Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

朝一番のセミの声・・・

2008-08-04 10:10:01 | 表現すること
今年、セミの声を初めて聞いたのは…
思うに熊本のお城近くだったような気もしつつ

先ほど、家の近くでも賑やかなセミの鳴き声が聴こえてきました。

「まさに、夏真っ盛り」の青空に
白い雲がソフトクリームのように、モクモクと伸びています。


kirikouは、まだフトンの上でゴロゴロとしていますので
私も、ほんとうに久しぶりにノンビリ波乗り気分で「ググッテ」参りました。



いつものように、自分のブログのトラックバックをチェックして

『クオリア日記』を覗きに伺います。

茂木先生は、金沢にお出かけのご様子で
『山中温泉 医王寺』をググッテ観ると…ありました!

ブログ「山中だより/山中温泉余話」のhigedebuさまの
『山中温泉医王寺「茂木健一郎先生講演会」 』デス!!


まず、眼に飛び込んできたのは「白い芙蓉のお花」
そして、お寺の本堂での講演のお写真です。

(ご紹介してもいいですか?のお返事をいただく前に書いてしまいましたが…
先ほど確認しましたところ、快諾を頂きました!!)


まだ、訪れたことのない「かの地」に思いを馳せてみるのも、楽しいひと時です。



それから、いくつか思いつくままに「こおろぎ橋」や「フェーン現象」を検索して…

手元にあった集英社の「青春と読書7月号」をチラッとめくってみます。

(先日、藤原英司さんのお書きになった記事を読んだこともあって)

日曜日の公開講座の昼休みに本屋さんに行って
「シートン動物記」シリーズの2冊「狼王ロボ」「ぎざ耳ウサギの冒険」を買ってきました。
皆様にお話したかどうか…たまたま何かの代休の日に
教育テレビの人形劇で「ぎざ耳ウサギ」のお話をkirikouと一緒に観たんです。

kirikouに本のことを話をしたら、ちょっと興味を持ったようでしたので
ひょっとしたら、そのうち気が向いたら手にとって読んでいるかもしれませんね。

おまけにもらった「ナツイチ」のストラップは
ナント!!サングラスをしている「スペシャル」です!

(これで、今年は4つ目のストラップです!!
オマケつきには、どうも弱い…私デス。   と言いつつお話が彷徨いだして…)


冊子をめくっていると「多田富雄」先生のエッセイがありました。

そして、検索の窓に打ち込むと…「松岡正剛の千夜千冊」に行き当たりました!

『免疫の意味論』という本について、またなんとも粋な…
各界の著名人が登場する座談会風のお話が載っていました。


またまた、読んでみたい本に出会ってしまいました!


そういえば…先々週の水曜日に松岡正剛さんのお話を伺ってきたことを
皆様にお話いたしましたっけ?

(歳のせいでしょうか?暑さのせいでしょうか?それとも、元々忘れっぽいのでしょうか???)

タイトルは「日本という方法」

映像資料も交えながらの、「知性と感性の織物」を縦横無尽に編み上げるがごとき…
ほんとうにすばらしいお話でした!!

終了後、持参した「知の編集工学」の文庫本と「脳と日本人」にサインをしていただいて
「先日は、クマグスのお話を伺って、大変おもしろかったです。」と申し上げますと

セイゴオちゃんねるは、観てますか?」とおっしゃって
「ハイ!千夜千冊もよくお邪魔いたします!!」とお答えして、握手をして頂きました。

そして帰りがけ、ついつい眼に入ってしまい…

(お話しの中にあった司馬遼太郎さんについてのくだりも
とても気にかかっておりましたので)

NHKブックスの「日本という方法」を購入しました。


(因みに、セミナーは『夕学五十講』で、
そのうちに講演記録もアップされると思います。)


その『夕学五十講』でお話を伺いました(このところ、特に注目している)
福岡伸一さんの文章のお話をしたいと、ずっと想っておりました。

木曜日の日経新聞の夕刊も、届くとすぐに読ませていただいておりますし
講談社の「本」は、できるだけ欠かさずに読ませていただいております。


そのわけは?といいますと…

「本」の7月号を読んで、

まさに「ビンゴ!!」「そうだったんだ!!」「やっぱり!!」と
ガッテンしたところだったんです。


その私の「驚きとウレシイ気持ち」をどんな風に書いたら
皆様にお伝えできるのか?

いろいろと考えては、みるのですが…

これって、ほんとうに「個人的な楽しさ」に属することのように想われて
アレコレと思いあぐねておりました。


「風が吹くと、桶屋が儲かる…」式の理屈になりはしないかと思案しつつ
お話いたしますと…


先日『「パドヴァ?」そして… 2008-05-30 』というお話を書いてから

その後『科学者のお話を聞く… 2008-06-28 』に書きましたように、
実際に、福岡先生のお話を伺ってきました。


その文章の流れるような柔らかな雰囲気のわけを知りたいと想っておりましたら…

「パドヴァ」から向かった先は、「ヴェネツィア」…

そしてその視線の先には、あの須賀敦子さんもご覧になったという
「コルティジャーネ」という、いわくつきの絵画があったんです。

そして、もう一冊の雑誌「文學界8月号」の対談の中で
「好きな作家は?」との川上未映子さんの問いに対して(以下引用)

福岡伸一さんが「一人挙げろと言われたら須賀敦子さんですかね。僭越な言い方ですけれど、読んでいて私ならこう書く、という箇所が1か所もありません。完璧な文章です。」とおっしゃっています。


推理小説の謎が解けた時のような…

ジグソーパズルの、ピースがぴたっと収まったときのような…

なんともいえない、安堵にも似た達成感のような…感覚が湧いてきました。


なぜ、そんな些細なことが気にかかるのか?

なぜ、そんなことにそれほどの関心を寄せるのか?

単なる理由や理屈では推し量れないような…
えもいわれぬ感覚や感情というものが、ときに湧き起こるもののようですね。


そして…私は私なりに、須賀敦子さんのお書きになったものから感じるものもあって

文章を「読むこと」と「書くこと」の奥深さを、またさらにつよく感じました。



まったくのシロウトの、どこへ行くともあてどもないつぶやきに耳を傾けていただきまして
ほんとうに、ありがとうございました!



どうやら、少し雲が広がってきたようですね…

北京でのオリンピックを間近に控えて、もう高校野球の全国大会も始まっています。


皆様も、時おり吹きぬけていく風を感じつつ

お心もかろやかに、さわやかなお健やかな佳き一日をお過ごしくださいネ!!


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