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ひつじ瞑想中…

羊好きが高じて、NZに羊の勉強をしに来ています。
NZでの生活で発見したこと等、NZらしく適当に発信しています。

羊の産卵

2010-09-10 21:18:09 | ひつじ
今週から本格的に羊の出産始まりました

前から始まっていたのだけど、大学の羊はたぶんほとんどの子が
研究対象だから、ある日突然どっさり産まれたりする。

変な痛々しい実験とかはやってないよ!!!

成長曲線を観るためにはお誕生日を揃えなくちゃいけない場合があり
そのために排卵の周期を揃えていたりするのだよ

今週から始まったのは双子ちゃんのお母さんたちのパドック。

もちろん研究対象です

子羊ちゃんの行動とお母さんの行動などなどを観ています。
楽しいし可愛いし。でも実はドロンコですがね…

今日は産まれたてほやほやの子羊を発見

『黄色くてぬるりとしている』子羊の意味解ったよ。

まだ羊膜が残っている、と言う意味なのだけど

見た目は『溶き卵をくぐって登場!!』といった具合。

何て英語で表現するのかよく解らなかったので、
『ジューシーだね』と言ったら笑われた。ちょっと独特過ぎたかしら。


そしてCast Sheep(未遂?)ついに発見!!
Cast Sheepとは、妊娠後期もしくは羊毛どっさりになると
羊さん、ひっくり返って起き上がれなくなる状態の事です。

カメみたいなの

今日発見した子は頑張って自分で起き上がりましたが
時間が経ってしまうと体がしびれて、起こしてあげてもしばらく呆然としているらしいです。

羊、尻もちつく体勢に弱いのよ。
だから毛刈りされている時はおとなしくしているのです

こんな楽しい『どなたかの研究のお手伝い』は一か月くらい続くので
週に一度だけお手伝いさせてもらう事にしました。

わーいわーい


天丼

2010-08-26 05:55:16 | ひつじ
腱(骨と筋肉をつなぐヒモ)は

英語で

tendon

という。


もちろんアキレス腱は

アキレス天丼

強くなれそうです。


実際はアキレスはァキリーズと発音し、リーに強勢が付きます。
http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin/lsdproj/ejlookup04.pl?opt=c&dicmode=voice&query=30034%2Ewav&eng=Achilles%20tendon

余談ですが。

すい臓は

パンくれ明日  (pancreas)

敢えて迷変換は訂正しません。

実際はパンクリアすに聞こえるかな?
http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin/lsdproj/ejlookup04.pl?opt=c&dicmode=voice&query=11292%2Ewav&eng=pancreas

アキレス腱とか膵臓とか、
そんなマイナーな英単語知ってるのって
何だかカッコ良さそうなので、
ぜひぜひ自慢してみて下さい。

ただし『腱』や『すい臓』自体、日本語ですら話題になり難いのでは?
という懸念も無きにしも非ずですが

そこは頑張って話題作りに励んでください

放牧の科学

2010-07-22 21:12:05 | ひつじ
NZはみどりいろ。
草が生えているから。

放牧で動物を育てるのって楽で良いな~って思っているー?

私、思ってたよ

でも実際、放牧はなかなか奥が深~~~~いのよ。

雨に恵まれ、冬でも(北島は)温暖のため、一年中草が生えているからこそ
放牧が出来る訳だけど、本当にきちんと管理しようとしたら、
きっと慣れるまでとっても大変。

というのは草の伸び率が一年中同じというわけではなく、
春先にボーボー生えてくるけどその時期は出産直後でまだお母さん牛たちは
あまり食べられなかったりするわけで。

秋~冬の妊娠後期は栄養要求量が多いのに、お腹が大きすぎてあまり食べられなかったり、草自体があまり生えてこなかったり、
生えていたとしても春先の栄養たっぷりの柔らかい草じゃなくて
繊維質が多くて栄養がなく、あまり美味しくない草になっていたり

動物種によって最適な草丈と言うのもいろいろ決まりがあったり、
もちろん草の品種の占有率も成長に影響を与えるし、
冬に雨の多いパの街近辺では、草地が傷むからあまり放牧させられなかったり
春先の美味しい草をサイレージにして保存しておいたり
ある程度草地の一角(パドック)の草が食べつくされたら、別の一角を解放するとか
春先の草の成長の前に出産しちゃったお母さんのために草地の一角を冬の間放牧させずに取っておいてあげるとか
意外にもぬぼ~っとしているようで、羊も鹿も『好きな草』をこのんで食べるとか、
放牧させっぱなしにして草丈が短くなり過ぎると草地の回復に時間かかるとか、、、

いろいろ大変。

少なくとも机上で勉強した範囲では『大変そう』。
目からウロコのこと、いっぱいでした


でもNZ人、とってもアバウトだから、
一般的なファーマーは適当に回していると思うけどね

それでも動物育つもん…

おそらくきっちり草地を管理しているのは大学および研究機関くらいだと思うけどー。

なかなか放牧もバカにできないでしょー笑


理屈っぽくて面白くない日記でごめんなさいね

読んで頂き、大変とってもどうもありがとうございました。

真相

2010-07-17 09:11:54 | ひつじ
○羊

9月頃からパの街近辺で子羊出産シーズンが始まります。
7月中旬・下旬ころから牛も出産シーズンなので、NZのファーマーたちは
忙しい日々を迎える所です。

大学の農場でも羊、産まれますよー。

生まれたての羊とお母さんに関する行動調査が行われるらしく
人手が足りないようであれば、お手伝いさせてくれるかもしれません。
わーい♪

まだ産まれたての子羊を見たことがないのだけど、
フィールドテクニシャンの方はあまり産まれたての羊が好きじゃないっぽい。
可愛いじゃんっ!!!と聞いてみたら、
『君は子羊が白くてふわふわの状態で産まれてくると思ってるの?!』
と言われてしまった。確かに産んだ直後はそりゃね…

彼の話によると
『産まれたての子羊は、黄色くてぬるりとしている(yellow and slimy)』
のだそうです…  

きゃーーー


楽しみにしています、黄色いヌメッとした羊にいつか会えるのを


○鹿

先日、大学内の鹿ファームにお散歩に連れて行ってもらいました。
鹿は水に浸かったり泥んこまみれになったりするのが好きらしい。

そしてやたらと土を掘りたがる性質もあるので、
フィールドは不思議な地形になってボッコボコの部分もあります。
彼らは羊たちと違って遊ぶのが好きなんだそうです。
羊たちは食べてばっかりです

6-8月頃は雨の多いパの街なので、鹿ファームも泥んこ。
鹿、喜ぶ♪

鹿たちが通る道を歩いていたら
見事に泥にはまって動けなくなったよ…
何とかテクニシャンの方に救助してもらったら、
長靴が泥んこにハマったままになり、またスタート地点からやり直し~~~

人間(私)は相当、分が悪かった…


○勉強

7月から後期が始まったわけですが、前期と違い講義はなし。
ひたすら宿題をこなす日々なのです。

そして気付いた。

つまらん………

なので鹿ファームのお散歩に連れてってもらったり
羊ワークのお手伝いに連れてってもらったりしています。
そうしたらお勉強にも(ある程度)身が入るようになりました。

この前は大学の羊の妊娠チェック(超音波)と背脂測定のお手伝い。
背脂測定なんてのもあるのね。

双子ちゃん妊娠中のお母さん羊たちは、大体8mmくらいの背脂でした。
一番凄かったのは22mm。ブタ並み?

9月以降、黄色いぬめりとした羊のお仕事のお手伝いがあるかもしれないから
ちゃんと計画的に宿題終わらせねば。。。




そうそう、産まれた子羊・産んだお母さんの行動調査が
どうやら面白そうです。

「子羊はお母さんを認識できるか?」とか
「子羊を10m離した時に、お母さんはちゃんとやってくるか?」とか。

単に子供をきちんと産むという事の他に、良いお母さんであることは
羊にとっても大事な要因なんですよー

育児放棄された子羊がいたら私が寮で育てたいんだけど。
「芝刈りおよび自動たい肥作成装置」というポジションを与えれば許可降りるかしら?

なんと。

2010-06-04 10:15:23 | ひつじ
羊は

寒い冬じゃなくて

夏の方が毛がよく伸びるんだよ~ (一般的に)


メリノ種はあまり季節の影響を受けないので、

一年中(たぶん)ふっさふさ。

最高級の毛を生産する上に、季節差がないなんて。すごいぞメリノ

でも外見はイマイチなんだな…


リサーチ初日@羊農場 後半

2010-05-16 11:34:22 | ひつじ
羊たちの体重測定後、大学に戻る際もなかなか面白い風景を見つけました。


NZ的・交通渋滞


写真が撮りやすいよう、運転していたテクニシャンの方が車を寄せてくれました。(車内から写真撮ってるのだよ、モーターバイクを運転している人のことじゃないよ)


モーターバイクの人が気づいて道を譲ってくれました。それにしても羊、大きい!!


すぐ右のパドックへ移動させる所だったようです。

仕事しているのか?!と見えなくもない牧羊犬たちは、きちんと仕事していますのよ。
例えばもっと身軽で移動に慣れていない羊が脱走することが多々あるのだが、そういう時は走って羊の前に出て(たぶん)、正しい道へ連れ戻す(たぶん)のだよ。

牧羊犬の力は偉大です

NZに牧羊犬がいなかったら、そこらで野良ひつじ・野良うしたちが国土を闊歩していたかもしれない。オーストラリアのカンガルーのように。

ちなみにこの羊たち、繁殖用の雄羊。大きな個体は100kg近くになるようです
体重測定していた女の子たちは、大きくても53kgくらいだったのに

帰り際、今は使われていない大学保有の農場に立ち寄って来ました。


毛刈り用プラットフォーム。上から電気バリカンが吊るされる。ここでは一度に8匹?毛刈りができるということになる。


写真では解りにくいのだが、外のパドックから集められた羊たちは写真の奥で待機し、①の小部屋に少しずつまとめられ、②のゲートからさらなる小部屋へ移され、③のゲートをくぐって前の写真のプラットフォームで毛刈りされ、別のゲートをくぐり④の部屋へ移ると、階下へ続く斜面になっていて、毛刈り後の羊が再びパドックへ戻される、という流れです。

これ、毛刈り小屋のシステムを知らない人が足を踏み入れたら、何が行われているかと恐怖に感じる様な気がするよ。
実際、この施設はまだ新しいらしいが、すぐ隣に古い施設があって繁忙期に時折使うらしいのだが、もっと施設自体が古いから、ちょっとコワイです

サンプル採取

2010-04-17 17:19:48 | ひつじ
この前の木曜もまた羊の某サンプル採取でした。

ただ今回は(文章にすると)かなり強烈なので、
食事中の方や排泄に関するお話が苦手な方は読まない方が良いですよ~

サンプル=糞だったのです、今回は。

大学時代もそんなことやっていたので、全く気にならないのだが。

が。

が。

なかなかのインパクトでした、NZ式?サンプル採取。


1)ラテックスのディスポ手袋をはめる

2)指先の消毒をする

3)羊の直腸から直接サンプル採取!!!=肛門に指を突っ込む⇒掻きだす

以上です。

採取したサンプルは個別にケースに入れて、個体番号を記入して
その後分析するらしい。寄生虫のチェックらしいです。

そんな愛らしいお仕事を、いつもお世話になっている準教授の方と
やって参りました。

が、

実際私が採ったサンプルは5点くらいで、
別のテクニシャンの方が来たので、私はサンプル名を書く方の仕事に回ったけどね。

なかなか良い経験でした…。


大学時代は7頭の羊の小屋に落ちていた糞だったか、
代謝箱(個別のケージ)の床に落ちた山羊の糞を採取した気がするが、
さすがに何百頭の羊を個別にケージに入れる訳にもいかないし、
フレッシュなサンプルを採るためにはベストな方法なのだけど。

始める前に、準教授から『とてもショッキングだよ』と言われていたけど
確かにオドロキだったわー

それでも羊たちに囲まれて仕事していられるのは楽しいのです。
臭いし、顔がかゆくなった時に困るけど、でも楽しいのだよ。


農業って牧歌的なイメージあるけれど、
実際は糞まみれなんて日常茶飯事です。


クリスマスに乾燥させた羊の糞の粉砕・分析をやろうと(大学3年)、
フレッシュな牛糞を頭から浴びそうになろうと(NZワーホリ時代)、
糞で詰まったドブ掃除しようと(AUS養豚場時代)、
もう気にならないの

それでもまだ牛の直腸検査の経験がないのが甘いか???

ばっちいお話ですみませんでした。

でもこんなこと教えてくれる人、たぶんあまりいないでしょ~?
ということで許してね 別に教えてもらいたくなかったって???

羊のHandling

2010-04-14 15:49:57 | ひつじ
先日、羊の採血のお手伝いに行って参りました。

朝7時半頃には大学の農場に到着していたのに、すでに始まっていた。
というよりだいぶ片付いていたのかも?

よくよく見てみたら、大学のお偉い教授陣の方々までもつなぎ着て
羊にまたがって、和気あいあいとチャキチャキ採血をしていたよー!
いつも机の上で論文を書くのに忙しい方々なのかと思っていたので
新鮮なおどろきでした。

今までNZ・AUSの農場で出会った若者たちは、力任せに動物を扱うので
イライラさせられることが多かったが、
大学の関係者はさすがに動物の扱いに慣れており、動物へのストレスも最小限に抑え、静かに効率良くお仕事をされていました。

この『静かにチャキチャキと』仕事をするってことが、若者にはできないのよね。
人間が荒れる⇒動物も荒れる⇒人間、さらに荒れる⇒動物、さらに荒れる…の悪循環になるだけなのに。若さってコワイわぁ~

朝から採血のお手伝いをされて行かれた教授陣の方々の仕事っぷりは本当にカッコ良かった
多少お腹がつっかえてつなぎのファスナーが上がっていなくても、惚れ惚れするほどカッコ良かった

『好きなタイプ』のカテゴリに、『動物のハンドリングがカッコ良くできる人』って加えておこう

で、お陰さまで私に残されていたお仕事は少なく、30分ほど採血のお手伝い、その後は血清分離(上澄みを取り分けるだけ)等のお手伝いをして11時過ぎには大学に戻って来ちゃったよ。
こういうお仕事、理想的だわ。動物に戯れつつ、バイオもかじっているっぽくて。
単なるファーマー業はさすがに飽きることがあるのよね…

日本ではマウス10数匹の血液の処理、NZでは羊数百頭の血液の処理で
結局やってること同じだけど、だいぶスケールアーーップ!!


明日もまたお手伝いに誘われたので行って参ります。

カッコ良いハンドリングの写真でも撮れるかしら。

緊急バイト

2010-04-10 11:50:24 | ひつじ
先日ひつじの体重測定でお世話になったテクニシャンの方から連絡があり

今度の火曜日に羊の採血のお手伝いをさせてもらえることになりました

ワタクシ、ひつじ大好きの上に、採血も好きな作業なのだ

羊の採血はやったことないけど、あの毛は邪魔じゃなかろうか???

しかもPaid workなのですよ!!!

なので緊急で銀行口座開きました。…今頃

いったいいくらバイト代がもらえるのかは謎ですが

羊とお仕事できるのは嬉しいので、楽しみです。

左足踏まれないようにしなくちゃ…。まだ少しだけ痛みがあるけど

火曜日には完治していることを祈ります。

そして水曜は学校のインターナショナルサポートスタッフの人々の計らいで

ウェリントンまでのバスツアーに行って参ります~

なんとなんと$15で往復のバスに乗れるのよ。

ウェリントン滞在時間はかれこれ3時間くらいと短いけれど

おしゃれなカフェとテパパ(国立博物館)くらいは行けるかしら。

思いのほか色々と用事が入り、勉強時間が少なくなってしまったスクールホリデーです

リサーチ初日@羊農場

2010-04-05 13:22:36 | ひつじ
3月末日、記念すべきリサーチ初日を迎えました

農場は大学から南東へ1.5時間ほどドライブした所のMastertonという街。
パの街と違って晴れの日が多いらしいです。

この日も快晴。さすがに晴れの早朝は寒かったが

私のリサーチのテーマは
『若い女の子(羊)たちの交配前~出産までの体重・体系の変化および交配率・妊娠率・堕胎率・出産率ナドナドの関係を調べる』…のかな?そんな感じ。

実際は何も実験らしきことはせず、3月末から10~11月くらいまで?ちょくちょく農場へ出向き、
観察・体重測定・交配準備・妊娠チェック・記録などの繰り返しです。

リサーチは大学の農場のテクニシャンの人が毎回運転・指導・記録等をしてくれるので、
羊を扱うのは割と初めてでも大丈夫

そしてマスタートンの農場は若者ファーマーのトレーニングらしきことが行われているらしく、Kiwiの若者たちも数人お手伝いしてくれました。


で、この日は交配前の体重測定の日

体重測定はもちろん一頭ずつデジタルの体重計で行います。



大学時代、研究室でひつじ7匹を飼っており、毎月体重測定をしていました。

しかもその方法は…

麻袋の四隅にロープを通したものをばねばかりにひっかけ、羊のお腹に麻袋を通して、
男の子2人が外の階段の2階から引っ張りあげて、空中に浮いた羊の体重を読む、
という超ハイテクな方法

さすがに1000匹の測定をこのハイテク技術でやるのは無理…

体重測定もブタの時と全く同じで、

①パドックから動物を連れてくる。

②体重測定用に設けられた待合パドックに動物が詰め込まれる。

③20頭位ずつ適当に追い込んで、体重測定用の列に並ばせる。
④1頭ずつ体重測定。
⑤終わった子は別の待合室へ
といった流れ。

臆病な動物相手だとなかなかこれが大変。逃げ回ったり、わずかな隙間から脱走を試みたり、逆走したり
そんな子たちを押さえつけるから余計に動物にストレスになって暴れるようになったり。
なので落ち着いて静かに必要最低限の力でさっさと処理するのがベストなのです

が、、、

オージーもそうだったけど、Kiwiの若者たちも粗野でさー…

必要以上に腕力を使いたがって、羊をひっくり返したりするのよね。

そういうことすると動物も怪我するし、人間も怪我するし、動物たちは興奮するし、余計な時間がかかるだけなのよ~

それで思い通りに動物が動いてくれないと八つ当たりして叩いたりするしー

お陰さまでそんな粗野な若者たちにも慣れてしまったよ。


で、テクニシャンの人が体重計に個体番号(耳にタグが付いている)とボディコンディションスコア(体格の指標)を入力するのだけど、これまたタグの番号が読みにくい…

体重計に羊を一頭ずつ誘導しつつ、番号を読み上げるお手伝い担当だったのだけど、
969とか186とか、上下がよく解らない上に、羊も動くし、頭では6と解っているのに
SixのことをThreeって言ったりと、なかなか大変。

英語でいくつもの数字を記憶しておくことなんてできないってことが解ったよ…
私が覚えておいた番号の羊の次に控えていた子が先に体重計に乗っちゃったりと、この難しさ?はやってみないと解らないよ~。

でも常に羊毛に触れていられるのは幸せ

そしてまず数字のお勉強が必要だわ、私…

最終的に測定したのは何故か999頭だったのだが、テクニシャンの方がとても親切な方で私も助かりました。
私がヘンテコな数字を読み上げても、怒らず冷静に笑って直してくれたよ…。


待ってる羊たち


必要以上に詰め込み過ぎると重なってしまう


999匹測定するのに、8時から始め、途中30分前後のお昼休憩、終了したのは2時半でした。
Kiwi若者たちは途中何度かティーブレイクを取っていたけどね、もちろん。

でもさすがに若者たちがある程度、羊の追い込みをしておいてくれなかったら
ちっともはかどらないので、とても助かりました。

これ屋外だから、雨の冬とか最悪よね…。

まとめた羊の移動中、なかなか可愛い風景に出くわしたよ。
下のような所を右から左へ移すのだけど、



どういうわけか、3割くらいの羊は意味なくジャンプする。



あまりに可笑しくて、手ぶれしてしまった写真↓↓↓



ついでに?牧羊犬も興味津津っぽい…


別の場所で移動中もまだ跳んでる




羊の暴走を抑えたり、無理やり2頭体重計に乗る子を引っ張りだしたり、多少の力仕事もあったので、翌日は指・肩・背中が筋肉痛でした~