
お気に入りの暦も、いよいよ今年最後の一枚・・・
「師走」を残すのみとなりました。
先だってから、気にかかりながら、劇場で観る機会のもてなかった映画「舟を編む」を
DVDを借りて、昨日ようやく、家族と一緒に観ることができました。
昨年の春ころに、三浦しをんさんの原作の噂を耳にして、どうにも気にかかりつつ
結局、原作を読む前に・・・松田龍平さん主演の映画を観ることになりました。
一番に驚いたのは・・・やはり「辞書を作る」という作業にまつわる
ほんとうに様々な、コツコツとした地道なプロセスでしょうか?
映画の公式サイトにある「大渡海」作業工程によりますと
まず、1「用例採集(言葉集め)」とあり、その言葉を集めるのが
編纂にあたっている、まさに「ヒト」なんだなぁ・・・ということも
当たり前のことかもしれませんが、とてもおもしろく感じました。
15年という年月をかけて、辞書を作っていく経過を縦糸に
主人公を含めた、登場人物のいろいろな関わりや生きる姿を
横糸のようにして、物語に織り込んでいくことで
しすかな流れの中にも、生き生きとした…ヒトの暮らしが垣間見えたように想います。
映像から感じた、松田龍平さん演ずる主人公馬締光也のイメージが、とても鮮明なんですけれど
ぜひ、三浦しをんさんの原作を読んでみたいなぁと想いました。
このところ・・・私自身、言葉をめぐるあれこれが、どうにも気にかかってならなくて
「辞書を作る」ということに携わりながら、言葉と向きあっている方々がいらっしゃるということ
を、とても身近なヒトの営みとして、知ることができました。
さらに、ヒトにとっての「言葉」そして「言葉を使って、何がしかを伝えあう・・・」ということを
あらためて考える、機会になりました。
【松田龍平】
第38回報知映画賞にて、「舟を編む」で主演男優賞を受賞いたしました。皆様、ありがとうございました!
hochi.yomiuri.co.jp/feature/entert…
7月を迎え、twitterで多くの方が【上半期のベスト作品】に『舟を編む』を挙げてくださっています。ありがとうございます!下半期を終えた時には【2013年のベスト作品】として選んでいただけるよう、引き続きご声援よろしくお願いします。 pic.twitter.com/gIK8pPlkWB
『舟を編む』劇場用プログラムが明日から販売開始!映画に登場する辞書「大渡海」と同じサイズ、紙(辞書用紙)で作っており、130ページを越える大ボリュームのパンフレット!ameblo.jp/funewoamu/entr… #舟を編む pic.twitter.com/SzAtFbly8q
【妻夫木聡さん(俳優)からのコメント】
観終わった後、なんとも言えない心地よさが残った。日常の中で、口にしている言葉一つ一つがとても愛おしく思える、そんな素敵な映画でした。 pic.twitter.com/38GUuDQNWL
【各界の方々が編む、「驚き」「愛」「感動」の言葉】
著名人の皆さんから頂いた『舟を編む』へのコメントは、こちらのページでもう一度見ることが出来ます!
fune-amu.com/comment/index.… pic.twitter.com/s3be80eOFg
【山田洋次さん(映画監督)からのコメント】
このような映画がヒットしてくれれば日本映画は安心だ。
松田龍平君がすばらしい。 pic.twitter.com/SBT5tShqXG
本日5月9日は、馬締光也こと松田龍平さんの記念すべき30回目のお誕生日!15歳の時に「御法度」でデビュー、以来15年間映画俳優として37本の映画に出演!公開順で36本目、堂々たる主演作『舟を編む』、お誕生日記念に是非ご覧くださいませ! pic.twitter.com/Lwso5BAJKW