZでのバス旅行、とってもオススメです。

North Land 旅行2.5 パイヒア番外編 23rdAug 2006

2007-04-15 15:34:32 | 旅行記
ワイタンギのマラエ前で素敵な声がしたので、何かしら?と思って見たら
鳥でした。Tui(トゥイもしくはチュイ)です。

胸元の白い飾り羽が特徴の、NZ特有(と思われる)の鳥です。
ハトくらいの大きさはある。
用心深くてあまりじっくり姿を見ることができません。

春の好きなところの1つに、動物や鳥たちが元気に動き回る様になることです。
恋の季節ですね

Tuiはビールの銘柄にもなっているくらい、NZ人には馴染みのある鳥です。
ただしビールのデザインのTuiはちょっとコワイ。

鳴き声は
フヘホヘホハヒフー…キーッキーッ…コッカキッ…
など、ひとり(一羽)で数種類の声を出してます。
器用です。芸術です

Tuiという鳥がいることに関してはずっと知っていたのだけど、
なかなかその姿を観察したり撮影したりすることができなかったので
ここで見つけた時は夢中で追いました。


だから時間がなくなって、自然保護区まで歩き回ることができなくなっちゃったの。

でも初めてTuiの美しさをじっくり見れて、歌声まで聴けて、大満足でした。

他にもNZ Wood Pigeonという世界最大級のハト(なんとニワトリ大!!)
も見られたし、ワイタンギに来て本当に良かったよ

North Land 旅行2 パイヒア 23rdAug 2006

2007-04-11 23:20:27 | 旅行記
パイヒアの街並みを2枚の写真に撮って、無理やりつなげてみました。

お昼過ぎにパイヒアに着いた後は、歩いてパイヒア探訪と、ワイタンギ条約記念館
(Waitangi Treaty Grounds)へ。
パイヒアからワイタンギまでは海沿いの道を歩いて20分くらい。
ワイタンギとは、先住民族のマオリと侵入者の白人達が
平和に共存していく事を目指してワイタンギ条約が結ばれた土地です。
ニュージーランドの歴史上、とっても意味のある場所です。

そんな土地柄のせいか、街にはマオリの伝統的なトーテンポールみたいな物も。

何に使われているんだろう???

ワイタンギ条約広場はとっても広い。

とっても広い公園の中に、条約記念館(Treaty House)やカフェ、
戦闘用カヌー(マオリ名Whare Waka,英語名Canoe House)、
マオリ集会所(マラエ)などがあります。

戦闘用カヌー

船尾部 
でっかいです。長いです。迫力あります
そして、手の込んだ彫刻が素晴らしい

船頭部
なんとなんと、その大きさ30m!!そして80人乗り!!
毎年2月のワイタンギデーには、実際に海に出て儀式もやるそうです。
いつか見に来たい。

カヌーハウス

条約記念館

建物の内部には条約に関する資料や、昔のNZ国旗(マオリが使ってた物?)など
ちょっとした博物館のようになっています。


マラエ(マオリ集会所)

外見だけでも、その彫刻が本当に素晴らしい。

門構えの横にある彫刻

門構えの頂点にある彫刻
舌を出すのは威嚇の意味、光る目はパウア貝が使われているから。
赤い色は、昔はクジラの血を混ぜた塗料を使っていたからと
聞いたことがあるけれど、現在はそんな事はしていないと思う…。

マラエの内部
内部も彫刻や、伝統の模様で壁が埋め尽くされています。

内部はこんな感じ

柱の彫刻。かなり芸が細かいです。

周囲の壁は幾何学的な模様でいっぱい

模様の一つ一つは、このように植物の繊維で編みこまれているのです。

参考に…
マオリの女性たちは、フラッグというラン科の硬い繊維を持つ植物を
編んで、かごや腰ミノ、マントなどを作りますが、
その模様も多種類あり、どれも芸術作品でした。

フラッグ NZには至る所に生えています

写真ばかりになってしまいましたが、Waitangi Treaty Groundは
一見の価値の充分にある素晴らしい施設でした。
ビジターセンターからカヌーハウスまでの道も、ネイティブブッシュの中の
ウッドデッキになっており、見るにも歩くにも気持ち良かった。


ホストパパはあまりオススメではなさそうだったけれど、ここは来て良かった。
もっと時間があれば、歩き回って近くの自然保護区やマングローブ林に行けたのに
ゆっくりじっくり観て、写真撮って、1日が終わってしまいました。

North Land 旅行1 オークランド~パイヒア 23rdAug 2006

2007-04-08 19:35:22 | 旅行記
NZ滞在も残り約1週間となった頃、2泊の旅行に出掛けました。
行き先はノースランド(North Land)地方。
オークランドの北側の、NZの超北端のあたりです。
パイヒア(Pahia)に滞在しながら、ワイタンギ(Waitangi)や90マイルビーチ、
レインガ岬(Cape Reinga)、カウリ(KauriというNZの巨木)の森を訪れる
という予定です。

8月はNZでは春先なのですが、オークランドは天気が変わりやすく
寒いくらいなので、ノースランドという海辺の町に行くのに
お天気のことがとっても心配でした。

しかし北島の中でも北端に位置するノースランドはNZの中でも
とても暖かい地方でお天気も良く、観光客も多く、バス代も高い…

初日はオークランドからバスに4時間揺られてPaihiaへ。
NZは路線バスも長距離バスもとても大型で、
(特に長距離バスは)運転手も大きな男の人が多いのだが、
パイヒアまでのバスの運転手さんは珍しいことに、
スラリとした美しい女性でした。

オークランドよりも北側は、山がちな土地なので
女性の運転手さんは大きなハンドルを右に左にぐるんぐるん回して
なかなか大仕事そうでした。

長距離バスで移動中は、なぜか10時頃に必ず休憩が入ります。
なぜって、それはモーニングティーの時間だからだよ。
イギリス風のお国柄なんでしょうね。

上の写真はPaihiaの海です。
Paihiaは海辺の小さな町で、静かなリゾート地のようでした。
長期滞在には飽きてしまいそうだけど、素敵な町です

北島+α旅行 続・オークランド帰郷 14th/Aug/06

2007-02-01 22:29:44 | 旅行記
Wellington駅7:30発の列車に乗るために、前日のうちに徹底して片付けと準備を
済ませておかねばなりません。
シングルルームならともかく、バックパッカーやユースホステルの大部屋に泊まっているから
早朝から電気をつけるわけにもいかないし、ビニールのカサカサという音にも注意を払う。
必要以上に部屋を出入りするのも控える。
…でもこういう気遣いって、日本人だけしかしないらしい、とも聞きました。

さて、午前5時半頃に起床し、同部屋の他のバックパッカーさん達を起こさぬよう
モゾモゾと着替えて、荷物もまとめてダイニングルームへ。
↑↑↑暗い中でこれをやるのは慣れるまでは大変。

朝早くにバックパッカーをこっそり出るのは慣れているので、前日の内に
荷物をまとめ、部屋を出易い準備はしておき、懐中電灯も枕元に置いておく。
アラームはポケットに入れ、とにかく迷惑にならないようコソコソと支度をしました。
が、部屋を出る際に、親しくなった同部屋のロシア人の子にSee You!と声を掛けられた。
あらっ、ばれてたわね…。


6時頃から簡単な朝食を摂っていると、やはり同じ様な行動をしているご夫婦がいました。
同じ鉄道でオークランドまで行くことも判明。
朝食中に少し話していたら、なんとなんとタクシーで駅まで一緒に乗せていってくれました。
しかもお金は要らないよって!!!

NZの人って、本当に皆さんこんな感じで優しくって人懐こいです。

しかもオークランドに着いて、私はバスで帰るわ~と言っていたら、
Wellingtonで出会ったご夫婦をオークランド駅まで車でお迎えに来ていた人が、
私も一緒にホームステイ先まで乗せていってくれました

初めて会った、みすぼらしいビンボー旅行の一日本人にここまでしてくれるなんて…。
旅行も楽しかったけれど、こんな素敵な人々との出会いがまたたまらない。

ホームステイ先に約1週間ぶりに帰宅すると、
ホストパパとママが満面の笑顔でハグして迎えてくれました。
最高ね、この瞬間。

ま、パパはいつでも「帰ってこないで良いよ~」と一言言ってくれますが。

そんな素敵なホストパパとの写真です。
私の誕生日の時に、彼の自慢のガーデニングが施されたお庭でのBBQの写真です。
誕生日をあらかじめアピールしていたら、BBQパーティを開いてくれた上に
3種類くらいのパパの手作りサラダと、HAPPY BIRTHDAYの飾りつけ、ケーキまで用意してくれた!!

こんなホストファミリーの方々なので、クリスマスは相当すごいみたいです。
今年はNZでクリスマス迎えたいわ~



北島+α旅行 オークランド帰郷 14th/Aug/06

2007-01-24 23:49:25 | 旅行記
WellingtonからAucklandまで快適なオーバーランダー(鉄道)の旅でしたが、
実はなかなか大変なこともあります。

それは早起きしなくてはいけないということ
Wellington発は午前7:30です。早いっ!
NZの人々はあまりお仕事の要領が良くなかったりもするので、
チェックインに時間がかかることも大いに予想できます。
いや、時間がかかるに違いない!くらいの信念ですが。

ウェリントンで泊まっていたYHA(ユースホステル)はモダンで安くて綺麗で
テパパ(博物館)もスーパーも目の前で…と、かなりのお気に入りですが、
唯一の難点は駅から遠いということ…。と言っても歩いて15~20分くらい。

別に普段、ぶらぶらする分には適度な距離で良いのですが、
なにぶん旅行の時だと大荷物だから、それを抱えて駅まで20分歩くのは
なかなか大変。ビンボー旅行にタクシーなんて使えないし。
バス使えば安上がりだけど、NZのバスは時間通りに来ないことも普通。

ならば7時半の次の列車に乗れば?と日本では考えられるけれど、
一日に一本なんですよー。しかもそんな早くに出発なのに、
オークランドに到着するのは19:20。約12時間…。
場合によってはバス使うより遅い…。実際、順調に走っていても
脇を走るバスやらトラックやらに軽々抜かされて行っています。

実際は30分くらい到着が遅れました。他に鉄道は走っていないのになぜ?!

でも、快適な鉄道旅行なので、私としては12時間かかっても全然気にならない。
むしろ楽しんでいます。
よく考えたら12時間って、成田⇔オークランドと同じくらいの所要時間だっっ!
でも飛行機よりずっと快適で楽しい。

12時間何をしているか?というと
・4時間近くは寝ていた
・途中トンガリロでの1時間休憩
・景色を楽しみつつ、編み物にもいそしむ
うん、充実した鉄道旅行だ。


上の写真は、ウェリントンの海岸沿いにあったオブジェの1つ。
こういう楽しげなオブジェが沢山あると、普通の道路でも辺りを見回しながら
楽しく歩くことができて、飽きなかったし疲れも感じなかった。

北島+α旅行 ウェリントン 続・街なか散策 13th Aug 06

2007-01-22 22:01:06 | 旅行記
ウェリントン 海岸沿いの夕闇




海沿いにある小さな広場。寝そべったり、ただ座って休んだり、
読書したり、子供と遊んだり、ランチを食べたり皆さん思い思いに楽しんでいました。
コンクリートじゃなくてウッドデッキという所がまた魅力的です。
単なる広場だけど、現実の喧騒を忘れられる空間で、幸せになりました。


ビルの間に何か球体の物が浮いている!!


正体はこんな素敵なオブジェでした。
NZの象徴でもある、シダの葉をかたどった物です。
まさにSilver Fern(木生シダの一種で、All Bracksのロゴ)。


帆をかたどったクイーンズ・ワーフという広場。
周りには博物館や小さな劇場のような物もありました。

クイーンズ・ワーフの片隅で、海軍の皆様の生演奏が聞けた!!

他にもたくさんの魅力的なオブジェがありました。
今思えば、全て写真に収めておけば良かったな。
当時は割と当たり前の光景になっていて、珍しさもあまり感じなかったのよね。
んー!!!もったいない。

夜は早めのご飯&NZ白ワインでひとりホケ~っと過ごした後は
夜景を観に再び海沿いへ。


これも興味深いオブジェの1つ。
赤・青・黄色の大小3種類のスコップがついており、水が溜まると傾いて水を落とす。
一番上からちょろちょろと水が出ており、小さなスコップに溜まって、
こぼれた水は中くらいのスコップやその下の大きなスコップに溜まり、
それらの水が溜まってまたスコップが傾いて溢れる…。
同じことの繰り返しのように見えるのだけど、スコップからこぼれる水は
どこに落ちるか予想できず、不規則な動きをずっとしていました。

…そして周りは水びたし~






北島+α旅行 続・ウェリントン~オークランド 14th/Aug/06

2007-01-18 20:18:01 | 旅行記
オーバーランダーに乗った感想は、それはそれは美しかったです。
8月で真冬の北島だったのも良かったのかもしれないけれど、
トンガリロ近辺はスキー場も点在する山岳地帯。
なので、列車が進むにつれ窓の外は雪景色になったり、再び緑の大地が出てきたり。
南島のトランツアルパインやトランツコースタルより、むしろ楽しんできました。

上の写真は、途中ランチ休憩をしたNational Park駅(トンガリロ国立公園駅)です。
天気が悪くて、どこにMt,Ruapehu Mt,Ngauruhoe Mt.Tongariroがあるのかワカラン…。
(※トンガリロ国立公園はルアペフ・ナウルホエ・トンガリロの3連峰から成っています)

それにしても、さすがに真冬のNZの山の上は極寒でした。そりゃスキー場だもんね。
小さな山小屋のようなレストハウスは、軽食を求める人や暖を取る人でぎゅうぎゅうでした。

NZは一般の家庭でもレストランでも、暖炉が置いてあることが多いのですが、
このナショナルパーク駅のレストハウスも暖炉がありました。
暖炉があると言うことは当然燃料も必要な訳で…

駅のホームに薪が積んである。しかも斧も無造作に置いてある!!
日本だったら刃物をそんな所に置いておくなんて…と問題になるかもしれない。
やっぱNZってのんびりしてる
斧がこうやってむき出しに置いてあっても、犯罪と結び付けることは無いみたいね。


オーバーランダーの車内風景です。
一番後ろは皆でワイワイできるソファ席になっていました。

NZの列車は自由にデッキに出られるので、外の風景も撮影できます。
しかしトンガリロ近辺の雪景色の写真はありません。
寒くてとても外に出る気になれなかったんだもん。
今思えば勿体ない話なのだけど。でもデッキは小さいので、絶景の場所では
人があふれており、どちらにしろ良い写真は撮れなかったと思う。

列車はトンガリロを過ぎ、オークランド南部のハミルトン付近にさしかかると
風景はNZらしく、牧場だらけになります。

デッキから撮ったNZの風景です。

{/arrow_t/右手奥の山にいるのはホルスタイン(乳牛)たち。
羊よりもお金になるらしく、北島では羊をやめて酪農に転じる農家が増えています。

山のてっぺんにいるのもホルスタイン。北島は南島に比べ、山がちな
牧場が多く、こういう風景が普通です。もの凄い斜面に牛がいたりもします。

バスでも列車でも、移動中は延々こんな風景が広がっています。
これを退屈だと思う人はNZ国内旅行は辛いかも?飛行機での移動が良いかもね。
この風景を心行くまで楽しめる私には最高なんだけど。最も意見の分かれる所ですね。

また別の農場。牛はジャージー(乳牛)か肉牛か…。ホルばかりの農場より
こんな茶色い牛が適当に混ざっている方が多いです。

最近のNZの流行です。奥に見えるのは肉牛牧場だけど、
手前はシカ牧場です。羊の値段が下がり、農家は乳牛や、シカを飼う様になっています。
鹿肉はVenison(ヴェニスン)といって、やや高価ではあるけれど、
もう一般に知れ渡っています。脂肪が少ないのに柔らかで、ヘルシーと評判。
ミルフォードで頂いたお肉はもの凄く美味しかった。

雄のベルベットに包まれた様な袋角は、中国では漢方として高く売れるのよ。
NZのシカの袋角が中国に渡っているかは解らないけれど、ビジネスの可能性は広い。


北島+α旅行 ウェリントン~オークランド 14th/Aug/06

2007-01-16 22:08:16 | 旅行記
思っていた以上にWellingtonでの滞在を楽しんだ後は、泣く泣くAucklandへ。
でも実際は、オークランドに帰るのも、ちっとも寂しい訳じゃなかった。
またあの素晴らしいホストファミリーと一緒に過ごす日々が待ってるし

Wellington~Auckalndへは、電車orバスor飛行機で
行く方法があります。
今回私が選んだのは、電車で帰るという手段。

値段はどの手段を選んだとしても、大差ないと思うのだけど、
その中でもやや高めの電車を選んだのは大きな理由がありました。
それはWellingtonとAucklandを結ぶ北島唯一の長距離列車が06年9月いっぱいで
廃線になってしまうから

NZで国内旅行をする際に一般的な公共交通手段はバスですが、
他に長距離列車が3路線だけ走っています。
1)北島Auckland⇔Wellingtonを結ぶOverLander号
2)南島Christchurch⇔Greymouthを結ぶTranz Alpine号
3)南島Christchurch⇔Pictonを結ぶTranz Coastal号
この3路線は全てTranz Scenic(トランツシーニック)社による運行です。

2のトランツアルパイン号はアーサーズ・パスといった有名なトレッキングコースも通り、
景色の美しさでも有名な渓谷鉄道です。いつでも観光客でいっぱい。日本人もいっぱい。

3のトランツコースタルは2に比べればあまり知られていないのかもしれないけれど
南島東海岸沿いを走る素敵な列車です。
途中ホエールウォッチングやクレイフィッシュ(伊勢えび)で有名な
カイコウラにも停まります。

1のオーバーランダーは北島の大都市を結び、途中に世界遺産でもある
トンガリロ国立公園を通ります。
上の写真はオーバーランダーの1両目。年季入ってるわね…。

秋に南島を3週間旅行した際に、2と3の列車に乗りました。
前評判の通りとても美しい景観でしたし、座席も広々で、快適そのものでした。
どちらかと言うと2より3のトランツコースタルの方が自分の好みでしたが。

NZのバスや列車は、NZ人が大きいせいなのか、席自体が大きく日本人には広々。
その代わり、隣に座ったNZ人が異様に太っていたり大きかったりすると
やっぱり窮屈です。その辺りは運に任せましょう

北島+α旅行 ウェリントン 街なか散策 13th Aug 06

2007-01-13 20:23:45 | 旅行記
ウェリントンでのフリー3日目は、特に予定も決めずのんびり歩き回ることに。

翌日にはオークランドに帰らねばならないし、ウェリントンの街並み・空気・雰囲気を
存分に楽しみたかったから。

ウェリントンはWindy Wellingtonと呼ばれるように風が強く、
首都ということでお堅い街というイメージもあり、あまり楽しめないかな、とも思っていたが
ふたを開けてみたらビックリビックリ!!

海岸沿いにはよく整備された遊歩道もあり、街の至る所に芸術的なオブジェがあり、
無料の博物館や展示室もたくさんある!!

非常に文化的な街で、ただ歩いているだけでも飽きることがなく、
ちょっと疲れたら至る所にあるカフェやバーで一休みもできる。


カフェで朝食にいただいたフレンチトーストとアイスチョコレート。
美味しいことは言うまでもないのだが、量が多過ぎ。トースト1.5枚残してしまった
2人で1つくらいが日本人にはちょうど良いですね。
NZのホット/アイスチョコレートはとても濃厚で、幸せになれます


港町なのでヨットもいっぱい。数ではオークランドに負けるけれど、
ヨットまでの近さと海の綺麗さではオークランドよりも見応えあります。


先進国の首都とはいえ、綺麗な海がすぐそばにある!!



海岸沿いにあるオブジェ。
写真では解りにくいが、先端にたくさん穴の空いた棒がグルングルン回って
四方八方に海水を振り飛ばしている。動きが不思議で、しばし見とれました。
お昼前後の決まった時間にしか動かないので偶然に見れてラッキーでした。
動いていない時はただの棒なので、見落とす可能性大。