Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「会話のキャッチボール」・・・?

2009-02-09 11:56:07 | 子育て
昨日の青空が、恋しいほどに…今朝は、冷たいグレーの空が広がっています。

まずは、ソフトボールのご報告からいたしましょうか…


昨日は、風は吹いていましたが、陽射しの明るさがことのほか嬉しく
絶好の「スポーツ日和」になりました。


メンバー表に載せてもらいたい一心で、何とか仕度を終えて

焼いたベーコンを巻いた「ひとくちおにぎり」を数個ほおばって
さらにラップに包んだ3個ほどをポケットに忍ばせて…

おそらく9時10分には、練習に合流できたと想います。


「もう、あと一息」の課題は、まずは大目に観ながら
彼なりに「がんばって参加できている」ことを認めていきましょう!!


第3試合は、kirikouの所属している5年生と低学年中心のキッズチームが後攻です。

相手チームは、身体の大きな6年生中心で、投打のバランスも良く…

kirikouは、ライトの守備に入って、打順はトップバッターです!

相手のボールも早く「打てそうにない…」感じで、気持も押され気味ですけれど…

思わずバットを振ったところ、一球「大きなファウル」が飛びましたので

「タイミングさえ合えば、打てるよ~!!」と声をかけました。


…とはいえ、体力及び実力の差は歴然としておりましたので
残念ながらkirikouまで打順が回ることなく「0-18」で、敗退いたしました。

(ということは、ノーヒットノーラン?完全試合?)

次の第5試合のジュニアチームは
6年生6人を中心として、最後の公式試合に臨みました。

同じく後攻で、1回までは「3-3」で
バッテリーも、なかなか良いリズムでがんばっていましたが…

惜しいところでミスが出てしまい、だんだんと声も出なくなってきて
最終的には「3-19」で、負けました。


課題は、いろいろとあると想いますけれど…みんな良くがんばりました!!

その課題の克服に向けて、

これからも『元気に、がんばって~!』いきましょうね!!

監督、コーチの皆様からも
激励と今後に向けての、子どもたち自身の「自覚を促す」お声かけもありました。

来年の新6年生は、まず「キャプテンを、みんなで話し合って決める」との事。

親から観ると、まだまだ頼りなく思えることもありますけれど

子どもたちの自主性に任せていくことで

『一歩ずつ一歩ずつ、自分たちで考えて行動することができますように』

一歩ひいたところで見守りながら、応援していくことも大切なんでしょうね…


(その前に、我が家のkirikouクンとしては
「ソフトを続けるかどうか」の選択がありますけれど。)


サテ…昨日は、日頃のお疲れモード解消のために
おばあちゃんを誘って「お買い物と日帰り温泉コース」に出かけました。

(このところ、週末は、できる範囲で
「意識して」おばあちゃんと一緒に過ごすようにしています。)


嫁・姑といっても、ありがたいことに「お互いに余計な気を使わない関係」に近づいていますし
おばあちゃんも、まだ「ひとりで、たいていのことは出来ます」ので

お風呂の中では、それぞれ完全にマイペースに動いています。


昨日は、なぜでしょうか…(私の母親くらいの?)白髪のおばあさんが

「昔はこんな月夜には、灯りも使わなかったのよ」などと
話しかけていらして、もうひとりの(その方と私の間くらいの年齢の方と一緒に)

その方のお話を伺いました。


とっても、しっかりしたお話をなさる方で

「今は健康管理が仕事みたいなもので
食事と睡眠を大切にして、ストレスのない生活が一番なんだから。

つまらないことでクヨクヨしたり、怒ったりしないようにしているの。

いろいろ言う人もあるけど、そのまま受け取らずに
アチラにお返ししてしまえばいいのよ!

自分のご主人様は、自分なんだから
人にアレコレ言われたって、私の事は自分の想うとおりにしなくちゃ。」

それから「子育ての極意」やら「ゲームと脳」のお話やら

「何をするのにもイヤイヤするのではなく、楽しんでやらなくっちゃ。

イヤイヤ作ったご飯なんて、美味しくないし身体にも良くないんだから。」などと

それはそれは「多岐にわたる興味関心」について、語ってくださいました。

「良いお話をありがとうございました。」とお礼を申し上げて
少し「湯あたりしながら…」気分はさっぱりと一呼吸して、お風呂を出ました。


いやはや…「人って、ほんとうにオモシロいですね!!」


サテ…おばあちゃんを家まで送って、8時過ぎには帰宅しましたが

私は、スッカリのぼせてしまったのか、よっぽど疲れが堪っていたのでしょうか?
「kirikouと夫のやり取り」を、どこか遠くのほうで響くBGMのように聴きながら
布団に入って、いつしか朝まで眠ってしまいました。



そして、今朝のkirikouクンは、何とか目覚めて
「私の一冊…」の頃までは、マズマズの進行状況でしたが

今思えば、おそらく「チョッとしたことで、引っかかって」しまい

母と子の「ディスカッションタイム」になってしまいました。


私から「このまま、話し合いを続けるか?
今すぐ学校に行くか?選択したほうがいいよ。」と提案しましたが

彼にとっての「私に言いたいこと」を、どうしても伝えたかったのでしょう。


「お母さん、『言葉のキャッチボール』ってあるでしょう。

無視しないで、ちゃんと受けとって返してよ。」とか

「会話をしてよ。」と何度も言ってきました。


私からも「お母さんは、ちゃんと聞いているつもりだし

すぐには、返せないこともあるけど、無視してないし、あなたも少しは待ってよ。

あなただって、すぐには言えないことや人を待たせることがあるんじゃないの?

『無視』という言葉で、あなたが意味していることと
お母さんの意味していることが、多分ずれていて、
違っているんじゃないかと想うけど。辞書で調べてみたら?」と返すと

「辞書を出してよ。」と、エラそうに言ってきますから

「置いてある場所が分からなかったら、
『辞書は、どこにあるの?』と聞くんじゃないの?」と言いました。


そして、場所を言うと
kirikouの目の前に置いてあった国語辞典を開いて調べています。


マァマァ、その後も何度か『選択の提案』をしましたが

議論と意見と感情の表出?が、お互いに一時続いてから

「分かったよ…そういうことなら、ちゃんと言ってよ~!」と言い出しました。

とりあえず、「kirikouなりの納得が、多少なりとも得られた」のでしょうか?

一時間ほど遅れて、無事に
(といって良いかどうかは、意見が分かれると想いますが)


再度、kirikouから学校に電話連絡を入れてから、登校して行きました。


それにしても、
kirikouから「会話のキャッチボール」なんて言葉を聞こうとは!!


私としては、カナリの「ビックリモード」でしたし

いやぁ~!ソフトボールをやっていたことで

実際のキャッチボールの際の相手とのタイミングの取り方や、ボールの受け取り方、
その難しさなどについての経験をして

「会話という目には見えないコミュニケーションのキャッチボール」のことを

少しずつとはいえ、イメージできるようになってきたのでしょうか?


こんな「朝のひとコマ」の中で、kirikouの成長を感じることが出来ました。



私自身も、まだまだ出来ないこと足りないことが、たくさんありますけれど

親と子や夫婦、そして家族で一緒にいることの目的を
出来るだけ明確に意識することが大切なのでしょうか?


「自分で考えて、自分で選択し決定する。そして、自分で責任をもって行動する」

ことのできる人を育てる場として「家庭や家族」さらに「学校や地域社会」を
考えてみること。

そして、その目的のために、「親として、大人として、出来る限りの応援をする」

足りない部分は「支援をする=助け合う」ことが出来たら良いなぁと想いました。



サテサテ…なにやら大げさなことを申し上げてしまい

もっと、丁寧に言葉を尽くしてお話をしたいところですけれど

今日の午後は、kirikouの通級指導教室があります。


そうそう「担任者会」といって、
在籍校の先生が通級指導を見に来てくださいます。


ナンダカンダ言っても、横浜市は、日本の中では
とても「恵まれた教育環境」にあるということを、実感しています。


土曜日のNHKで「雇用のこれから」についての討論番組もありましたし
今朝のニュースで、地方財政の厳しさについてのお話もありました。

「国会の予算審議」の模様も、テレビから流れています。


限られた予算の中で、教育や福祉の充実を願うとしたら…

そのために、きっと私たち自身が負うべき責任というものもあるのでしょうか。


私自身が、まだ「学ぶこと」や「働くこと」そして「社会の中で生きていること」
について、言葉に出来るように模索している最中ですけれど



皆様おひとりおひとりの生活が、豊かで安心できるものになりますように!!

                          心より願うばかりです。



皆様も、お気持の和やかなお健やかな佳き一日をお過しになれますように~!!



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