東日本大震災から4年・・・
今年は、絵本や児童文学に携わる方々の言葉をお聴きする機会がありました。
3月11日には、
日本ペンクラブ「子どもの本」委員会主催のシンポジウム
『いのちのかたち、生き方のかたち 3・11後の子どもたちの未来』
をお聴きして、絵本「希望の牧場」のモデルの吉沢さんから
いま、福島に暮らしていらしゃる方の生の声をお聴きして
また、子どもの本や絵本によって、伝えていくことについて
さくまゆみこさん、森絵都さん、朽木祥さんほかの方々と一緒に
「希望」と「絶望」を抱えつつも、それでもかすかなひかりを見出していくこと
「喜びも・・・苦しさも・・・ともに感じ、ともに分かち合うこと」
それができるのかどうか・・・
私にとっては、そのことを考つづけてゆくことの大切さと、
その課題の大きさを、共有することができたように想います。
また、3月21日に開かれた「子どもの本の日フェスティバル」のなかで
震災後、2012年3月にヨーロッパを皮切りに
2013年3月からは、日本各地で開かれた
「手から手へ展」の活動報告について
これまでの経緯や、これからのことなど
絵本作家さんや関係した方々の想いをお聴きしました。
これまでも、絵本や子どもの本として
子どもや大人たちに向けて届けられた数々の想いは
私にとっては、まだまだこれからも、ずっと考え続けたり
「いま、できることはなにか?」を問い続ける「大きな宿題」として
あらためて、私の手元に届けられたように感じています。