昨日からの雨も上がって、コレカラ全国的にお天気も回復してくるとのこと。
皆様も、お仕事に家事にと、お忙しくなさっていらっしゃる頃でしょうか…
「秋休み」明けのkirikouを、バタバタと見送ってから
録画しておいた今朝のニュースの中の、緒形拳さんの映像を観てきました。
この夏に放映された「帽子」屋さんを演じていらした姿を想い出しながら
その直後に語られたコトバに、聞き入っておりました。
今、私が印象深く思い出すのは…映画の中での、ギラギラした鋭い目つきの演技よりも
(題名が、どうしても思い浮かばないんですけれど…)
高橋恵子さんと共演していらした、ホームドラマでの親子の会話だったり
その飄々とした、肩の力の抜けたように見えるさりげない仕草だったりで
先ほどの「帽子」というドラマの中でも、職人さんの仕草を熱心に研究したり練習したり
鏡の前で「自分のこれまでの来し方を見つめる」シーンをなさっている様子などを観ると
「俳優さん」そして「演技」というものの厳しさや奥深さや
結局、そこに現れてくるのは「その人となり」なのかもしれないなぁ…と想いました。
いつでしたか「白野」(シラノドベルジュラックのこと?)というお芝居のチラシを見て
いつか緒形さんの舞台を観てみたいなぁ…と想っておりましたのに
叶わぬこととなってしまいました。
倉本聡さんの脚本のドラマ「風のガーデン」が最後の作品になったとのこと。
インタビューの中で
『老いとは闘うものではなく、仲良く連れ添っていくものだと思っています。
シナリオにもあったように
「今を生きる。過去でもなく、未来でもなく、今を生きる」みたいな…』
そのようにおっしゃったそのままに
「今を一生けんめい生ききって、風のように逝ってしまった」のでしょうか…
さて…
我が家の大切な主人公のkirikouクンについてのアレコレは
書き出したら、それはもうキリがありませんけれど…
行く予定にしていた床屋さんが、実はお休みで
さんざん迷った挙句、その階下にある美容室で(苦手なパーマ液の臭いにもめげず)
ア~ダコ~ダ言いながらも、「本人的にも納得の髪の長さ」に切ってもらうことができました。
療育センターでは、新しく担当してくださる心理士さんから
まずは「此処に来る理由を、お家の人から聞いてきましたか?」との質問を受けて
「う~~ん…別に…」と答えてから
先生の用意してくださった「得意なこと」「困っていること」などを記入するプリントに
頭をかきつつ、かなり苦労しながら何やら書き込んでいました。
検査の方は、3度目になる「WISC-Ⅲ」で
本人は「クイズのようなモノ」と思っているので、案外「やる気満々」です。
私も横で観ている中で行いますので
(こちらは、見ていないフリをするやら
kirikouも、ついつい私のほうを見やったり、アレコレ言ってきたりするんです。)
思わず笑ってしまいそうな「珍回答」やら、
「言葉そのものを知っている割には、意味が???」というような回答もあったりで
「WISC」の数字だけでは、おそらく計りきれない…
「姿勢がグズグズになったり」「先生の指示に対する態度」やら
その行動や答え方のほうが、とっても興味深く感じました。
どうも「周りの人が意識している困り感についての認識」と
本人自体が、「自分の困り感について気づいていない、意識していないらしい」ことのギャップが
大きな課題かもしれないなぁ…と、想った次第です。
「認知の偏りやアンバランス」とは、言いますけれど
彼らの特性や困り感を記述するには、
何かしら、もう少し違った意味での尺度(ものさし)のようなものがいるのではないかしら?
と感じるような、検査風景でした。
さらに「本人への説明」や「本人の気づきへの対応」などを
これから考えていく必要がありそうですね。
そして、今日から後期の授業が始まりました!!
私自身も、困ったことに「一夜漬けタイプ」なので、朝、目が覚めてから慌てて
今日持って行く「あゆみ」の『家庭からの連絡』の欄に記入する言葉を考えました。
ご参考までに、昨年4年生の時に書いたものと
先ほど記入したものを、ご紹介いたしますね!
『4年生になって、理科や社会に対する興味関心が出てきました。
イネを育てたり、自分でいろいろ調べたりして
積極的に学習する様子が見られてうれしく感じています。
また、自分の意見や思いがあるのと同じように
相手にも意見や思いがあることに気づき
他者とのかかわりの中で、それらを学び成長してほしいと願っています。
家庭では、生活リズム・習慣や家で学習することができるように、
声かけしながら見守っていきたいと思っています。』
『5年生になって、自分の意思や思い、やりたいことなどを
表現することが多くなりました。
一歩ずつ成長している姿も見られると同時に、
自分と自分以外の人との関わりにも気づきはじめているのでしょうか?
学校での様々な経験を糧にして、さらに多くのことを学んだり感じたりしながら
自分から行動していけるよう
家庭でも声をかけ、見守っていこうと考えています。』
まずは、メモ帳に下書きをしてから
夫やkirikouに聴こえるように、声に出して読んでみたりして
それから、できるだけ丁寧にゆっくりと字を書きます。
(大きな声では言えませんが…
実は、私も字を書くのが苦手で、なかなか綺麗に書けないんです。)
それにしても、「先生に提出する作文」は、なかなか気を使いますね。
「できていること」と「できていないこと」もきちんと見つめながら
上手に前向きに表現できたら良いんですけれど…
担任の先生からの「あゆみ」の中でのコメントも
ほんとうによくkirikouのことを見てくださっている事が、伝わってきていました。
先生やお友だちやいろいろな方々に囲まれて
「チョッと?変わった面白いヤツ」として、
これからもkirikouらしく、のびのびと成長していけますように~!!
ただひたすらに、祈っています。
そろそろ、今日のお話を終えるといたしましょうか…
スケジュール表の空き間を見ながら…
これから、横浜美術館で開催されている
「源氏物語の1000年」展に行こうかと想っております。
堀田善衛氏の「方丈記私記」を読んだ後に
改めて観る「源氏物語の世界」とは、いかなるモノでしょうか?
鳥になって見たり、男になって観たり、中世の女官になって観たり…
そんな一風変わった視点も愉しみつつ…お出かけしてまいりましょう。
そうそう、今年のいつの頃でしたか?
家の前の門柱の脇から、見知らぬ植物が生えてきていました。
夏頃に、目立たない花らしきものが咲いて
秋に入る頃、緑色の3ミリほどの小さな実をつけました。
そうこうするうちに、うっすらと紫色に色づいて
「もしかすると、これってムラサキシキブの実かしら~?」と気づきました。
どこかの鳥の、粋な置き土産だったのでしょうか?
皆様も、見え隠れするさわやかな秋空を眺めつつ
お心もかろやかに、お健やかな佳き一日をお迎えくださいネ!!
皆様も、お仕事に家事にと、お忙しくなさっていらっしゃる頃でしょうか…
「秋休み」明けのkirikouを、バタバタと見送ってから
録画しておいた今朝のニュースの中の、緒形拳さんの映像を観てきました。
この夏に放映された「帽子」屋さんを演じていらした姿を想い出しながら
その直後に語られたコトバに、聞き入っておりました。
今、私が印象深く思い出すのは…映画の中での、ギラギラした鋭い目つきの演技よりも
(題名が、どうしても思い浮かばないんですけれど…)
高橋恵子さんと共演していらした、ホームドラマでの親子の会話だったり
その飄々とした、肩の力の抜けたように見えるさりげない仕草だったりで
先ほどの「帽子」というドラマの中でも、職人さんの仕草を熱心に研究したり練習したり
鏡の前で「自分のこれまでの来し方を見つめる」シーンをなさっている様子などを観ると
「俳優さん」そして「演技」というものの厳しさや奥深さや
結局、そこに現れてくるのは「その人となり」なのかもしれないなぁ…と想いました。
いつでしたか「白野」(シラノドベルジュラックのこと?)というお芝居のチラシを見て
いつか緒形さんの舞台を観てみたいなぁ…と想っておりましたのに
叶わぬこととなってしまいました。
倉本聡さんの脚本のドラマ「風のガーデン」が最後の作品になったとのこと。
インタビューの中で
『老いとは闘うものではなく、仲良く連れ添っていくものだと思っています。
シナリオにもあったように
「今を生きる。過去でもなく、未来でもなく、今を生きる」みたいな…』
そのようにおっしゃったそのままに
「今を一生けんめい生ききって、風のように逝ってしまった」のでしょうか…
さて…
我が家の大切な主人公のkirikouクンについてのアレコレは
書き出したら、それはもうキリがありませんけれど…
行く予定にしていた床屋さんが、実はお休みで
さんざん迷った挙句、その階下にある美容室で(苦手なパーマ液の臭いにもめげず)
ア~ダコ~ダ言いながらも、「本人的にも納得の髪の長さ」に切ってもらうことができました。
療育センターでは、新しく担当してくださる心理士さんから
まずは「此処に来る理由を、お家の人から聞いてきましたか?」との質問を受けて
「う~~ん…別に…」と答えてから
先生の用意してくださった「得意なこと」「困っていること」などを記入するプリントに
頭をかきつつ、かなり苦労しながら何やら書き込んでいました。
検査の方は、3度目になる「WISC-Ⅲ」で
本人は「クイズのようなモノ」と思っているので、案外「やる気満々」です。
私も横で観ている中で行いますので
(こちらは、見ていないフリをするやら
kirikouも、ついつい私のほうを見やったり、アレコレ言ってきたりするんです。)
思わず笑ってしまいそうな「珍回答」やら、
「言葉そのものを知っている割には、意味が???」というような回答もあったりで
「WISC」の数字だけでは、おそらく計りきれない…
「姿勢がグズグズになったり」「先生の指示に対する態度」やら
その行動や答え方のほうが、とっても興味深く感じました。
どうも「周りの人が意識している困り感についての認識」と
本人自体が、「自分の困り感について気づいていない、意識していないらしい」ことのギャップが
大きな課題かもしれないなぁ…と、想った次第です。
「認知の偏りやアンバランス」とは、言いますけれど
彼らの特性や困り感を記述するには、
何かしら、もう少し違った意味での尺度(ものさし)のようなものがいるのではないかしら?
と感じるような、検査風景でした。
さらに「本人への説明」や「本人の気づきへの対応」などを
これから考えていく必要がありそうですね。
そして、今日から後期の授業が始まりました!!
私自身も、困ったことに「一夜漬けタイプ」なので、朝、目が覚めてから慌てて
今日持って行く「あゆみ」の『家庭からの連絡』の欄に記入する言葉を考えました。
ご参考までに、昨年4年生の時に書いたものと
先ほど記入したものを、ご紹介いたしますね!
『4年生になって、理科や社会に対する興味関心が出てきました。
イネを育てたり、自分でいろいろ調べたりして
積極的に学習する様子が見られてうれしく感じています。
また、自分の意見や思いがあるのと同じように
相手にも意見や思いがあることに気づき
他者とのかかわりの中で、それらを学び成長してほしいと願っています。
家庭では、生活リズム・習慣や家で学習することができるように、
声かけしながら見守っていきたいと思っています。』
『5年生になって、自分の意思や思い、やりたいことなどを
表現することが多くなりました。
一歩ずつ成長している姿も見られると同時に、
自分と自分以外の人との関わりにも気づきはじめているのでしょうか?
学校での様々な経験を糧にして、さらに多くのことを学んだり感じたりしながら
自分から行動していけるよう
家庭でも声をかけ、見守っていこうと考えています。』
まずは、メモ帳に下書きをしてから
夫やkirikouに聴こえるように、声に出して読んでみたりして
それから、できるだけ丁寧にゆっくりと字を書きます。
(大きな声では言えませんが…
実は、私も字を書くのが苦手で、なかなか綺麗に書けないんです。)
それにしても、「先生に提出する作文」は、なかなか気を使いますね。
「できていること」と「できていないこと」もきちんと見つめながら
上手に前向きに表現できたら良いんですけれど…
担任の先生からの「あゆみ」の中でのコメントも
ほんとうによくkirikouのことを見てくださっている事が、伝わってきていました。
先生やお友だちやいろいろな方々に囲まれて
「チョッと?変わった面白いヤツ」として、
これからもkirikouらしく、のびのびと成長していけますように~!!
ただひたすらに、祈っています。
そろそろ、今日のお話を終えるといたしましょうか…
スケジュール表の空き間を見ながら…
これから、横浜美術館で開催されている
「源氏物語の1000年」展に行こうかと想っております。
堀田善衛氏の「方丈記私記」を読んだ後に
改めて観る「源氏物語の世界」とは、いかなるモノでしょうか?
鳥になって見たり、男になって観たり、中世の女官になって観たり…
そんな一風変わった視点も愉しみつつ…お出かけしてまいりましょう。
そうそう、今年のいつの頃でしたか?
家の前の門柱の脇から、見知らぬ植物が生えてきていました。
夏頃に、目立たない花らしきものが咲いて
秋に入る頃、緑色の3ミリほどの小さな実をつけました。
そうこうするうちに、うっすらと紫色に色づいて
「もしかすると、これってムラサキシキブの実かしら~?」と気づきました。
どこかの鳥の、粋な置き土産だったのでしょうか?
皆様も、見え隠れするさわやかな秋空を眺めつつ
お心もかろやかに、お健やかな佳き一日をお迎えくださいネ!!